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ニュースリリース

 

既存のフィルム映写機を利用し、低コストで3D映画の上映が可能に!

フィルムによる3D映画上映システムの提供を開始

2010年9月9日

富士フイルム株式会社

富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆)は、フィルムによる3D映画上映システムの日本国内での普及を進めるため、同システムに必要な専用レンズの提供を本日より開始いたします。このシステムでは既存のフィルム映写機をそのまま利用できるため、低コストで劇場での3D映画の上映が可能となり、大人気の3D映画をより多くの方々にお楽しみいただけます。

昨年から本年にかけて、3D映画の話題作が次々と公開されデジタル3D上映システムの導入を検討する劇場が増えています。しかしデジタル3D上映システムは、デジタルプロジェクターやサーバなどに加えて3D専用の付属設備が必要なため、現在全国の約3400スクリーン中デジタル3D上映に対応しているのは約15%と(*1)、初期投資・トータルコストの高さから導入できない劇場も多いという現状があります。

今回富士フイルムが提供を開始するのは、既存のフィルム映写機をそのまま利用して3D映画が上映できる、米国のテクニカラー社が開発した「Technicolor 3D」システムです。このシステムによる3D映画の上映は今春から欧米で開始され、年内に約700スクリーンを目標に導入が進められています。当社は、劇場向け映写設備の販売・保守サービス会社を通じて、フィルム映写機に装着する専用レンズのレンタルおよび設置を行い、日本国内において本システムの普及を進めていきます。

● フィルムによる3D映画上映システムの仕組み

[図]フィルムによる3D映画上映システムの仕組み

この「Technicolor 3D」システムは、上映用フィルムの1コマを上下に分け、それぞれに左目用・右目用の画像を記録させて(*2)、映写機に装着した専用レンズ(3Dスプリットレンズ)をとおして3D映像を映写するシステムです(*3)(上図) 。

[図]専用レンズ(3Dスプリットレンズ)

劇場には、当社からレンタルで提供する専用レンズのほか、本システムでの3D上映に必要な「シルバースクリーン」、上映時に観客の方々に配布する「3Dメガネ」をご用意いただきます。既存のフィルム映写機を用いるため、劇場にとっては専用レンズのレンタルやシルバースクリーンなどの費用を含めても低いコストでデジタル3D方式と同様に高画質な3D映画の上映が可能となります。また劇場での映写オペレーションも従来と大きく変わることはありません。

日本における本システムでの上映は、株式会社東急レクリエーションおよびユナイテッド・シネマ株式会社が運営する劇場において、本年11月以降本システムによる3D映画配給を表明している米映画制作・配給会社の作品(*4)から順次開始される予定です。

富士フイルムは、映画の製作から上映にいたる各プロセスで使用される高性能・高品質なフィルムの開発・販売に加え、この3D上映システム導入を推進することで、今後も映画産業の発展に貢献していきます。

*1 当社調べ。

*2 上映用フィルムは配給会社で作成いただきます。

*3 本上映システムは、鑑賞姿勢の自由度が高い円偏光方式を採用しています。

*4 ワールドワイドで本システムの3D配給を表明している会社:DreamWorks Animation SKG.Inc., Universal Pictures, Paramount Pictures, Warner Bros.、The Weinstein Company
北米での本システムでの3D上映作品:「シュレック・フォーエバー」、「Megamind」、「エアベンダー」、「キャッツ & ドッグス」、「Piranha 3D」、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」、「怪盗グルーの月泥棒」、「My Soul to Take」

本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

  • お客さま イメージング事業部 映画グループ
  • TEL 03-6271-2124
  • 報道関係 広報部
  • TEL 03-6271-2000

ニュースリリースの内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。

ニュースリリースの内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。

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