ニュースリリース
FUJIFILM SQUARE 写真歴史博物館
『土門拳 作品展「室生寺」』
開催のお知らせ
2010年8月26日
2010年10月21日更新
富士フイルム株式会社
FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)は、写真歴史博物館にて、『土門拳 作品展「室生寺」』を2010年10月1日(金)から2011年1月31日(月)まで開催しております。
室生寺は、戦前戦後を通じ、土門拳が40年通い詰め、代表作『古寺巡礼』の原点となった、奈良県宇陀市の山寺です。
土門拳は「はじめてお寺に行ったのは、昭和14年12月の暮れ、奈良の室生寺が最初」と自伝に記しています。南大和の山あいにひっそりと建つ室生寺。そこで弥勒堂の釈迦如来坐像に出会ったことが、その後の長い古寺巡礼の始まりとなります。平安初期のどっしりと量感豊かな木彫仏。土門が「日本第一の美男の仏像」と惚れ込んで撮影したその写真は、彼の代表作のひとつとなりました。
昭和21年、焦土の東京から室生寺を訪れた土門は、変わらない寺のたたずまいに心打たれ、食糧難の時代に苦労して写真材料を集め、室生の里に通い詰めました。こうして昭和29年に写真集『室生寺』を刊行します。そこには土門を魅了した美しい里の風景も写し留められています。
本展は、土門拳の初期の代表作のひとつである写真集『室生寺』に収録された50点の作品を、2回に分けて展示いたします。土門拳が終生愛してやまなかった室生寺。その出発点となったみずみずしい作品をぜひお楽しみください。
現在開催中の第1部では、弥勒堂の釈迦如来坐像や、弥勒菩薩などを展示しておりますが、第2部では、金堂の十二神将や、十一面観音立像などが登場します。ぜひご期待ください。
記

「弥勒堂 釈迦如来坐像頭部」 ©土門 拳
| 企画展名 | 土門拳 作品展「室生寺」 |
|---|---|
| 開催期間 | 第1部 2010年10月1日(金)~2010年11月30日(火) 第2部 2010年12月1日(水)~2011年1月31日(月) 10:00~19:00 期間中無休 ※2010年12月28日(火)~2011年1月3日(月)は年末年始のため休館 |
| 作品点数 | 50点 |
| 会場 | FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)内、 富士フイルムフォトサロン 〒107-0052 東京都港区赤坂9丁目7番3号 TEL 03-6271-3350(受付時間10:00~19:00) fujifilmsquare.jp |
| 入場料 | 無料 |
| 協力 | 財団法人土門拳記念館 |
土門拳(どもん けん)プロフィール 1909年-1990年
山形県酒田市生まれ。1935年に「報道写真」を掲げる集団「日本工房」に入って以来、脳血栓で倒れる1979年までの足かけ45年にわたり、自らを「報道写真家」として位置づけ、激動の日本を記録。「文楽」「ヒロシマ」「筑豊のこどもたち」「風貌」「古寺巡礼」など、不朽の名作を数多く残した。戦争中、図らずも宣伝報道に加担してしまったことへの反省から、戦後は社会の現実を直視するリアリズム写真運動を主導し、アマチュア写真家に絶大な影響を与えた。土門は「日本と日本人が好き」と宣言、自分が惹かれた対象を凝視し、物事の本質を捉えようとして写真を撮影。ことに戦前戦中にも撮り続けた仏像写真は、「好きなものしかとらない」という土門美学を貫いたライフワークとして高く評価されている。全作品を故郷の酒田市に寄贈し、1983年、故郷の酒田市に日本初の写真美術館として土門拳記念館が開館した。
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クオリティの高いさまざまなジャンルの写真を展示する富士フイルムフォトサロン、写真とカメラの歴史を学べる写真歴史博物館のほか、最新の富士フイルム製品をご体験いただけるコーナーや、TVCMでおなじみの「ASTALIFT」をはじめとするスキンケア・サプリメント商品の販売を行うショップもあり、幅広い層の方にお楽しみいただける施設です。皆さまお誘いあわせの上、ぜひご来場ください。
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