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メディカルシステム・ライフサイエンス : 診断

 

[写真]

事業概要

[図]乳がん検査用デジタルX線撮影装置「AMULET(アミュレット)」

乳がん検査用デジタルX線撮影装置「AMULET(アミュレット)」

[図]医用画像情報ネットワークシステム「SYNAPSE」

医用画像情報ネットワークシステム「SYNAPSE」

[図]遠隔画像診断治療補助システム「i-Stroke」

遠隔画像診断治療補助システム「i-Stroke」

[図]患者さんの苦痛を軽減した「経鼻内視鏡」

患者さんの苦痛を軽減した「経鼻内視鏡」

富士フイルムの医療ビジネスは「診断」領域からスタートし、その歴史は1936年の「X線フィルム」の発売にさかのぼります。第二次世界大戦直後には、結核対策のためにX線フィルムの需要が急増するなど、その関わりにはとても深いものがあります。その後1983年に、世界に先駆けてデジタルX線画像診断システム「FCR(Fuji Computed Radiography)」を発表し、医療画像分野におけるデジタル化に大きく貢献。発売以来「FCR」は世界No.1シェアを誇っています。また、近年大学病院や大病院では、デジタルX線画像診断装置が、CRからDRに移行しつつありますが、富士フイルムはこの分野にも「FUJIFILM DR CALNEO」などの独自技術を活かした製品を投入しています。また、新興国市場に向けては、2009年に「FCR PRIMA」を投入し、好調に販売を伸ばすなど、競争力あるビジネス展開を行っています。

また、X線やCT、MRIなど病院でのさまざまな検査画像をコンピューター上で管理する医用画像ネットワークシステムも販売しています。

富士フイルムの「SYNAPSE」は、臨床現場での使いやすさと抜群の安定性で国内トップシェアを獲得。「SYNAPSE」の設置施設数は、全世界で3,000医療機関を突破しました(2010年3月末)。この市場は、ワールドワイドで成長しており、ProSolv社の買収(米国・2007年)、Empiric Systems LLC社の買収(米国・2008年)、北京天健源達科技有限公司の子会社化(中国・2008年)など、海外M&Aも積極的に行うことで、医療ITシステム事業の拡大をグローバルに推し進めています。

最近、注目される地域医療においては、2005年に診療所向けITネットワークサービス「C@RNA」を提供したのに続き、2011年には、「SYNAPSE」と連携し、iPhoneなどのスマートフォンを利用して脳卒中の救急医療をサポートする遠隔画像診断治療補助システム「i-Stroke」を発売。診療所と病院、病院と院外の専門医など、時と場所を選ばず医師の連携を可能にすることにより、遠隔医療・地域医療の発展に貢献しています。

内視鏡分野では、1984年に世界初のデジタル内視鏡を開発して以降、口から入れるときの嘔吐感がなく患者さんの苦痛を大幅に軽減した、鼻から入れる「経鼻内視鏡」をはじめ、小腸全域を観察でき、世界中で導入されている「ダブルバルーン内視鏡」、カプセル内視鏡メーカーとの業務提携、手術用処置具や画像ソフトウエアなど、さまざまな製品を提供しています。超音波検査分野では、ベッドサイドや救急医療現場などにいつでも持ち出せるポータブル超音波診断装置「FAZONE CB」を発売。超音波検査は、受診者の負担が少なく、またリアルタイムに画像を観察できることから、救急医療を始め、腹部検査、乳腺・甲状腺検査、産婦人科、整形外科などの幅広い臨床領域で活用されています。

この他、少量の血液サンプルから血糖値や脂質といった血中に含まれる成分を測定する「生化学分析システム」も販売しています。

このように、富士フイルムは、医療用X線フィルムの研究開発を通じて培ってきた技術・知見を活かして、医療現場に読影しやすい画像をお届けするという価値を軸に、70年以上にわたって事業を展開しているのです。

今後も、これらの製品・サービスをトータルソリューションできる強みを活かし、診断分野を拡大していきます。

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