ニュースリリース
富士フイルム 米国医療ITシステムの事業体制を強化
米国子会社2社を米国販売子会社に統合
2010年7月28日
富士フイルム株式会社
富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆)の子会社で米国の医療事業を担うFUJIFILM Medical Systems USA, Inc(社長:藤谷 尚弘)は、富士フイルムグループの100%子会社であるProblem Solving Concepts Inc.社(本社:米国インディアナ州、以下プロソルブ社)ならびにEmpiric Systems, LCC社(本社:米国ノースカロライナ州、以下エンピリック社)を平成22年8月2日付けで統合いたします。これら2社を統合することにより、医療ITシステムの開発力をより一層強化し、さらなる事業拡大につなげるとともに、間接業務の集約などにより、経営の効率化を図ります。
プロソルブ社は、高いソフトウエア技術を背景に、主に心臓疾患の診断と治療をおこなう循環器部門向けの医用画像情報システムを独自に開発、販売している会社です。心臓疾患に代表される循環器疾患の診断・治療に必要な動画表示、心電図との同期、計測機能などに加え、カスタマイズ可能な充実したレポート作成機能が高く評価され、米国を中心に世界約460施設の循環器部門に同社のシステムが導入されています。
エンピリック社は、全世界で3000以上の医療機関に導入されている医用画像情報システム「SYNAPSE(シナプス)」(*1)と同様にウェブベースの放射線情報システム(*2)(Radiology Information System)を開発、販売している会社です。同社のシステムは、サーバ側にアプリケーションソフトがすべてインストールされ、ネットワークでサーバと繋がったクライアント側はソフトのインストールが不要です。システムの導入やバージョンアップの容易さ、拡張性の高さ、ほかのウェブシステムとの親和性の高さ、などの特長からユーザーの高い評価を得ており、現在、米国を中心に世界約250の施設に導入されています。
富士フイルムは、FUJIFILM Medical Systems USA, Incを通じ、平成18年12月にプロソルブ社、平成20年11月にエンピリック社を買収し、それぞれのシステムを富士フイルムの医用画像情報システム「SYNAPSE」に統合し提供しています(*3)。「SYNAPSE」に、プロソルブ社の循環器部門向けのシステムを統合することで、より幅広い医療画像を扱えるよう機能を拡大させ、また、エンピリック社の放射線情報システムを統合することで、放射線科の顧客に優れたワークフローと効率性を実現しています。今般、プロソルブ社とエンピリック社をFUJIFILM Medical Systems USA, Incに統合することで、医療ITシステム事業をさらに発展させていきます。
富士フイルムは、「先進・独自の技術をもって、人々のクォリティ オブ ライフのさらなる向上に寄与していく」という企業理念のもと、今後も各施設の幅広い画像診断ニーズに対応した最適なソリューションを提供し、医療の質や効率の向上、人々の健康の維持増進に貢献していきます。
*1 : CT、MRI、CRなどの医用画像診断装置からの検査画像を電子的に保存・検索・解析する医用画像情報システム。日本国内トップシェアで約1400施設に導入されている。
*2 : 患者登録、検査予約、診断結果レポートなどの機能からなる放射線部門のワークフローを管理する放射線情報システム。
*3 : プロソルブ社の循環器部門向けの製品は、「SYNAPSE cardiovascular」として、また、エンピリック社の放射線情報システムは「SYNAPSE RIS」として、米国を中心に提供している。
本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。
- お客さま メディカルシステム事業部
- TEL 03-6418-2092
- 報道関係 広報部
- TEL 03-6271-2000
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