富士フイルム吉田南事業場 IMSの認証取得
富士フイルム吉田南事業場におけるIMSの認証取得の経緯と関係者の声を紹介します。
IMSの認証取得に向けて
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オフセット印刷用刷版材料(PS版)・処理薬品の製造、新製品の研究・開発、および電子材料、フラットパネルディスプレイ材料などの高機能材料の研究開発拠点である富士フイルム吉田南事業場は、「労働安全衛生(OHSAS18001)」、「環境(ISO14001)」、「品質(ISO9001)」の3つのマネジメントシステムを1つの「統合マネジメントシステム(IMS)」として構築し、ISO第三者審査登録機関である(財)日本品質保証機構(JQA)から認証を取得しました。
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富士フイルムでは、本社部門を皮切りに関係会社、神奈川事業場、富士宮事業場とIMSの認証取得を進めてきました。吉田南事業場は研究部門の比率が生産部門より高く、多くの研究部門があるのが特徴です。事業場の規模が小さいためIMS導入はスムーズに行くと考えていましたが、研究部門と生産部門とのIMSへの期待の違い、研究部門それぞれの文化の違いなどから、「IMSに何を期待するか」について議論が白熱する場面もありました。各IMS推進委員は自部門を越えた視点で納得するまで議論をし、根本的な課題をひとつひとつクリアしながら導入を進めてきました。神奈川事業場、富士宮事業場のIMS導入事例を参考にしながら、吉田南事業場なりの現場に密着したIMSの構築を目指して導入準備を進めました。
IMS認証取得はIMSの活用スタートの号砲です。ISOの基本精神であるPDCAを、円滑にかつフルスピードで回転させて、より賢く、鋭く、強く、素早く課題を解決すること――そのことが、富士フイルムの基本方針を具現するためのキーファクターになります。これから吉田南事業場の従業員全員が一体となってIMS活動を推進していきます。
富士フイルム吉田南事業場のIMS認証取得までの流れ
| 2010年 | 4月 | IMS活動の導入準備開始 |
|---|---|---|
| 8月 | IMS推進委員会/事務局 発足 | |
| 10月 |
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| 11月 | マニュアル0版発行 | |
| 2011年 | 3月 | 内部監査員教育(基礎編)実施 |
| 4月 |
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| 6~7月 | プレ内部監査実施 | |
| 9月 | 第一回内部監査実施 | |
| 10月 | 環品による事務局内部監査を実施 | |
| 11月 |
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| 12月 |
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※ 環品=富士フイルム 環境・品質マネジメント部
関係者のコメント
富士フイルム 吉田南事業場 IMS委員会委員長
![[写真]富士フイルム 執行役員 吉田南工場長 久村 讓](pack/images/acquisition_yoshi_img_03.jpg)
富士フイルム 執行役員 吉田南工場長
久村 讓
IMS推進委員会を中心に活動を行い、吉田南事業場もIMSの認証を得ることができました。IMS導入に際しては、枝葉末節にとらわれない、業務遂行のための有効なツールとして使えるシステムとすることを心がけました。
IMSはこれからが本格的な始まりであり、有効性を発揮させていく必要があります。課題を安全、品質、環境の3つの視点で見ることで、それぞれの問題点を明らかにし、PDCAを回すことで、課題遂行のスピードアップにつなげ、また業務改革のツールとして活用していきたいと思います。
富士フイルム 吉田南事業場 IMS管理責任者
![[写真]富士フイルム 吉田南工場 事務センター長 篠原 正泰](pack/images/acquisition_yoshi_img_04.jpg)
富士フイルム 吉田南工場 事務センター長
篠原 正泰
今般、IMSの認証を無事、取得することができました。IMS推進委員、内部監査員、事務局、惜しみない協力をいただいた「神」「富」「環品」の方々に感謝申し上げます。IMS推進委員が部門を超えた視点で本質的なIMSを議論してきたことが納得度の高い導入につながったと思っています。今後は認証フェーズから活用フェーズに移ります。IMSの仕組み・考え方を積極的に活用し、課題 遂行の質改善、ひいては業務改革の起爆剤へとつなげていきたいと思います。
富士フイルムグループ IMS推進事務局
![[写真]富士フイルム CSR推進部 環境・品質マネジメント部 技術担当部長 本田 孝篤](pack/images/acquisition_img_05.jpg)
富士フイルム CSR推進部
環境・品質マネジメント部
技術担当部長 本田 孝篤
吉田南事業場の統合マネジメントシステムは、2009年の神奈川事業場、2011年夏の富士宮事業場に続く認証取得であり、国内全ての生産拠点の認証が完了しました。従来から活動していた労働安全衛生もマネジメントシステムとして品質や環境と統合した認証取得となりました。全ての業務活動が効率よく全体最適化でき、今後発展し進化していくものと確信しています。
IMSでは先輩となる他の事業場などの活動を学び、吉田南事業場として活用しやすい仕組みへの工夫が実施されています。富士フイルム全体としてはグループ会社もほぼ全ての33社が2011年までにIMSの認証が完了しています。業務の中に標準化された改善の基盤が吉田南事業場を含め整備されたことにより、富士フイルムグループとして、更なる「お客さま満足度向上」を目指し、より一層の成果が期待されます。

