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ニュースリリース

 

世界最薄・最軽量(*1)の画期的なカセッテサイズ デジタルX線画像診断装置

「FUJIFILM DR CALNEO C (カルネオ シー)

X線変換効率を大幅に向上させた新技術(*2)で、診断に最適な高画質画像を提供!

新発売

2010年4月8日

富士フイルム株式会社

富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆)は、世界初のX線照射面側から光信号を読み取る独自の間接変換方式FPD(フラットパネルディテクタ)(*3)を採用した、世界最薄・最軽量(*1)の画期的なカセッテサイズ デジタルX線画像診断装置「FUJIFILM DR CALNEO C」(以下、「CALNEO C」)を、4月15日より富士フイルムメディカル株式会社(社長:平井 治郎)を通じて発売いたします。

富士フイルムは、世界初の「ISS方式」(*2)の間接変換方式FPDを開発し、このFPDを採用したデジタルX線画像診断装置「CALNEO」シリーズを昨年9月より発売しています(*4)。「CALNEO」シリーズは、光信号がセンサーに到達するまでの距離を短縮させて、光信号の拡散・減衰を抑えこんでいるため、X線変換効率(*5)を大幅に向上しています。さらに、定評のある高度な画像処理技術“Image Intelligence™”(*6)との相乗効果で、少ないX線量でもシャープかつ高画質なX線画像を提供します。

「CALNEO C」は、厚さ14mm・重さ2.8kgと、FPDを採用したカセッテサイズのデジタルX線画像診断装置において世界最薄・最軽量を実現しました(*1)。また、外形寸法をISO4090に準拠した従来のフィルムカセッテやCR用IPカセッテ(*7)の半切サイズと同じ大きさにしたことで、既設の立位・臥位撮影台へそのまま装着でき、新たに導入するコストを最小限に抑えて、一般X線撮影で幅広く使用することができます。重量が軽く持ち運びに便利なため、ベッドサイドでの撮影などでも、従来のフィルムカセッテ同様にスムーズな操作感を得ることができます。さらに、撮影後約3秒で画像を表示できるため、撮影者はスピーディーに画像を確認して、次の撮影へスムーズに移行でき、業務の効率化と検査時間の短縮が図れます。

このほか、「CALNEO C」の操作と画像処理を行う制御装置「Console Advance(コンソール アドバンス)」は、「FCR」(*8)の制御装置と兼用が可能。既設の「FCR」も有効活用しながら、快適なワークフローを実現するとともに、省スペース化にも寄与します。

富士フイルムは、今後も独自の間接変換方式FPDを採用した「CALNEO」シリーズのラインアップを強化していきます。そして、デジタルX線画像診断装置のみならずネットワークシステムなども含めた幅広い製品・サービスの提供を通じて、医療現場の多様なニーズにこたえ、さらなる画像診断の効率化と医療の質の向上に貢献していきます。

なお、本製品は、4月9~11日にパシフィコ横浜で開催される「2010 国際医用画像総合展」に出展します。

*1 平成22年3月末現在販売されている、有効撮影範囲35cm×43cmのカセッテサイズのDR(デジタルラジオグラフィ)において。当社調べ。

*2 昨年、当社が世界で初めて開発した「ISS方式」。「ISS方式」とは、従来と反対側のX線照射面側にセンサーを配置し、X線から変換された光信号をX線の照射面側から読み取る方式。「ISS」は、「Irradiation Side Sampling」の略。

*3 被写体を通過して照射されるX線エネルギーを、X線透過画像として再構成するための電気信号に変換する機能を有し、画像診断のために必要な人体の部分を十分に覆う面積の平面をもつ、平板状のX線画像平面検出器のこと。
X線をいったん光信号に変換した後に電気信号に変える間接変換方式(FPD素材:ヨウ化セシウム、ガドリニウム オキサイド サルファ)とX線を直接、電気信号に変える直接変換方式(FPD素材:アモルファスセレン)がある。

*4 「CALNEO」シリーズとして、昨年9月に立位タイプの「FUJIFILM DR CALNEO U」(薬事販売名:富士フイルム DR-ID 300)、同12月に臥位撮影台に組み合わせ可能な「FUJIFILM DR CALNEO MT」(薬事販売名:富士フイルム DR-ID 300)、今年1月に検診車に最適な「FUJIFILM DR CALNEO MB」(薬事販売名:富士フイルム DR-ID 310UM)を発売。

*5 人体を透過したX線のエネルギーを画像情報に変換する効率。

*6 当社独自の超・高画質デジタル画像処理技術の総称。長年、「写真」「医療診断画像」「印刷」などの分野で培った膨大な画像データベースをもとに、撮影時の意図や状況を的確に判断して、最適な画像が得られる。

