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ニュースリリース

 

富士フイルム 医薬品開発・販売に本格参入

富士フイルムファーマ株式会社を設立

三菱商事、東邦ホールディングスと資本・業務提携

2010年2月9日

富士フイルム株式会社

富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆)は、平成22年4月営業開始を目指して富士フイルムファーマ株式会社(社長:八木 完二、以下FFP)を設立し、医薬品開発・販売に本格参入します。また、三菱商事株式会社(以下三菱商事)、東邦ホールディングス株式会社(以下東邦HD)との資本・業務提携により早期にビジネスを確立し、高品質で信頼性の高い医薬品を医療機関に安定供給していきます。

今回の新会社設立は、富士フイルムの医薬品事業の開発、販売基盤を構築することを目的としており、FFPは医薬品の開発、製造および販売を行います。営業開始当初はジェネリック医薬品の販売から開始します。

ジェネリック医薬品は先発医薬品に比べて安価であり、国内では厚生労働省が患者負担の軽減や医療費抑制を目的として、普及を推進しています。一方、今後の利用促進のためには、医療関係者に対し、ジェネリック医薬品の品質や安定供給、情報提供に関する信頼性を高めていく必要があると言われています。FFPはこうしたニーズに対応し、「原材料の品質管理」「製造工程および設計品質の管理」「市販後の品質管理」という「3つの品質管理」を中心とした「FFP独自の医薬品に対する品質保証基準」(*1)を設け、この基準に合致した製品を国内外の提携製薬企業から選別評価・調達し、富士フイルムブランド製品として医療機関や調剤薬局にお届けし、信頼性の高いジェネリック医薬品の普及に努めます。

さらに、FFPは富士フイルムの医薬品研究所と連携して、独自のFTD技術(*2)を駆使した高付加価値なジェネリック医薬品を開発、販売します。将来は、同技術を軸に、ジェネリック医薬品に限らず富士フイルムが開発する特長ある新薬も手掛ける総合医薬品会社を目指します。FTD技術の活用によって、薬剤の溶解性向上、安定性向上、徐放化、剤型変更などを実現し、従来品と比較して、体への負担が少なく、医療機関にとって使いやすい薬剤の提供を目指します。

富士フイルムは、今回のFFP設立にあたり、医療分野で幅広いライフサイエンスビジネスを推進し、国内外の製薬会社・原薬メーカーとの強いネットワークを持つ三菱商事と提携し、高品質な原薬を低コストで入手できる体制をつくります。また、医薬品卸売大手の一社として、広範な販売網と物流ネットワークを持つ東邦HDと提携することで、医薬品の安定供給の体制を構築します。この両社と資本関係を含む業務提携を行い、医薬品業界における新しい事業モデルの構築を目指します。

富士フイルムグループは、メディカル・ライフサイエンス事業を重要な成長分野として位置付け、総合ヘルスケアカンパニーとして「予防~診断~治療」の全領域をカバーしていくことを目指し、事業を展開しています。「治療」の領域においては、優れた創薬力を有する富山化学工業、放射性医薬品で長年の実績がある富士フイルムRIファーマなど新薬メーカーが傘下にあり、独自の抗体開発技術を持つ東大発ベンチャーの株式会社ペルセウスプロテオミクス、医薬品原料生産を手掛ける富士フイルムファインケミカルズ株式会社をグループ内に有しております。また、新薬候補の探索強化を目的に昨年6月に医薬品研究所を設立し、医薬品事業を拡大してきました。「診断」の領域においては、デジタルX線画像診断装置や医用画像情報システム、内視鏡などで、長年にわたり医療業界において実績があります。これらの富士フイルムグループにおける独自技術とリソースを生かし、総力を結集して特長のある医薬品の研究、開発を行いFFPの医薬品事業に活用していきます。

*1 FFP独自の医薬品に対する品質保証基準: 写真フィルム事業で培った高い信頼を持つ富士フイルム製品の品質基準をジェネリック医薬品にも適用しようとするもので、FFP独自の品質保証を確保するための「3つの品質管理」の運用基準。

*2 写真フィルムなどの開発で培った富士フイルムの独自の技術。乳化、分散、ナノ粒子、ナノカプセル形成、多孔質・多層薄膜などによって、目的とする化学物質を「処方化、製剤化」(Formulation)して、「目的の部位」(Targeting)に「適切な量を、適切なタイミングで届ける」(Delivery)技術。

1. 新会社の概要
(1) 社名 : 富士フイルムファーマ株式会社
(2) 事業内容 : 医薬品の研究開発、製造、販売および輸出入
(3) 設立年月日 : 平成21年11月2日
(4) 資本金 : 50百万円
(5) 代表取締役社長 : 八木 完二
(6) 営業開始 : 平成22年4月(予定)
(7) 株主 : 富士フイルム(80%)、三菱商事(15%)、東邦HD(5%)
(8) 提携企業の役割
  • 三菱商事 : 国内外からの良質な原薬および医薬品の調達、海外販路の開拓などを支援。
  • 東邦HD : FFP製品の販売・物流を担当し、医療機関に安定供給する。FFP製品の医療機関、調剤薬局への販売活動展開。
2. FFPの「3つの品質管理」への取り組み

富士フイルムは、写真フィルムの製造において、製品の均一性・信頼性を最重要視し、原材料の調達から包装に至るまでの各工程に厳しい品質保証を課してきました。FFPは、ジェネリック医薬品の販売にあたり、お客さまに安心して当社の医薬品を使用いただくため、在庫確保と納期短縮による安定供給に取り組むことはいうまでもなく、富士フイルムの厳しい品質管理システムを医薬品に適用して、「3つの品質管理」を中心とした「FFP独自の医薬品に対する品質保証基準」を設けました。

(1) 原材料の品質管理
ジェネリック医薬品の原材料に関して、その製造所、製造マネジメント、原薬(特に不純物プロファイル)にわたって品質管理を行っていきます。これにより、確かなエビデンスのもとに製造された原材料を使った医薬品を提供していきます。
(2) 製造工程および設計品質の管理
FFPは、製造委託先の定期的監査を実施することにより、均一な品質を確保します。また、製剤物性の確認、定期的な溶出試験などをとおして設計品質を管理します。これらの施策により、徹底した高品質の医薬品を供給する体制を構築していきます。
(3) 市販後の品質管理
FFPの医薬品を安心して選んでいただくため、グループ内の医療ITネットワークシステム(*3)も活用し、薬剤の有効性、副作用情報など、市販後の医薬品に関する情報の収集と提供に努めます。

*3 富士フイルムが「診断」領域で展開中の医用画像情報ネットワークシステム「SYNAPSE」、および病院と診療所のネットワーク医用サービス「C@Rna」がある。富士フイルムは、これらのシステムとサービスを他の医療ITと連携させ、全診療情報を統合したクリニカルインフォメーションシステム(CIS)へ展開することを目指している。

本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

  • 報道関係 富士フイルム株式会社 広報部 松本
  • TEL 03-6271-2000
  • その他のお問い合わせ ライフサイエンス事業部
  • TEL 03-6271-2168

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記事の内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。

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