ニュースリリース
モバイル端末向けドキュメントビューアの開発を強力にサポート!
ドキュメント画像変換技術「GT-Document」のAPI(*1)をクラウド型でトライアル公開
「iPhone」「Xperia™」「iPad」 PCなどに利用可能
2010年8月16日
富士フイルム株式会社
富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆)は、「Keitai Remote メールアクセス(*2)」に搭載しているドキュメント画像変換技術「GT-Document」のAPIを、本日よりシステム開発者向けにトライアル環境で公開します。
「GT-Document」は、ドキュメントファイルの各ページを富士フイルムが運営するサーバ上で高速・高精細なJPEG画像に変換し、各モバイル端末の画面向けに最適化して自動的に圧縮・配信するドキュメント画像変換技術です。お客さまご自身が、携帯電話のほか「iPhone」「Xperia™」などのスマートフォン、多機能情報端末「iPad」、PCなどさまざまなモバイル端末向けドキュメントビューアの開発に利用できるAPIをクラウド(*3)型で提供する新サービスを、本年12月よりスタートする予定です。新サービス開始に先立ち、現行バージョンのAPIをより多くのお客さまにお試しいただく環境を今回ご用意しました。
近年、多くの企業では、顧客への迅速対応や外出時の業務効率向上のため、社員が社外から安全な環境で円滑に業務遂行できるシステムへのニーズが高まっています。一方、個人情報や機密情報の漏洩リスク低減のため、社外への文書やパソコンの持ち出しを禁止する企業が増えてきており、社外からの情報の活用促進とセキュリティ強化の両立は多くの企業に取って大きな課題となっています。また、各種モバイル端末でドキュメントを閲覧する際、画面表示に時間を要したり、スクロールなどの動作が遅いなどの問題が指摘されています。
富士フイルムは昨年、独自の画像処理技術を応用した「GT-Document」を開発し、セキュリティに優れる完全シンクライアント方式(*4)を実現した「Keitai Remote メールアクセス」に搭載、サービス提供を開始しました。今回のトライアル環境では、「GT-Document」のAPIを用いて、各モバイル端末に最適なビューアの開発を容易に行うことができます。各種のドキュメントをサーバ上で高解像度のJPEG画像に変換し、その画像を高速で圧縮して端末に配信できるため、遠隔地からでもスムーズな閲覧を実現。また、独自の画像処理技術により、文字や図面など線画データのにじみ・かすれが少なく、高品質な画面表示が可能です。
現在対応しているドキュメントのファイル形式は、Microsoft Office(Word、Excel、PowerPoint)、Adobe Acrobat(PDF)、富士ゼロックスDocuworks、画像データ(JPEG、PNG、GIF)です。今後は、CADデータなどさまざまなフォーマットへの対応や、さらなる高精細な表示を実現していきます。富士フイルムは、今後もモバイルビジネス領域の拡大に向け、サービスをご利用いただく方々に対し、高品質なシステムを低コストで開発するための商品・サービスを提供していきます。
*1 API(Application Programming Interface) : ソフトウェアを開発する際にアプリケーションから利用できる機能の入り口となるもので、関数の集合体として提供される。主にファイル制御、画像処理、文字制御などの用途で提供されることが多く、開発者はその機能を呼び出すだけで、自らプログラミングすることなく、その機能を利用したソフトウェアを開発できるメリットがある。
*2 Keitai Remote メールアクセス : 社外から携帯電話で社内ネットワーク環境に接続し、メールやファイルサーバ内の添付ファイルに高速かつ安全にアクセスできる当社独自のサービス。
*3 クラウド : クラウド・コンピューティングの略。SaaS(Software as a Service)、PaaS(Platform as a Service)、IaaS(Infrastructure as a Service)の総称であり、導入する企業が必要とする機能だけをサービスとしてネットワーク経由で利用できるようにしたソフトウェア・プラットフォーム・基盤。
*4 シンクライアント方式 : クライアント端末(ノートパソコンや携帯電話など)に必要最小限の処理をさせ、ほとんどの処理をサーバ側に集中させたシステムアーキテクチャ。
<トライアル環境でお客さまが開発するドキュメントビューアに実装可能な機能>
「GT-Document」のAPIの特長を利用して、以下機能を実装可能です。
(1) 各種ドキュメントを高速・高精細にJPEG画像に変換し、各モバイル端末の画面向けに最適化して自動的に圧縮・配信する機能。
(2) 画像を高速に拡大・縮小する機能、文字や図面など線画データのにじみ・かすれが少なく高品質に表示する機能。
(3) 高解像度のJPEGデータから閲覧したい部分のみを高速に抽出し、画面表示する機能。
※ iPhone、iPadは、米国およびほかの国々で登録されたApple Inc.の商標です。
※ Xperia™は、 Sony Ericsson Mobile Communications ABの商標または登録商標です。
※ Microsoft、Word、Excel、PowerPointは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
※ Adobe、Adobe AcrobatはAdobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)の商標です。
本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。
- お客さま ネット応用ビジネス推進部
- TEL 03-6271-3083
- 報道関係 広報部
- TEL 03-6271-2000
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