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ニュースリリース

 

画期的な医薬品の創出を目指し、新薬候補の探索を強化!
「富士フイルム医薬品研究所」を設立

有機合成・解析・イメージングなど独自の先端技術を融合

2009年6月26日

富士フイルム株式会社

富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆)は、医薬品事業の一層の発展を図るため、がんおよび再生医療領域を中心とした新薬候補を探索する新たな研究組織として、本日付で「富士フイルム医薬品研究所」を神奈川県開成町に設立いたしました。薬理と合成を中心とした従来型の創薬に富士フイルム独自の先端技術を融合し、画期的な医薬品の創出を目指します。

新研究所では、当初は主にがん領域を対象として、低分子医薬品、FTD技術(*1)を活用したDDS医薬品(*2)などの探索を重点テーマとして研究します。抗がん剤の創薬研究は、活性化合物(*3)の設計技術(ドラッグデザイン)と、薬物動態解析技術(*4)やイメージング技術を活用した薬理評価技術を融合することが重要であり、富士フイルムの強みである有機合成技術、解析技術、イメージング技術を始めとする広範囲な技術力を生かして、本分野の研究を強化・推進していきます。また、将来の展開を見据えて再生医療領域の研究にも着手します。そのために、薬理や生化学、有機合成、解析、FTD技術など各研究所に分散していた多彩な技術とそれぞれの分野の研究者を新研究所に集約して一体となって新薬候補の探索を進めます。

富士フイルムグループは、メディカル・ライフサイエンス事業を重要な成長分野として位置づけ、総合ヘルスケアカンパニーとして「予防~診断~治療」の全領域をカバーしていくことを目指し、事業を展開しています。「治療」の領域においては、放射性医薬品のパイオニアとして長年の実績がある富士フイルムRIファーマ、 優れた創薬力を有する富山化学工業、独自の抗体開発技術を持つ創薬系バイオベンチャーのペルセウスプロテオミクスの3社をグループ会社化することで医薬品事業を拡大。富士フイルムグループにおける幅広い異分野の技術との融合を図り、写真フィルムなどさまざまな製品開発で蓄積してきた20万種類におよぶ独自の化合物ライブラリーや先進の材料技術の医薬品への展開・活用を推進しています。

今後も高い技術力と豊富な経験を生かして、先進独自の技術をもって最適なソリューションをご提供し、人々のクォリティ オブ ライフのさらなる向上に努めていきます。

*1 写真フィルムなどの開発で培った富士フイルムの独自の技術。乳化、分散、ナノ粒子、ナノカプセル形成、多孔質・多層薄膜などによって、目的とする化学物質を「処方化、製剤化」(Formulation)して、「目的の部位」(Targeting)に「適切な量を、適切なタイミングで届ける」(Delivery)技術。

*2 目標とする患部に薬物を効果的に送り込む技術を適用した薬剤。DDS:Drug Delivery System(薬物送達システム)の略。

*3 疾患の原因となる因子(創薬ターゲット)に作用を示す化合物。

*4 投与された薬物がどのように吸収され、組織に分布し、代謝され、排泄されるのかを解析する技術。

本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

  • 報道関係 広報部
  • TEL 03-6271-2000
  • その他のお問い合わせ ライフサイエンス事業部
  • TEL 03-6271-2158

ニュースリリースの内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。

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