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「FUJIFILM LTO Ultrium4 データカートリッジ」
さらなる大容量・高速転送を実現し、急増するデータのバックアップニーズに対応!
LTO規格の第4世代
「FUJIFILM LTO Ultrium4 データカートリッジ」
独自の「NANOCUBIC技術」により、圧縮時最大1.6TB(テラバイト)の記録容量を達成
新 発 売


平成19年4月25日
富士フイルム株式会社

 富士フイルム株式会社(社長:古森重隆)は、大容量コンピュータのデータバックアップなどに使用される「LTO Ultrium規格*1」の第4世代に対応し、圧縮時最大1.6TB(テラバイト)の大容量と240MB/秒の高速転送を実現した「FUJIFILM LTO Ultrium4データカートリッジ」を4月末より発売いたします。

 ここ数年、インターネットの普及やブロードバンド化の進展とともに、企業・官公庁などが取り扱うデータ量は急激に増加しており、バックアップやアーカイブ用途のメディアとして、データストレージテープには、さらなる大容量化と高速化が求められています。

 今回発売する「FUJIFILM LTO Ultrium4 データカートリッジ」は、こうした市場ニーズにおこたえするため、ミッドレンジクラス向けのデータストレージテープとしては初めて独自の「NANOCUBIC(ナノキュービック)技術*2」を採用し、LTO 第3世代に比べ2倍となる、非圧縮時800GB、2倍圧縮時1.6TBの大容量を実現。また、最新のデータ圧縮技術の採用と、テープの耐久性・高速走行安定性をさらに向上させることで、非圧縮時最大120MB/秒、2倍圧縮時最大240MB/秒の高速転送を可能としました。

 テープカートリッジの種類は、データの書き換えが可能な「Re-Writable タイプ」に加えて、データを1回のみ書き込み可能で、データ改ざんや誤消去の防止が必要な用途に適した「Write Once, ReadMany(WORM)タイプ」の2種類をラインアップいたします。

 富士フイルムは今後も「ナノキュービック技術」を活用し、さらなる大容量化の実現を目指したテープカートリッジの製品開発を行ってまいります。平成18年5月には、「ナノキュービック技術」の第2世代として、「バリウムフェライト磁性体」を採用した磁気記録メディアを使用し、IBMアルマデン研究所(米国カリフォルニア州)との共同研究により、記録密度がLTO第3世代との比較で15倍以上となる、6.67Gbpsiのデータ記録に世界で初めて成功しました。これにより、1巻当たりの記録容量で20倍となる、8TBの高容量テープカートリッジの開発が、将来的に可能となる見通しを得ました。今後も高容量化が進むデータストレージ市場において、お客さまのニーズと信頼に、高いレベルでおこたえするメディアを提供してまいります。

 
※1 
Linear Tape-Open、LTO、LTOロゴ、Ultrium、UltriumロゴはHewletto-Packard 社、IBM社およびQuantum社の米国およびその他の国の登録商標です。
 
 
※2 
高密度の磁気記録を実現する富士フイルム独自の超薄層塗布型磁気媒体技術。
 
<ナノ・コーティング技術>:
百ナノメートル以下(1ナノメートルは10億分の1メートル)の超薄層塗布を実現し、高密度記録に必要な記録層の薄層化を実現。
<ナノ・パーティクル技術>:
数十ナノメートルレベルにまで微粒子化したメタル針状磁性体(ナノ・パーティクル)により、記録時のノイズ低下を実現。
<ナノ・ディスパージョン技術>:
微粒子化した磁性体を、均一に分散(ナノ・ディスパージョン)させ、整然と配列させる高分子バインダーにより、高密度な記録を実現。
 






1. 製品名「FUJIFILM LTO Ultrium4 データカートリッジ」

2. 発売日    平成19年4月末

3. 型番・包装形態・価格
 
型  番
包装形態
価 格
LTO FB UL-4 800G U
5巻×4
オープン
LTO FB UL-4WORM 800G U
5巻×4
オープン

4. 主な特長
 
(1) 最大1.6TB の大容量と240MB/秒の高速レートを実現
  ミッドレンジ向けデータストレージテープとして、初めて「ナノキュービック技術」を採用し、1.6TB(2倍圧縮時)の大容量を実現しています。また、リニア・マルチチャンネル・レコーディング技術および、最新のデータ圧縮技術により240MB/秒(2倍圧縮時)の高転送レートを実現しています。
(2) 高次元での耐久性と信頼性を実現
  「ナノキュービック技術」により、テープ表面の平滑性を高め、ヘッド寿命を延ばします。また、繰り返し使用時のエラーを抑え、高い耐久性を発揮します。
(3) 高精度サーボ信号により高密度記録が可能に
  テープ幅12.65mmに896トラックという極めて高密度な記録を行うため、ヘッドを指定トラックに正確に追従させるサーボ信号記録にも、より高い精度が要求されます。「FUJIFILM LTO Ultrium4 データカートリッジ」は、富士フイルムの高い製造技術力により、高品質・高精度なサーボ信号を確保しています。
(4) 暗号化技術の導入
  LTO 第4世代には、ミッドレンジクラステープストレージとしては初めて、テープ媒体向け暗号化技術が導入されます。これにより、カートリッジ持ち出し時の情報漏洩を防止し、高い安全性を実現します。

5. 主な仕様
 
容量(2倍圧縮時最大)
800GB(1.6TB)
転送レート(2倍圧縮時最大)
120MB/秒(240MB/秒)
トラック数
896(16トラックヘッドのサーペンタイン方式)
サーボ方式
タイミングベースサーボ
カートリッジメモリー
65,280Bits(8,160Bytes)の電磁誘導アンテナ付きEEPROM内蔵
テープ幅
12.65mm
テープ厚み
6.6µm
テープ長
820m
カートリッジ寸法
(長さ)102.0mm ×(幅)105.4mm ×(厚み)21.5mm
使用環境
10〜45℃、10〜80%、MAX26℃(最大湿球温度)
保管環境
16〜32℃、20〜80%、MAX26℃(最大湿球温度)
テープの書き換え
不可


「FUJIFILM LTO Ultrium4 データカートリッジ」




本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。
お客さま AVC サポートセンター TEL 042-481-1761
報道関係 広報部 TEL 03-6271-2000



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