電子映像事業部 : 1.富士フイルムだからこそ実現できる「デジタルカメラ」を絶えず追求していく
![[写真]富士フイルムの「美しい写真を撮る」技術を電子の世界でも存分に発揮し、「写真文化」を未来へ継承していく。](pack/images/index_mainvisual_01.jpg)
1988年、世界で初めて一般向けのデジタルカメラを発表したのが富士フイルム。以来、デジタルカメラ事業は当社の経営を支える大きな柱のひとつとなっています。その商品企画を担うセクションの責任者と中核社員が、この事業の魅力と可能性について語ります。
西村 亨
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電子映像事業部 商品部部長
1983年入社。エレキ系技術者として印刷関連商品の技術開発を手がけた後、1980年半ばには、当時最先端であったビデオフロッピー・カメラシステムの開発を経験。その知見を活かし、1988年に発表された世界初のデジタルカメラのシステム開発に携わる。2007年より電子映像事業部の商品部に移り、現在は部長を務めている。
齋藤 宏之
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電子映像事業部 担当課長
1987年入社。フイルム・ペーパーなど銀塩感材商品の営業技術を経験。1994年からは11年余りに渡ってドイツに駐在。営業技術としてヨーロッパ全域と北アフリカを担当し、新たなマーケットを開拓した実績を持つ。2006年、プロフェッショナルデジタル一眼レフカメラFinePixS5 Proの開発にともない、商品部へ異動。以来、商品企画職でキャリアを重ねている。
1. 富士フイルムだからこそ実現できる「デジタルカメラ」を絶えず追求していく
西村
デジタルカメラ市場はいま、従来のカメラメーカーに加えて、国内の家電メーカーや中国・台湾などの海外メーカーなどもが入り乱れ、熾烈な競争が繰り広げられています。そんななか、私たちは『富士フイルムだからこそ形にできるデジタルカメラとは?』を絶えず追求し、商品企画に取り組んでいます。
齋藤
富士フイルムのデジタルカメラの最大の特長と言えば、やはり「画質」です。
西村
そもそも富士フイルムは、写真フイルムメーカーとしてお客さまに素晴らしい画を届けることを究めてきた企業です。「画質」へのこだわりは並々ならぬものがあり、最高の画を実現するために、レンズからイメージセンサ、さらに信号処理のアルゴリズムやプロセッサーまで、すべて自らの手で設計しています。特にイメージセンサは、“スーパーCCDハニカム”が一世を風靡しましたし、最近ではさらに進化を遂げた“EXR CMOS”を投入するなど、独自の技術を築き上げており、それは私たちの大きなアドバンテージとなっています。
齋藤
先日発売したプレミアムカメラ“FinePix X100”も、多くのユーザーの方々から評価いただいていますよね。
西村
“X100”は、まさに富士フイルムならではの商品だと思います。2010年秋にドイツで開かれた映像関連機器の世界的な展示会“フォトキナ”で初めてお披露目したのですが、海外のお客さまから『富士フイルムが存在しなかったら、このカメラが世の中に送り出されることはなかっただろう』と言われるほど大きな賞賛を受けました。この新製品には、光学式と電子式のファインダーを融合させた“ハイブリッドビューファインダー”など、数々の革新的な技術を搭載しているのですが、最先端のテクノロジーを駆使しつつ、もう一度『カメラとは何か?写真とは何か?』という原点を広く問いかけたというのが、大きなコンセプト。それが多くのカメラファンのお客さまの心に響いたのではないでしょうか。この“X100”は、富士フイルムのデジタルカメラがこれから進むべき、ひとつの方向性を示していると思います。