*7 「CR」とは、「Computed Radiography」の略で、イメージングプレート(IP)に記録したX線画像情報を読み取り、診断目的に合わせて最適なデジタル画像処理を行うことで高精度の診断画像を生成する、医療用デジタルX線画像診断システムのこと。当社製品名は、「FCR(Fuji Computed Radiography)」。「IPカセッテ」とは、イメージングプレート(IP)を装填するカセッテのこと。

*8 当社CR用IPカセッテが挿入できる、カセッテタイプの画像読取装置のみ。

1. 品名
FUJIFILM DR CALNEO C
薬事販売名 : 富士フイルム DR-ID 600 (薬事承認番号:222ABBZX00062000)
2. 発売日
平成22年4月15日
3. 標準ユーザー渡し価格
2,500万円(税抜き)
4. 主な特長
(1) 世界最薄・最軽量を実現した、カセッテサイズのデジタルX線画像診断装置
  • 有効撮影範囲は35cm×43cm。ISO4090に準拠した従来のフィルムカセッテやCR用IPカセッテの半切サイズと同じ外形寸法(横38.4cm×縦46cm)のデジタルX線画像診断装置です。
  • 厚さはわずか14mm、重さも2.8kgと、FPD搭載し同じ有効撮影範囲のデジタルX線画像診断装置では、世界最薄・最軽量を実現しています。
  • 重量が軽く持ち運びに便利なため、ベッドサイドでの撮影などでも、従来のフィルムカセッテ同様にスムーズな操作感を得ることができます。
  • 既設の立位・臥位撮影台への装着が可能なため、導入コストを最小限に抑え、一般X線撮影で幅広く使用することができます。
(2) 「ISS方式」による間接変換方式FPDを搭載
  • X線から変換された光信号を読み取るセンサーを、従来型のFPDとは反対側のX線照射面側に配置して、X線照射面側から光信号を読み取る「ISS方式」の間接変換方式FPDを搭載。光信号がセンサーに到達するまでの距離を短縮させて、拡散・減衰を抑えこみ、X線変換効率を大幅に向上させています。さらに、精密塗布技術や粒子形成技術によって、蛍光体層を従来よりも厚くし、異なるサイズの蛍光体粒子を最適に配置して高密度化を図ることで、少ないX線量でもシャープなX線画像を得ることができます。
  • FPDの素材には、性能安定性に優れたガドリニウム オキサイド サルファ(GoS)を採用しています。

[図]従来方式と新方式のFPD構造と画像形成の比較解説図

(3) スピーディーな画像表示や「FCR」と兼用できる制御装置で、快適なワークフローを提供
  • 撮影後約3秒で画像を表示。撮影者は、スピーディーに画像を確認して、次の撮影へスムーズに移行することができるため、複数枚の撮影でもストレスなく行うことができます。業務の効率化と検査時間の短縮に繋がります。
  • 「CALNEO C」の制御装置である「Console Advance(コンソール アドバンス)」は、1台で「CALNEO C」とすでに導入されている「FCR」の両方を制御することができ、省スペース化を実現します。また、放射線情報システム(RIS)(*9)からの患者の検査情報の取得や画像処理・送信などが1台のコンソールで行うことができ、快適なワークフローを提供します。

*9 Radiology Information Systemの略。検査予約、診断結果レポートなどの機能からなる放射線部門のワークフローを管理する情報システムのこと。

(4) 独自の画像処理技術 “Image Intelligence™” による高画質な診断画像を提供
  • 画像間の濃度のばらつきを抑え安定した画像に変換する「自動濃度補正機能」、空間周波数ごとに特性を調整することで診断目的に適したバランスの良いシャープで自然な強調画像を提供する「マルチ周波数処理」、ノイズ成分を大幅に抑制する「ノイズ抑制処理」、モアレ発生を防止する「グリッド除去処理」など高度な画像処理機能を搭載。高いX線変換効率との相乗効果で、診断に最適な高画質画像を提供します。
5. 主な仕様
X線変換方式ISS間接変換方式
撮影サイズ35cm×43cm
画素サイズ150µm×150µm
画像表示時間約3秒
撮影間隔時間約9秒
画像処理階調処理、周波数処理、マルチ周波数処理、ダイナミックレンジ圧縮、ノイズ抑制処理、
グリッド除去処理
画像データ出力形式DICOM形式に準拠
外形寸法横38.4cm×縦46cm
厚さ14mm
重量2.8kg

[写真]カセッテサイズ デジタルX線画像診断装置「FUJIFILM DR CALNEO C 」

本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

  • お客さま 富士フイルムメディカル株式会社 営業推進本部 マーケティング部
  • TEL 03-6419-8033
  • 報道関係 富士フイルム株式会社 広報部
  • TEL 03-6271-2000

ニュースリリースの内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。

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