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ニュースリリース

 

少ないX線量で診断しやすい高画質画像を提供!臥位撮影台に組み合わせ可能!

デジタルX線画像診断装置「CALNEO(カルネオ)」シリーズに

「FUJIFILM DR CALNEO MT」を新たにラインアップ

2009年11月26日

富士フイルム株式会社

富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆)は、X線照射面側から光信号を読み取る、当社独自の間接変換方式FPD(フラットパネルディテクタ)(*1)を搭載したデジタルX線画像診断装置「CALNEO」シリーズの新ラインアップとして、臥位撮影台に組み合わせ可能な「FUJIFILM DR CALNEO MT」(以下、「CALNEO MT」)を開発しました。富士フイルムメディカル株式会社(社長:平井 治郎)が、「CALNEO MT」と専用の昇降型フローディング撮影台「SUD-F」(*2)の販売を12月1日より開始いたします。

富士フイルムは、平成21年9月に、世界初の「ISS方式」(*3)の間接変換方式FPDを搭載した、立位タイプの「FUJIFILM DR CALNEO U」(以下、「CALNEO U」)(*4)を発売しました。「CALNEO U」は、光信号がセンサーに到達するまでの距離を短縮させて、光信号の拡散・減衰を抑えこんでいるため、X線変換効率(*5)が大幅に向上しています。

「CALNEO MT」は、「CALNEO」シリーズの特長である、当社独自の間接変換方式FPDと高度な画像処理技術“Image Intelligence™” (*6)を搭載。少ないX線量でもシャープかつ高画質なX線画像を提供します。また、撮影後約3秒で画像表示し、スピーディーな画像確認ができるため、次の撮影への移行がスムーズに行えます。撮影台「SUD-F」は、便利なセンターロック機構を搭載しているため、中心部の位置合わせが簡単にできます。

現在、病院のX線室の多くが、立位・臥位撮影の両方を行っています。「CALNEO MT」・「SUD-F」を組み合わせたものと立位タイプ「CALNEO U」は、立位・臥位撮影の相互切換を1秒以下で行えるため、立位・臥位の連続した撮影もストレスなく進めることができます。さらにFPDの動作を制御するキャビネットと画像処理を行う制御装置「Console Advance(コンソール アドバンス)」も共有できるため、省スペース化に貢献するとともに、撮影に最適なワークフローや共通の画像処理による高画質画像のもとで、X線検査を行うことができ、撮影業務の効率化が図れます。

今後、富士フイルムは、「CALNEO MT」を、さまざまなX線撮影台(*7)にも対応させていくことで、次世代スタンダードモデル「CALNEO」シリーズのラインアップ強化を図ります。また、世界に先駆けて開発し、世界No.1の導入実績を誇る「FCR」(*8)、X線から電気信号への高い変換効率で最高画質を実現し、現在大病院を中心に導入されているフラッグシップモデル「FUJIFILM DR BENEO」も含めた幅広いデジタルX線画像診断装置で、医療現場のニーズにこたえていきます。

*1 被写体を通過して照射されるX線エネルギーを、X線透過画像として再構成するための電気信号に変換する機能を有し、画像診断のために必要な人体の部分を十分に覆う面積の平面をもつ、平板状のX線画像平面検出器のこと。X線をいったん光信号に変換した後に電気信号に変える間接変換方式(FPD素材:ヨウ化セシウム・ガドリニウムオキサイドサルファ)とX線を直接、電気信号に変える直接変換方式(FPD素材:アモルファスセレン)がある。

*2 株式会社大林製作所が開発・製造した、「CALNEO MT」専用の臥位撮影台。

*3 Irradiation Side Samplingの略。従来型のFPDと反対側のX線照射面側にセンサーを配置し、X線の照射面側より、X線から変換された光信号を読み取る当社独自方式。

*4 薬事販売名:富士フイルム DR-ID 300 (薬事認証番号:221ABBZX00151000)の構成品。

*5 人体を透過したX線のエネルギーを画像情報に変換する効率。

*6 富士フイルム独自の超・高画質デジタル画像処理技術の総称。長年、「写真」「医療診断画像」「印刷」などの分野で培った膨大な画像データベースをもとに、撮影時の意図や状況を的確に判断して、最適な画像が得られる。

