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中国植林ボランティア:エコ・プランティング・ダイアログ(2009)

 

エコ・プランティング・ダイアログ実施報告

[写真]エコ・プランティング・ダイアログ風景

「中国植林ボランティア活動」は、富士フイルム労働組合が社会貢献活動の一環として12年間継続している活動です。2006年からは、中国の現地法人である富士フイルム(中国)投資有限公司とも協働した取り組みとして、中国人の従業員も活動に参加するようになりました。

現在、この活動には、富士フイルム労働組合、中国の現地法人だけでなく、NPO緑化ネットワークを含む3者で取り組んでいますが、その目的を共有化し、今後の方向性を合わせる機会はこれまでありませんでした。

そこで、富士フイルム労働組合の呼びかけにより、2009年7月、中国・上海で「エコ・プランティング・ダイアログ」を開催しました。2日間にわたるダイアログには、富士フイルム労働組合から3名、中国の現地法人から5名、NPOから2名に加え、外部有識者として2名(内モンゴル自治区通遼市林業局の博士および、上海市外商投資協会の広報担当者)も参加し、活発な議論を交わしました。

ダイアログでは、「私たちは、なぜ中国内モンゴルにおける植林活動を継続していくのか」といった本質的なテーマから展開し、「さまざまな情勢変化の中で、今後も活動を継続し続けていくことは簡単なことではないこと」を参加者全員で認識、さらに「今回のダイアログをきっかけに、今後は3者が各々の立場のみで判断するのでなく、その時々の課題や問題点を共有し協力しながら、方向性を決定し、中国での植林ボランティア活動をより実りあるものとしていくこと」など未来に向けた共通の見解にもつながりました。

エコ・プランティング・ダイアログ参加者(敬称省略)

富士フイルム労働組合

天野 真幸 [前 中央執行委員長]

高橋 早苗 [副中央執行委員長]

金子 茂  [富士フイルム生活協同組合 部長]

富士フイルム(中国)投資有限公司

横田 孝二 [総経理]

徐  瑞馥 [副総経理]

史  咏華 [広報グループ 課長]

詹  軍栄 [広報グループ]

葉  剣薇 [広報グループ]

NPO緑化ネットワーク

北浦 喜夫 [事務局長]

大滝 隆司 [現地事務所長]

外部有識者

韓 秀麗  [内モンゴル自治区通遼市林業局 シニアエンジニア]

陳 卓婭  [上海市外商投資協会情報部主任]

参加者(NPOの担当者、中国現地法人の担当者および外部有識者)のコメント

[写真]参加者(NPOの担当者、中国現地法人の担当者および外部有識者)

エコ・プランティング・ダイアログ 感想

NPO緑化ネットワーク 事務局長 北浦喜夫さん

まずは、このような有意義な場を作っていただきました富士フイルム労組、およびホスト役を務めていただいた富士フイルム中国有限公司各位に御礼申し上げます。当会の10年におよぶ活動の中で、このように長時間にわたり、現場サイドのNPOとドナー側の労働組合・企業が、緑化活動に対する共通理解を深め、それぞれの参加目的やこれからの方向性を確認し合う機会は初めての試みであり、極めて貴重な試みでした。お二人のゲストをお招きして現地政府の取り組みや他企業、または経済界、中国国内の世情というあらゆる角度から我々の活動を客観的に考察できたことも特筆すべき成果だと思います。

富士フイルム労働組合および富士フイルム(中国)投資有限公司両者の、社会活動に対する真摯な姿勢には、改めて深い感銘を受けました。欧米に比べて、日本やアジアにおける社会活動はかなり立ち遅れていますが、こうした機会を重ねることで独特な社会活動のスタイルが構築されていくのではないかと感じました。これからの課題も具体的に浮き彫りとなり、当会も一層活動を広げ、深めていくために尽力して参る所存です。今後とも、よろしくお願い申し上げます。

エコ・プランティング・ダイアログ 感想

富士フイルム(中国)投資有限公司 副総経理 徐瑞馥

富士フイルム労働組合と富士フイルム(中国)投資有限公司が共催するエコ・プランティング・ダイアログは7月に上海で開催され、今までの内モンゴルでの植林活動の状況を振り返り、経緯を共有化した上、植林活動の狙い、実際の効果、今後発展すべき方向性などの問題について、参加者の間で真剣に議論を行いました。

富士フイルム(中国)投資有限公司は2006年よりこの活動に加えさせていただき、これまでの4年間で、関連会社の従業員を含めて30人強を活動参加することができました。この活動を通じて、1)従業員の環境意識向上、2)富士フイルムグループのイメージアップ、3)日中間友好交流の強化などの成果を収めることができました。しかし、このような活動は、長く続けることは大事であり、難しいことでもあります。今回のダイアログを通じて、各組織の現状の問題点や課題を整理でき、また、ダイアログにお招きした外部有識者の発言からもヒントを得て、今後も改善を行いながら、活動をもっと発展していく共同意識を達成することができました。

