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ニュースリリース

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富士フイルム 偏光板保護フィルム「フジタック」の高品質、高効率生産技術の開発で
第44回(平成23年度)日化協技術賞 総合賞を受賞

2012年5月29日

富士フイルム株式会社

富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆)は、液晶ディスプレイに不可欠な偏光板保護フィルム「フジタック」の高品質・高効率生産技術の開発で、一般社団法人 日本化学工業協会(会長:藤吉 建二)の第44回(平成23年度)日化協技術賞の最高賞である「総合賞」を受賞しました。5月28日(月)に日本化学工業協会総会(場所:パレスホテル)にて授賞式が行われました。

日化協技術賞 総合賞は、独創性に優れ、化学産業ならびに経済産業の発展に大きく寄与した技術を表彰するものです。

今回の受賞は、革新的な溶液製膜技術の開発により、高品質な「フジタック」を安定的に、低い環境負荷で高速生産することを可能にし、大型液晶テレビの普及に貢献したことが高く評価されたものです。

[写真] 授賞式での受賞者集合写真

〔受賞者〕

辻本 忠宏R&D統括本部 生産技術センター 技術担当部長
川本 二三男執行役員 フラットパネルディスプレイ材料生産部長
足立 敦フラットパネルディスプレイ材料生産部 技術部長
山﨑 英数R&D統括本部 生産技術センター 研究部長
中村 敏和フラットパネルディスプレイ材料生産部 主任技師

〔業績の概要〕

「フジタックの高品質、高効率溶液製膜技術開発による事業拡大」
液晶ディスプレイには、2枚の偏光板が用いられており、それぞれの偏光板には2枚の偏光板保護フィルムが使用されています。当社は、従来より天然素材のセルローストリアセテートを原料とする「フジタック」を、写真フィルムの支持体として使用してきました。「フジタック」は、透明性が高く光学等方性に優れているという特長から、1980年代より電卓などの液晶ディスプレイの偏光板保護フィルムとして使用されるようになり、その後パソコンの液晶モニターやテレビにも使用が拡大しました。液晶ディスプレイの高性能化と大型化、および爆発的な需要の伸びに伴い、「フジタック」にも、より高い品質と生産性が求められていました。
その需要にこたえるために以下の4つの新たな製造技術を開発し、厚みムラのない卓越した平面性と優れた光学等方性を持つ「フジタック」を安定的に、低い環境負荷で高速生産することに成功しました。

<フジタック高速生産のための新規生産技術>

  • 共流延技術開発によるフィルム平面性と高速生産の両立実現
  • 液膜振動制御技術による優れた厚み均一性の実現
  • 光学配向制御技術開発による低複屈折率の実現
  • 溶剤回収率向上技術、超広幅化での偏光板取り効率向上の技術開発による環境負荷軽減

富士フイルムは、高度な生産技術の確立とともに、製品を安定的に供給するための生産体制の構築に取り組み、世界の液晶テレビの急成長を支えてきました。「フジタック」の新たな中核生産拠点「富士フイルム九州株式会社」の設立や、40インチ以上の大型液晶テレビの効率的な生産に適した超広幅フジタックの生産設備増強など、平成12年以降累計で、3,500億円以上を投資しています。

富士フイルムは、今後も新技術の研究開発を積極的に進め、製品の安定供給および環境保全に貢献し、フラットパネルディスプレイ材料のリーディングカンパニーとして産業の発展に寄与していきます。

本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

  • 報道関係 広報部
  • TEL 03-6271-2000
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記事の内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。

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