ニュースリリース
富士フイルムグループのペルセウスプロテオミクス社が
肺がんの新規抗体を開発し、「米国がん学会」において発表
2010年4月20日
富士フイルム株式会社
富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆)の子会社である、株式会社ペルセウスプロテオミクス(社長:降矢 朗行)は、肺がんの新規抗体を開発し、その成果を4月19日(日本時間4月20日)、米国ワシントンDCで開催される米国がん学会(*1)において発表しました。
ペルセウスプロテオミクスは、東京大学先端科学技術研究センターと共同でヒト遺伝子の発現解析(*2)により、がんに特異的に発現する蛋白(たんぱく)質を特定し、その蛋白(たんぱく)質が肺がん、膵(すい)がん、大腸がんなどで高く発現することを見いだしました。この蛋白(たんぱく)質に対する抗体を作製することに成功し、本抗体がマウスの肺がんモデル(*3)において顕著な腫瘍の縮小効果を示すことを確認、今回の発表に至りました。
富士フイルムグループでは本抗体を肺がん治療に有効な抗体医薬品の有力な候補として、グループの総力を結集して研究開発に取り組みます。今後も高い技術力と豊富な経験を生かし、先進独自の技術をもって人々のクォリティ オブ ライフのさらなる向上につなげるための最適なソリューションを、ご提供していきます。
*1 米国がん学会 : American Association for Cancer Research (米国で最も権威のあるがんに関する学会)
*2 ヒト遺伝子の発現解析 : 遺伝情報を元に生成した蛋白(たんぱく)質の正常細胞とがん細胞の比較を行い、蛋白(たんぱく)質量の差異を解析する手法。
*3 マウスの肺がんモデル : マウスの皮膚にヒトの肺がん細胞を移植し、がん細胞を評価するモデル。
記
<ペルセウスプロテオミクス社の概要>
東京大学先端科学技術研究センターの技術を基盤に、独自の抗体開発技術を持つ創薬系バイオベンチャーとして設立。2008年12月に富士フイルムの子会社化(出資比率約77%)。
- 代表取締役社長 : 降矢 朗行
- 所在地 : 東京都目黒区駒場四丁目7番6号
- 設立 : 2001年2月1日
- 資本金 : 16億9,325万円
- 事業内容 : 抗体医薬品・体外診断薬・研究用試薬・核内受容体創薬の開発・販売
本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。
- 報道関係 広報部
- TEL 03-6271-2000
- その他お問い合わせ ライフサイエンス事業部
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