環境への取り組み
![[写真]](pack/images/index_mainvisual_01.jpg)
創業時からの環境との共生
富士フイルムの原点である写真フィルムの製造には、何よりも「大量の良質の水」と「きれいな空気」が不可欠でした。最初の工場選定以来、富士フイルムの生産拠点が富士山麓域に集まっているのもこうした理由があってのことです。
いち早く環境との共生を考え、さまざまな活動を行ってきた富士フイルム。創業以来70年余、一貫して「美しい自然を守ること」を事業のベースにしてきました。
温暖化ガス排出量削減への取り組み
富士フイルムでは、グループの国内・海外の工場で天然ガスの導入や、生産方法の効率化、省エネルギー設備の導入などを積極的に推進して温暖化ガス排出量の削減に努めています。
国内主要化学系6工場において、グループ全体の温暖化ガス排出量(CO2換算)の60%を排出しており、これらの工場を中心に削減活動を展開しています。2006年度には、フラットパネルディスプレイ材料を製造する2工場(グループ会社2社)が新たに稼動したため、国内6工場のCO2排出量は総計90万トンになりましたが、その後の各施策により減少傾向に転じています。富士フイルムの4工場に限定すると、1990年のCO2排出量を下回るまでになっています。
2009年9月には、神奈川工場足柄サイトの燃料を全面天然ガス化し、年間5.6万トンのCO2を削減していきます。また、天然ガス化の推進により、国内6工場全体では16万トン以上のCO2削減効果を見込んでいます。今後も、国内6工場全体で、様々な省エネ設備投資や効率改善施策を実施することで、さらなるCO2削減を目指してまいります。
![[図]国内主要化学系6工場のCO2排出量推移](pack/images/index_img_02.gif)
公益信託「富士フイルム・グリーンファンド」
富士フイルムは、自然環境の保全のために10億円の資金を拠出し、1983年に「公益信託富士フイルム・グリーンファンド」を設立しました。自然保護をテーマとした民間企業による公益信託としては、日本で最初のものです。
設立以来、自然環境の保全、育成に関する多数の活動や研究に対して数多くの助成や支援を行ない、さまざまな成果を上げてきました。
例えば、都市近郊の緑地にて自然とふれあうことのできる森づくりを目指した活動への資金援助や、より多くの人々に理解を深めていただくための写真展やシンポジウムの開催、また、緑とのふれあいを積極的につくりだす活動や自然環境の保全・活用に関する研究などを行っている個人や団体に対する資金の助成などを実施しています。
特に毎年開催している「自然観察路コンクール」は、小学校、中学校、高校生に深く浸透しています。
「植林」により地域の環境保全を推進
![[写真]「植林」により地域の環境保全を推進](pack/images/index_img_03.jpg)
富士フイルム九州(株)では、熊本県南阿蘇村の協力を得て、重要な地下水かん養地帯である白川上流域の南阿蘇村での水源かん養林整備(植林)を推進することを決定しました。
2007年3月13日、植栽地(南阿蘇村)にて富士フイルム九州の社員が、植栽第一号として、鍬を手に取り一斉に原野を駆け上り、面積5.24haの一角に協力して広葉樹(ヤマザクラ)約300本を植樹。5月9日には13,000本全ての植栽を完了しました。
Quick Snap(「写ルンです」)の循環生産
「Quick Snap(日本では「写ルンです」)」は、早い段階から部品の3R(リデュース・リユース・リサイクル)に取り組んできました。部品点数を可能な限り少なくし、他の機種にも部品が使える設計、リサイクル時に分解しやすいように、ねじや接着剤を使わないで組み立てられる設計にしています。1998年には循環生産工場を稼動、現在ではFUJIFILM Manufacturing U.S.A., Inc.(米国)にて循環生産を行っています。全世界で販売された「Quick Snap」は、日本・欧州及びアメリカの3拠点で回収され、大部分がアメリカでリユース・リサイクルされて、新しい「Quick Snap」に生まれ変わります。
これからも、写真フィルムを利用するお客様のニーズに応えるため、日本で開発された循環システムの機能をさらに向上させて、世界中へ製品を供給してまいります。
![[図]](pack/images/index_img_01.gif)