*7 今後、動作確認を行い、組み合わせ可能な撮影台を増やしていく予定。

*8 Fuji Computed Radiographyの略。イメージングプレート(IP)に記録したX線画像情報を読み取り、診断目的に合わせて最適なデジタル画像処理を行うことで、高精度の診断画像を生成する、医療用デジタルX線画像診断システム。

1. 品名
FUJIFILM DR CALNEO MT (組み込み型撮影部)
薬事販売名 : 富士フイルム DR-ID 300 (薬事認証番号:221ABBZX00151000)
※ 「FUJIFILM DR CALNEO MT」は、DR-ID 300の構成品となるデジタルラジオグラフ(組み込み型撮影部)、「FUJIFILM DR CALNEO MT」の制御装置「Console Advance」は、DR-ID 300の構成品の画像処理ユニット。
昇降型フローティング撮影台 「SUD-F」
薬事販売名 : 同上(薬事届出番号 第11B2X00011000017号)
※ 「SUD-F」は、「FUJIFILM DR CALNEO MT」と組み合わせて、臥位撮影が行える昇降型フローティング撮影台。製造販売業者は、株式会社大林製作所。
2. 発売日
平成21年12月1日
3. 標準ユーザー渡し価格
4,300万円(税抜き)
4. 主な特長
(1) 世界初!新「ISS方式」による間接変換方式FPDを搭載
  • X線から変換された光信号を読み取るセンサーを、従来型のFPDとは反対側のX線照射面側に配置して、X線照射面側から光信号を読み取る「ISS方式」の間接変換方式FPDを搭載。光信号がセンサーに到達するまでの距離を短縮させて、拡散・減衰を抑えこみ、X線変換効率を大幅に向上させています。さらに、精密塗布技術や粒子形成技術によって、蛍光体層を従来よりも厚くし、異なるサイズの蛍光体粒子を最適に配置して高密度化を図ることで、少ないX線量でもシャープなX線画像を得ることができます。
  • FPDの素材には、性能安定性に優れたガドリニウムオキサイドサルファ(GoS)を採用しています。
  • 撮影後約3秒で画像表示。スピーディーな画像確認ができ、次の撮影への移行がスムーズにできます。

[図]従来方式と新方式のFPD構造と画像形成の比較解説図

(2) 独自の画像処理技術“Image Intelligence™”搭載による高画質な診断画像を提供
  • 画像間の濃度のばらつきを抑え安定した均一な画像に変換する「自動濃度補正機能」、空間周波数ごとに特性を調整することで診断目的に適したバランスの良いシャープで自然な強調画像を提供する「マルチ周波数処理」、ノイズ成分を大幅に抑制する「ノイズ抑制処理」など高度な画像処理機能を搭載。高いX線変換効率との相乗効果で、診断に最適な高画質画像を提供します。
(3) 「CALNEO U」との併設で、効率的な撮影と省スペース化を実現
  • 立位・臥位撮影の相互切換が1秒以下で実現。立位・臥位の連続した撮影もストレスなく進めることができます。
  • FPDの動作を制御するキャビネットと画像処理を行う制御装置「Console Advance」を共有できるため、省スペース化が可能。さらに、撮影に最適なワークフローや共通の画像処理による高画質画像のもとで、X線検査を行うことができ、撮影業務の効率化が図れます。
  • また「Console Advance」は、「FCR」(*9)の制御装置としても兼用できるため、既設の「FCR」を最大限に活用したワークフローも提供することができます。

*9 カセッテタイプのみ。

5. 主な仕様
X線変換方式ISS間接変換方式
撮影サイズ17インチ×17インチ
画素サイズ150µm×150µm
画像表示時間約3秒
撮影間隔時間約9秒
画像処理規格化処理、階調処理、周波数処理、マルチ周波数処理、ダイナミックレンジ圧縮
画像データ出力形式DICOM

[写真]「FUJIFILM DR CALNEO MT」

本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

  • お客さま 富士フイルムメディカル株式会社 営業推進本部 マーケティング部
  • TEL 03-6419-8033
  • 報道関係 富士フイルム株式会社 広報部
  • TEL 03-6271-2000

ニュースリリースの内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。

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