環境ラベル : 「PLATE to PLATE」アルミリサイクルシステム
「PLATE to PLATE」アルミリサイクルシステム
印刷会社や新聞社などで使用された当社のオフセット印刷用刷版材料「CTP版/PS版」を回収、主原材料であるアルミニウムを再利用し、同じ品質のCTP版/PS版を製造する「クローズドループリサイクルシステム(*1)」です。印刷会社や新聞社、アルミニウム回収会社、合金メーカー、圧延メーカーなどと協力して、本リサイクルを促進し環境負荷の大幅な低減を図っていきます。
- *1 品質の低下を伴わずに、同じ製品に再生するリサイクル。資源廃却を最小限にすることができます。
PLATE to PLATEの仕組み
当社グループ会社で、本リサイクルの推進窓口となる株式会社エフアールが、印刷会社や新聞社などと取り引きしているアルミニウム回収会社(*2)を通じて、当社製の使用済み「CTP版/PS版」を入手します。そして、協力先の合金メーカーが、使用済み「CTP版/PS版」を再生地金として生産し、さらに圧延メーカーがその再生地金を使って、純度の高い「CTP版/PS版」生産用アルミニウムコイルへと加工します。富士フイルムは吉田南工場で、このアルミニウムコイルを原材料に使って、高品質な「CTP版/PS版」を製造します。
- *2 当社製「CTP版/PS版」と、異種金属および微量金属成分が異なる他社製「CTP版/PS版」を区別していただく必要があります。
![[図]PLATE to PLATEの仕組み](pack/images/recycling_img_01.gif)
環境影響
オフセット印刷用刷版材料「CTP版/PS版」には、耐刷性や保水性、耐汚れ性など良好な印刷特性を確保するために、純度の高いアルミニウムを使用しています。そのため、従来はアルミニウムの新地金を使用してきました。しかしながら、アルミニウムの新地金を製造するには、新たなボーキサイト(アルミニウムの原料)が必要になり、また、ボーキサイトから新地金を製造する工程で大量のエネルギーを要し、大きな環境負荷がかかります。
本リサイクルしたアルミニウムを生産工程へ投入することで、アルミニウムの製造から「CTP版/PS版」生産までに発生するCO2量を、アルミニウム新地金を使用した場合と比較して最大63%削減(*3)できると考えています。
- *3 「CTP版/PS版」の原材料に、アルミニウム新地金を使用した場合と、使用済み「CTP版/PS版」を全て再利用して生産した再生地金を使用した場合との比較。アルミニウムの原料となるボーキサイトの精錬から「CTP版/PS版」製造までに発生するCO2発生量の削減効果を示しています。
実施要領
(1)対象
富士フイルム製CTP版/PS版 (使用済みなど製品として使えなくなったもの)
![[ロゴ]「PLATEtoPLATE」アルミリサイクルシステム](pack/images/recycling_img_02.gif)
現在のところ、当社製「CTP版/PS版」に、異種金属および微量金属成分が異なる他社製「CTP版/PS版」が混じると、同じ品質の当社製「CTP版/PS版」に戻すことができないため、分別していただく必要があります。ご協力をお願いします。
(2)マーク使用基準
マークの使用基準
- 当社製CTP版/PS版の「PLATE to PLATE」アルミリサイクルシステムに参画すること。
- 使用済み当社製CTP版/PS版の回収トレーサビリティーが取れ、当社CTP版/PS版製造工場(吉田南工場)に戻っている事が確認できること。
- 当社製「CTP版/PS版」に、異種金属や微量金属成分が異なる他社製「CTP版/PS版」と分別できていること。
(異種金属などが混入すると同じ品質の「CTP版/PS版」が作れない技術的な制約があります)