ニュースリリース
富士フイルムが「第1回プリンタブルエレクトロニクス大賞」を受賞
産業用インクジェットプリンターでプリンタブルエレクトロニクス分野に大きく貢献!
2012年2月29日
富士フイルム株式会社
富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆)は、平成24年2月15日(水)~2月17日(金)に東京ビッグサイトで開催された「プリンタブルエレクトロニクス(*1)2012」にて「第1回プリンタブルエレクトロニクス大賞」を受賞いたしました。
富士フイルムは、プリンタブルエレクトロニクスをはじめさまざまな分野において、機能性インクを利用したインクジェット技術の確立と発展を目的に、卓上タイプの産業用インクジェットプリンター「マテリアルプリンター DMP-2831」(以下、「DMP-2831」)を開発しました。海外では平成17年、国内では平成19年より販売を開始し、すでにワールドワイドで約700台の販売実績をあげています。
「DMP-2831」は、MEMS(*2)方式による高品質・高精度の最先端ヘッドとインクカートリッジが一体になった、独自開発のマテリアルカートリッジを採用。機能性インクをマテリアルカートリッジに装填するだけで簡単に吐出することができるなど、これまでにない簡便な研究・開発環境を提供することができます。
今回の受賞は、「DMP-2831」がコンパクト設計で、利便性に優れたマテリアルカートリッジを搭載しながらも、導入しやすい価格を実現していること、そして研究開発用途の標準的なインクジェット装置としてすでに多くの企業や大学などで利用されていることから、プリンタブルエレクトロニクス分野への貢献度が非常に高いと評価されたものです。
今回が第1回目となる「プリンタブルエレクトロニクス大賞」は、展示会出展者を対象としてプリンタブルエレクトロニクス実行委員会による選考を経て決定されるもので、斬新かつ先駆的で最優秀な技術を表彰する「大賞」と、それに準ずる「特別賞」があり、当社は「大賞」を受賞しています。
富士フイルムは、現在、「DMP-2831」の上位機種である「DMP-3000」(平成22年発売)もラインアップに加え、産業用インクジェットプリンターの取り組みを強化しています。今回の「プリンタブルエレクトロニクス大賞」の受賞を励みに、これからもインクジェット技術の進化とプリンタブルエレクトロニクス分野の発展に寄与すべく、優れた製品の開発に取り組んでいきます。
*1 プリンタブルエレクトロニクスとは、インクジェット印刷やスクリーン印刷などの印刷法で配線、ディスプレイや電子デバイスなどの電子部品の部材を形成する技術の総称。
*2 MEMSとは、“Micro Electro Mechanical System(微小電気機械システム)”の略称で、半導体微細加工技術を用いて、シリコン基板上にマイクロメートルオーダーの電子・機械構造を3次元的に作り込む技術、および製造した部品の総称。この技術をインクジェットヘッドに適用することで、高精度のインク吐出ノズルなどを高精度かつ高密度に配置でき、機械的にも化学的にも安定なインクジェットヘッドを作ることができる。
![[写真] 授賞式の様子](pack/images/articleImg/articleffnr0616_img_01.jpg)
![[写真] マテリアルプリンター DMP-2831](pack/images/articleImg/articleffnr0616_img_02.jpg)
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