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ニュースリリース

 

世界最小画素(*1)50μmの新方式・直接変換型FPD(*2)を搭載

乳がん検査用デジタルX線撮影装置 「AMULET(アミュレット)」

ノイズの少ない鮮明な画像で乳がんの早期発見に貢献!

新発売

2008年12月2日

富士フイルム株式会社

富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆)は、世界最小画素50μmの新方式・直接変換型FPD(フラットパネルディテクタ)を搭載し、ノイズの少ない鮮明な乳がん診断画像を描出する、乳がん検査用デジタルX線撮影装置「アミュレット」を、平成20年12月5日より発売します。デジタルマンモグラフィシステムのラインアップ拡充により、年々罹患率が増大し、より「早期診断・早期発見」が求められている乳がんに対する検査・診断の質の向上に貢献していきます。

<新製品の特長>

(1) 「光」をスイッチとして画像情報を読み取る新方式FPDが、「高解像度」と「低ノイズ」を同時に実現

当社が開発した新方式の直接変換型FPDは、独自の「真空蒸着技術」と「デバイス開発技術」を駆使して高純度に精製したアモルファスセレンの2層構造となっています。被写体を通過したX線を、まず第1層で高効率で電気信号に変換します。そして、世界で初めて(*3)実用化に成功した「光学式スイッチ技術」(*4)により、第2層では、「光」の照射をスイッチとして、電気信号化された画像情報を読み取ります。

TFT(薄膜トランジスタ)を用いた従来型FPDと比べて、読み取りのための電気スイッチ回路が不要で、配線もシンプル化できるため、直接変換型で世界最小の50μmまで画素サイズを小さくして、解像度を高めることが可能になりました。同時に、従来型FPDの課題であった読み取り時に生じる電気ノイズを大幅に低減しています。さらに、FCR(*5)で長年培ってきたマンモグラフィの「画像処理技術」を応用し、早期乳がん診断の重要な指標である微小石灰化や腫瘤(しゅりゅう)を、より精細かつ鮮明に描出します。

(2)直接変換型FPDで最短の約15秒の撮影間隔を実現
「光学式スイッチ技術」を実用化した新方式FPDは、パネル全体に一度に「高輝度光」を照射して残電荷の消去(*6)を行います。残電荷が低減するのを待つ時間が必要な従来の直接変換型FPDと比べて、短時間で残電荷消去が可能なため、X線照射から次の撮影が可能となるまでの撮影間隔を約15秒に短縮。検査効率を向上させ、検査を受ける方の待ち時間の低減にも繋がります。
(3)女性にやさしいソフトなデザインを採用し、検査時の不快感を低減。
乳がん検査を熟知した女性の診療放射線技師経験者が中心となっておこなった徹底した評価活動から、腕の位置を快適に保持するアームレスト形状や、撮影台周辺に装備することで不快感や痛みを低減する各種パットなど、人間工学に基づく女性に優しいソフトなデザインを採用。検査時の不快感を大幅に低減します。

なお、アミュレットの臨床評価については、独立行政法人国立病院機構名古屋医療センター(放射線科部長 遠藤登喜子先生)と共同研究を進めており、画質面で高い評価をいただいています。

富士フイルムは、乳がん検診分野において、2003年に高精細読取が可能であるカセッテタイプデジタルマンモグラフィの「FCR PROFECT CS」を発売し、世界ですでに約6,000台以上を販売。国内外の多くの医療機関から高い評価と信頼を得ています。今回発売するX線源を搭載したデジタルマンモグラフィシステム「アミュレット」をラインアップに加え、今後も幅広い画像診断ニーズに対応した最適なソリューションを提供します。 『先進・独自の技術をもって、人々のクォリティ オブ ライフのさらなる向上に寄与していく』という企業理念のもと、重点事業分野である「メディカル・ライフサイエンス事業」の取り組みを強化し、医療の質や効率の向上、人々のクォリティ オブ ライフのさらなる向上に貢献していきます。

*1、*3: 2008年10月末時点でアモルファスセレン型直接変換方式のデジタルマンモグラフィに関する公開情報に基づいています。(当社調べ)

*2: フラットパネルディテクタとは、被写体を通過して照射されるX線エネルギーを、X線透過画像として再構成するための電気信号に変換する機能を有し、画像診断のために必要な人体の部分を十分に覆う面積の平面をもつ、平板状のX線画像平面検出器のこと。X線をいったん光信号に変換した後に電気信号に変える間接変換型とX線を直接、電気信号に変える直接変換型がある。

*4: アモルファスセレンに光を照射することで電荷を発生させ、導通させる技術。

*5: マンモグラフィ用としてイメージングプレート(IP)に記録したX線画像情報を50μmスキャンの高精細読取と両面集光読取技術により高解像度を実現。微小石灰化を鮮明に描出した高画質画像を提供できる医療用デジタルX線画像診断システムです。

*6: X線撮影と画像電気信号の読み出しの後、パネル内に残留した電荷を消去すること。

1. 発売予定

平成20年12月5日

2. 品名

「FUJIFILM Digital Mammography System AMULET」

(薬事販売名:デジタル式乳房用X線診断装置 FDR MS-1000/認証番号:220ABBZX00308000)

3. 標準ユーザー渡し価格

9,800万円 (本体+コントロールユニット+操作用ワークステーション)

4. 主な仕様
X線変換方式 直接変換方式 (出力階調 14bit)
撮影サイズ 18×24センチメートル
画素サイズ 50μm×50μm
画像表示時間 最短約8秒
撮影間隔時間 最短約15秒
画像処理 規格化処理、階調処理、周波数処理、ダイナミックレンジ圧縮処理、マルチ周波数処理、黒化処理
DICOM対応 DICOM Storage対応

[写真]乳がん検査用デジタルX線撮影装置「AMULET(アミュレット)」

本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

  • お客さま 富士フイルムメディカル株式会社 マーケッティング部
  • TEL 03-6419-8033
  • 報道関係 富士フイルム株式会社 広報部
  • TEL 03-6271-2000

ニュースリリースの内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。

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