ニュースリリース
すべての製品設計に「生物多様性の保全」方針を導入
ライフサイクル全体にわたり「生態系への影響」 「生物資源の持続可能な利用」を評価
2010年2月16日
富士フイルム株式会社
富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆)は、持株会社富士フイルムホールディングスが制定した「生物多様性の保全に関する基本認識と行動指針」(略称:生物多様性方針 平成21年6月1日制定)を具現化する取り組みとして、製品・サービスのライフサイクル全体での環境負荷軽減を目的とした環境配慮設計に「生物多様性の保全」を組み入れた運用を開始しました。
当社はこれまで、すべての新製品・改良品の計画・設計段階から3R(リデュース・リユース・リサイクル)、省電力、含有化学物質や使用資源の安全性などを反映させる環境配慮設計を進めてきました。この環境配慮設計は、製品の原料調達から製造、輸送、使用、廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体で、環境品質や環境負荷軽減について社内で審議・承認されなければ製品化されない仕組みです。
このたび、自社で規定してきた環境配慮設計の仕組みと評価項目の改定を行いました。これまでの「地球温暖化防止・環境負荷低減」「資源の有効活用」「安全・コンプライアンス」「情報開示」の主要カテゴリーに「生物多様性の保全」を新たに加え、さらに具体的な評価項目を新設しました。
- 評価の要点:
- (1) 自然環境の保全と生物多様性の維持を図るため、生態系への影響回避または最小化に向けた取り組み
- (2) 長期的視点から生物資源の持続的供給に関するリスクマネジメント
富士フイルムは、創業以来すべての事業活動が自然環境からの恩恵を受け、また自然環境に影響を与えていることを認識し、「環境配慮・環境保全は企業活動の根幹を成す」という考え方に基づき、さまざまな環境保全活動に取り組んできました。生物多様性の保全を環境配慮設計に組み込むこともまた、こうした考え方の実践にほかなりません。持続可能な社会の実現に貢献するため、今後も生物多様性方針を事業活動の基本に据え推進していきます。
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