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ニュースリリース

 

伸長する新興国の液晶テレビ需要に対応!

富士フイルム 液晶ディスプレイの視野角を拡大する
「WV(ワイドビュー)フィルム」の新工場を稼動

2009年6月15日

富士フイルム株式会社

富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆、以下富士フイルム)は、フラットパネルディスプレイ材料の主要生産拠点の一つである富士フイルムオプトマテリアルズ(株)内に建設を進めてきた、液晶ディスプレイの視野角を拡大する「WV(ワイドビュー)フィルム」第9工場を、平成21年7月上旬から本格稼動させます。

液晶ディスプレイ市場は、昨秋からの世界的な経済危機の影響を大きく受け、製品・パネル・材料のすべての段階で、需要が停滞していましたが、今春以降は、先進国向けの液晶テレビの需要が回復してきたことに加え、新興国での液晶テレビ需要が拡大し、当社のフラットパネルディスプレイ材料の需要は急速に回復しつつあります。特に中国では、家電製品を購入する農村部の消費者に対し政府が補助金を出すという政策により、20インチ台の中型テレビ需要が増加しており、同サイズのテレビに搭載されている「WVフィルム」の需要が急増しています。

これらの状況に対応するため、富士フイルムでは、「WVフィルム」の新工場を7月より稼動させ、「WVフィルム」の生産能力を増強し、安定供給に努めていきます。

「WVフィルム」は、低コストで視野角を大幅に拡大できる特長を持ち、液晶ディスプレイの視野角拡大フィルムとしてデファクトスタンダードの地位を確立している製品です。新工場ではテレビのハイコントラスト化や高輝度化に対応するために最新鋭設備を導入、「WVフィルム」の光学性能のさらなる向上を目指します。

富士フイルムのフラットパネルディスプレイ材料事業は、この他にも、液晶ディスプレイ用偏光板材料に不可欠な「フジタック」(*1)、パネル表面の反射防止効果の高い「CVフィルム」(*2)、カラーフィルター用材料「トランサー」(*3)、「カラーモザイク」(*4)など、当社独自の技術を生かした特長のある製品で事業拡大を進めています。

富士フイルムは、今後も新技術の研究開発を積極的に進めるとともに、フラットパネルディスプレイ材料の安定供給に貢献し、フラットパネルディスプレイ材料のリーディングカンパニーとして産業の発展に寄与していきます。

*1 フジタック : TAC(セルローストリアセテート)を素材とし、液晶用偏光板の保護膜として使用。光学特性に優れる。

*2 CVフィルム : 液晶パネル表面の反射防止フィルム。低反射率、高精細、高防塵/防汚などの特徴がある。

*3 トランサー : 液晶向けカラーフィルター作製用フィルム。当該フィルムから赤・緑・青・黒の色層をガラス基板にドライラミネーション方式で転写、カラー液晶パネルを作成。大型パネル製造に最適。

*4 カラーモザイク : 液晶向けカラーフィルター用カラーレジスト。透過型、半透過型、反射型などあらゆる液晶ディスプレイ用途に対応、原色系、補色系や液晶セルギャップを制御するフォトスペーサーなどの機能性材料を幅広く取りそろえる。

WVフィルム第9工場(新工場)の概要

静岡県榛原郡吉田町 富士フイルムオプトマテリアルズ(株)内
投資額

62億円

稼動時期 平成21年7月稼動
建屋面積 約2,400m²
延床面積 約7,000m²

WVフィルム供給能力

供給能力(年間) 合計能力
第2~8工場 今回発表
第9工場
平成21年6月現在 90百万m² 90百万m²
平成21年7月 90百万m² 25百万m² 115百万m²

[写真]富士フイルム WVフィルム第9工場

本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

  • 報道関係 広報部
  • TEL 03-6271-2000

ニュースリリースの内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。

ニュースリリースの内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。

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