今回のダイアログは非常に意義があり、富士フイルム(中国)投資有限公司としては、これからも富士フイルム労働組合と協働しながら砂漠緑化活動を引き続き全力に取り込みしたいと思っております。

活動についての考え

内モンゴル自治区通遼市林業局 シニアエンジニア 韓秀麗さん

富士フイルムが中国砂漠で行っている長年の緑化活動に対し、有り難い気持ちを持っています。また、今回のようなダイアログを開催することから見ても、これからも活動を進行するという決心を感じさせられました。それも、企業の社会的責任に努めている会社の最優秀な形だと思っています。

会議では、今後いかにより多くの若手や女性に参加してもらえるよう、現在の緑化成果をよりよく経営するということについても、検討しました。通遼市の林業局としても、富士フイルムの緑化活動を支持し、現在の緑化成果を完成する経営体制を立て、富士フイルムが今後の砂漠緑化の治療への心配がないように、緑化用地に協力します。何年か後に、自分が植えた苗が立派に成長すること、緑化活動を楽しく見せるように、私たちもがんばっています。今後、草原ツア-などの砂漠観光を、現在の活動と組み合わせることで、富士フイルムの若い人も引き付けられ、通遼市に行きたくなるようになると思っています。

私は、この活動は、きっと成功すると信じています。

エコ・プランティング・ダイアログ 感想

上海市外商投資企業協会 情報部副主任 陳卓婭さん

今回、富士フイルム(中国)投資有限公司の招待をいただき、中国における多国籍企業の環境にまつわるボランティア活動を紹介させていただきました。また、日本の富士フイルム労働組合・富士フイルム(中国)投資有限公司・NPO緑化ネットワーク・内モンゴル通遼市林業局の方々と一緒に、内モンゴルにおける砂漠緑化活動の今後の継続的発展についての検討に参加させていただきました。

会議中、中国における多国籍企業の環境保護責任と「グリーン・トゥ・ゴールドー」の企業環境マネジメントを紹介いたしました。まず、多国籍企業の生産経営は環境に配慮すべきです。最も基本なのは、単なる研究開発・生産過程でのことだけではなく、その生産した製品も必ず環境に配慮するものということです。次はサプライチェーンと業界の環境保護責任を向上させ、より多くの企業の意識アップを努力することです。最後は、人への環境意識教育です。先に述べた2つの面でも、人ということが最も大事です。なぜなら、管理層・従業員・取引先・サプライヤーなどの社会大衆の日常生活は、全部環境とつながっているからです。

また、上海市外商投資協会が最近展開している「低炭素製造」という多国籍企業のケース募集活動も紹介いたしました。より多くの多国籍企業が環境に貢献する事を望んでおり、みんなの努力で「緑の万博」を作ろうと、3M・ATS・B&Q・富士フイルム・上海BELL・ソニー・BEKAERTの7社が共同で呼びかけを行っています。

会議の中で、自分が富士フイルムの砂漠緑化活動への敬意を表しました。12年も続いているこの緑化活動は、従業員に実体験をさせるだけではなく、中日の交流もこの活動を通じて深く強化してきましたから、富士フイルムが環境保護を重視する姿勢を感じました。近年参加人数が限られてきているとのことですが、ささやかな活動でも、ちょっとずつでも、年々の努力を重ね、小さな砂漠がオアシスになります。そして、参加した従業員が書いたブログを見ると、この体験式環境保護教育はかなり成功しています。生まれてからずっと大都会に住んでいて、砂漠まで足を運んでいない人は、大自然を保護する「緊迫感」を持てるわけがありません。

私も、いかにより多くの人にこの活動の重大意義を理解させることについて、考えました。例えば、会社のボランティアが砂漠で労作する姿・参加者とNGOの取材・当地の農民からの生の声などをビデオ撮りし、従業員・取引先・政府に放送します。こうすれば、会社にとってさらにイメージアップもできますし、ほかの従業員の参加熱情も向上させ、凝集力も固められます。その様なビデオを従業員自らが作ればもっと良いと思います。とりあえず感動的なビデオを撮ってみませんか?

そのほか、砂漠緑化活動での参加者と受益大衆との交流も強化するべきだと思っています。毎年の参加者は別々ですから、以前植林した場所を見学し、写真やビデオを撮り、参加した同僚まで送ります。自分が植えた小さな苗がもう立派に成長したことを見せることで、昔の参加者にも責任感と誇りも増加させます。そして、現地の農民が砂漠活動による生活の変化などの体験談を語るのも良い素材だと思います。彼らが最も期待しているところも理解したほうがいいと思っています。例えば、砂漠活動と現地の農民の生活ともつながり、砂対策の植生のほか、経済的な植物も植えたら、一石二鳥だと思います。

中国では、「善が小さきことを以って為さぬことがないようにせよ」という言葉があります。毎年の活動で、参加者も植えた木も限られていますが、環境にとって、10年、50年、100年と続けて、積み重ねれば、いずれ大きな変化を起こすようになると信じています。



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