ニュースリリース
小型・軽量!ズーム・フォーカス駆動のドライブユニットを着脱できる
シネマカメラ用レンズ「FUJINON ZK4.7×19」
高い光学性能を備え、焦点距離19mmから90mmまで対応
新発売
2012年4月9日
富士フイルム株式会社
富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆)は、シネマカメラ用レンズの新ラインアップとして、小型・軽量ボディを実現し、ズームやフォーカスを電動で駆動させるドライブユニットを着脱できる「FUJINON ZK4.7×19」(以下、「ZK4.7×19」)を、8月下旬より発売いたします。「ZK4.7×19」は、シネマカメラで最も普及している35mmPLマウント(*1)を採用し、焦点距離19mmから90mmまで対応した、高性能ポータブルタイプのレンズです。
近年、シネマカメラのコンパクト化に伴って、レンズにも小型・軽量化が求められています。また、映画制作では、レンズとドライブユニットをそれぞれ装着する必要があるため、撮影機材が大型化し重くなるという問題があります。
今回発売する「ZK4.7×19」は、最先端の光学シミュレーション技術を駆使し、高精度な大口径非球面レンズを採用したレンズ設計とすることで、高い光学性能を兼ね備え、さらにはレンズとドライブユニットを一体化することで、わずか2.7kgの小型・軽量ボディを実現した、ポータブルタイプのシネマカメラ用レンズです。
「ZK4.7×19」は、映像のひずみやフォーカス時の画角変化を抑制しながら、レンズ中心部から周辺部まで高い解像力を実現しているため、映画館の大きなスクリーンに上映しても画面周辺部まで高画質な映像を制作することができます。また、19mmから90mmまでの焦点距離に対応。さらに、PLマウント採用のシネマカメラ用レンズとして初めて「マクロ機能」も搭載し、被写体に37cm(*2)まで接近して撮影できるため、1本でカバーする撮影シーンが拡大します。
また「ZK4.7×19」は、着脱可能なドライブユニットを採用しています。これにより、レンズ・ドライブユニットそれぞれを装着するシネマカメラ用レンズと、レンズ・ドライブユニットが一体となったTVカメラ用レンズの双方の操作感を兼ね備えるため、映画のみならず、テレビ制作の現場で使われるシネマカメラでの使用にも最適です。シネマカメラ用レンズ特有の、浅い被写界深度によるボケ味の良さを生かした映像を、テレビ制作の現場でも実感いただけます。
富士フイルムが提供するフジノンレンズは、高い描写力が評価され、世界的な大ヒットとなった3D映画「AVATAR(アバター)」の制作で採用されるなど、最新の映像表現の進化に貢献しています。今後も、富士フイルムは、長年培ってきた光学技術や精密加工・組立技術などを駆使して、画期的な新製品を開発・提供し、多様化する制作現場のニーズにこたえていきます。
なお、平成24年4月16日~19日にアメリカのラスベガスで開催される米国最大の放送機器展示会「NAB2012」で本製品を出展いたします。
*1 シネマカメラの世界最大手ドイツアーノルド&リヒター社の16mm/35mmシネマカメラ向けのレンズマウント。
*2 センサーからの被写体までの距離。
記
- 1. 品名
- シネマカメラ用レンズ「FUJINON ZK4.7×19」
- 2. 発売日
- 平成24年8月下旬
- 3. 標準ユーザー渡し価格
- オープン
- 4. 主な特長
-
- (1) 高い光学性能と小型軽量ボディを実現
-
- 最先端の光学シミュレーション技術を駆使し、高精度な大口径非球面レンズを採用したレンズ設計とすることで、高い光学性能を実現。さらに、レンズとドライブユニットを一体化することで、わずか2.7kgの小型・軽量ボディを可能とした、ポータブルタイプのシネマカメラ用レンズです。
- 映像のひずみやフォーカス時の画角変化を抑制しながら、レンズ中心部から周辺部まで高い解像力を実現。映画館の大きなスクリーンに上映しても画面周辺部まで高画質な映像を制作することができます。
- TVカメラ用レンズで搭載している「フランジバック(*3)調整機構」を採用。カメラとレンズをベストマッチングさせ、レンズの光学性能をフルに引き出します。
- 9枚羽根採用により、円形に近い絞り形状を実現。より自然なボケ味を生かした映像表現ができます。
*3 レンズの取り付け基準面(フランジ)からセンサーまでの距離。
-
- (2) 撮影シーンを拡大させる「マクロ機能」を搭載
-
- 19mmから90mmまでの焦点距離に対応。さらにPLマウント採用のシネマカメラ用レンズとして初めて「マクロ機能」も搭載し、被写体に37cmまで接近して撮影できるため、1本でカバーする撮影シーンが拡大します。
-
- (3) 着脱可能なドライブユニットを採用
-
- ズームやフォーカスを電動で駆動させるドライブユニットに着脱方式を採用しています。これにより、レンズ・ドライブユニットそれぞれを装着するシネマカメラ用レンズと、レンズ・ドライブユニットが一体となったTVカメラ用レンズの双方の操作感を兼ね備えるため、映画のみならず、テレビ制作の現場で使われるシネマカメラでの使用にも最適です。
- シネマカメラ用レンズ特有の、浅い被写界深度によるボケ味の良さを生かした映像を、テレビ制作の現場でも実感いただけます。
-
- (4) レンズデータを高分解能で出力する「ロータリーエンコーダー」を搭載
-
- ズームやフォーカス情報などのレンズデータを高分解能で出力できる「ロータリーエンコーダー」をドライブユニットに標準搭載。レンズの焦点距離や被写体距離、T-No(明るさ)などが表示できる、ARRI社のLDS(Lens Data System)やCooke社のiシステムに対応し、編集作業の効率化に寄与します。
-
- (5) ユニバーサルデザインを採用
-
- フォーカス、ズーム、アイリスの操作リングには、視認性に優れたオリジナルフォントで、撮影距離、焦点距離、T-Noを表記したユニバーサルデザインを採用。現場での操作性をサポートします。
- 5. 主な仕様
-
型名 ZK4.7×19 カメラ仕様 35mmPL Mount Camera 焦点距離 19~90mm ズーム比 4.7× T-No 2.9 最至近撮影距離(M.O.D) 0.85m 被写体範囲(*4)
(M.O.D時)〔水平×垂直〕19mm 915×515mm 90mm 193×109mm 画角(*4)〔水平×垂直〕 19mm 71°41’×44°14’ 90mm 17°20’×9°48’ サイズ φ114mm×223mm 質量 約2.7kg(駆動部付) / 約2.2kg(駆動部なし) *4 センサーサイズ 27.45mm×15.44mm
![[写真] シネマカメラ用レンズ「FUJINON ZK4.7×19」](pack/images/articleImg/articleffnr0625_img_01.jpg)
本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。
- お客さま 光学デバイス事業部 第2レンズ商品部
- TEL 048-668-2144
- 報道関係 広報部
- TEL 03-6271-2000

