ページの先頭です
ページ内移動用のリンクです
サイト内共通メニューへ移動します
本文へ移動します


ここからサイト内共通メニューです
サイト内共通メニューをスキップしてサイトの現在地表示へ移動します

サイトの現在地を表示します
サイトの現在地表示をスキップして本文へ移動します


ニュースリリース

 

伸長する大型液晶テレビ需要に対応し、偏光板保護フィルムの生産能力を増強

富士フイルム 「超広幅フジタック」3ライン増設

富士フイルム九州第4工場建設含め、投資金額400億円

2010年7月15日

富士フイルム株式会社

富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆)は、液晶ディスプレイに不可欠な偏光板保護フィルム「フジタック」(*1)の生産拠点である神奈川工場足柄サイト、および富士フイルム九州株式会社(社長:坂本 敏)に、「超広幅フジタック」の生産設備を計3ライン増設いたします。投資金額は3ライン合計で約400億円を見込んでいます。今回の生産ライン増設により、「超広幅フジタック」の生産能力は従来の3.5倍になります。

「超広幅フジタック」は、従来に比べおよそ1.5倍の幅(1,960mm~2,300mm)を持ち、40インチ以上の大型液晶テレビの効率的な生産に適した製品です。今回、以下のように「超広幅フジタック」の生産能力を増強します。

1) 富士フイルム九州第2工場第4ラインを「超広幅フジタック」生産ラインに改造 (稼動開始予定:平成22年10月)
2) 神奈川工場足柄サイト第3工場内に「超広幅フジタック」の生産ラインを新設 (同:平成23年4月)
3) 新たに富士フイルム九州第4工場を建設し、「超広幅フジタック」を生産する第7ラインを新設 (同:平成23年10月)

液晶テレビは低価格化や高性能化により、先進国に加え新興国においても急速に需要が拡大しています。なかでも40インチ以上の大型液晶テレビの出荷台数は、年率30%以上増えており、平成23年には面積ベースでテレビの50%以上を占める見込みです。このため、液晶パネルメーカー各社は、需要の伸びが顕著な中国にて大型パネルの生産ラインを建設することを計画しており、「超広幅フジタック」の生産能力の増強も求められています。

今回の生産ライン増設により、従来より生産している「超広幅プレーンタック」(*2)と「超広幅IPS用フィルム」(*2)に加え、「超広幅VA用位相差フィルム」(*2)の生産も平成23年4月より開始します。これにより、大型液晶テレビの全モード(*2)において、超広幅フィルムを提供していきます。また今回は、投資金額を抑え、かつ、お客さまのニーズに素早く対応するため、増強するラインのすべてを新設するのではなく、既存の建屋や生産設備の一部を活用します。富士フイルムは「超広幅フジタック」の生産能力を増強することにより、偏光板の生産効率の向上に貢献するとともに、超広幅規格の標準化を牽引していきます。

富士フイルムは、フラットパネルディスプレイ材料事業を重点事業分野と位置づけ、「フジタック」のほか、視野角拡大効果のある「WVフィルム」(*3)、パネル表面の反射防止効果の高い「CVフィルム」(*4)など、当社独自の技術を生かした特長のある製品で事業拡大を進めています。今後も新技術の研究開発を積極的に進め、フラットパネルディスプレイ材料の安定供給に貢献し、フラットパネルディスプレイ材料のリーディングカンパニーとして産業の発展に寄与していきます。

*1 フジタック : TAC(セルロ-ストリアセテ-ト)を素材とし、液晶用偏光板の保護膜として使用。抜群の透明性、光学特性を誇る。

*2 液晶テレビは、液晶分子をどう配向させるかによって、主に(1)TN(Twisted Nematic)モード、(2)IPS(In-Plane Switching)モード、(3)VA(Vertical Alignment)モードに分類される。32インチ未満のテレビは(1)、32インチ以上のテレビは(2)(3)の各モードが中心に採用されている。

【プレーンタック】 補償機能などの付加機能のための表面加工を施していないタックフィルム。偏光板の保護フィルムとして、VAモードやIPSモードの位相差フィルムとセットで使用されることもある。

【IPS用フィルム】 IPSモードの偏光板において斜め方向から画面を見た際の色味変化を抑える機能を持つフィルム

【VA用位相差フィルム】 VAモードの偏光板において光の屈折をコントロールすることで、視野角やコントラストなどを向上させる機能を持つフィルム

*3 WVフィルム : 液晶パネルの視野角を大幅に拡大するフィルム。富士フイルムの独自製品。

*4 CV フィルム : 液晶パネル表面の反射防止フィルム。低反射率、高精細、高防塵/防汚などの特徴がある。

<投資の概要>

工場名 生産品目 投資金額 稼動時期
(予定)
延べ床面積 建屋面積 備考
富士フイルム九州
第2工場第4ライン
超広幅プレーンタック
(1960~2300mm)
約90億円 平成22年10月 約15千m² 約7千m² 改造
神奈川工場足柄サイト
第3工場
超広幅VA用位相差
(1330~2300mm)
約100億円 平成23年4月 約12千m² 約4千m² 新設(既存の建屋を活用)
富士フイルム九州
第4工場第7ライン
超広幅プレーンタック
超広幅IPS用フィルム
(1960~2300mm)
約210億円 平成23年10月 約21千m² 約8千m² 新設

<今後のフジタック供給体制計画>

  既存工場 新設工場生産能力/年

合計能力/年

内超広幅フジタック
の生産能力合計

平成22年7月現在 605百万m²(*5)
(715百万m²)
  605百万m²(*5)
(715百万m²)
70百万m²
平成22年10月   富士フイルム九州 第2工場第4ライン
70百万m²
675百万m² 140百万m²
平成23年4月   神奈川工場足柄サイト 第3工場
35百万m²
710百万m² 175百万m²
平成23年10月   富士フイルム九州 第4工場第7ライン
70百万m²
780百万m² 245百万m²

*5 工事で停機している富士フイルム九州第2工場第4ラインと従来の神奈川工場足柄サイト第3工場の能力を除いた平成22年7月現在の合計生産能力は605百万m²。これら2ラインの能力を含めると、既存工場の年間のフジタック合計生産能力は715百万m²。

本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

  • 報道関係 広報部
  • TEL 03-6271-2000

ニュースリリースの内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。

ニュースリリースの内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。

ニュースリリース検索

文字入力し、[ 検索 ]を押すと、該当文字を含むリリースのタイトル一覧が表示されます。(大文字、小文字の区別はありません。全角、半角は区別します。

ここからフッターです

ページの終わりです
ページの先頭へ戻る