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ニュースリリース

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救急医療の診断・治療をスマートフォンでサポート

遠隔画像診断治療補助システム「SYNAPSE ERm (シナプス イーアールエム)

新発売

2012年11月13日

富士フイルム株式会社

富士フイルム株式会社(社長:中嶋 成博)は、スマートフォンを利用して救急医療を広くサポートする遠隔画像診断治療補助システム「SYNAPSE ERm(*1)」を、富士フイルムメディカル株式会社(社長:平井 治郎)を通じて平成24年12月10日より発売いたします。

「SYNAPSE ERm」は、救急患者を受け入れた病院から、院外にいる専門医の持つスマートフォンに患者の検査画像や診療情報を送信し、治療に必要な処置情報を効率良くやりとりすることで、病院内での診断や治療をサポートするシステムです。脳卒中の救急医療をサポートするシステムとして昨年6月に発売した「i-Stroke」をベースに、心疾患などの治療の際に基礎情報として必須となる、心電図などの生体モニター情報を高画質に表示できる機能などを搭載し、救急医療全般に広く活用できます。

本システムには、あらかじめ登録された専門医のスマートフォンに患者情報や検査画像を一斉に配信できる「緊急コール」機能を搭載しています。患者が救急搬送された際に、院内に専門医がいない場合でも、院外にいる専門医から送られた検査や処置についてのコメントを画面に表示することで、担当医は、専門医が駆けつけるまでの診断や適切な治療などの参考にすることができます。検査画像や専門医のコメント、処置の状況は、「タイムライン」上に表示され、診療にかかわる複数の医療スタッフが発症した時点からどのような検査、診断、治療が行われたかなどの情報を共有できます。

また、心電図などの生体モニター情報をデジタルデータで高画質に表示でき、画面の小さなモバイル端末でも細かい波形データを表示して確認することができます。過去の特定時点の心電図波形や血圧情報をさかのぼって見ることも可能で、患者のより詳細な情報の確認に役立ちます。

このほか、院外にいる専門医がアドバイスなどのコメントを入力する際、緊急時に少しでも時間短縮できるよう煩雑さを軽減し、手入力に加え音声入力が可能です。「SYNAPSE ERm」のアプリケーション上では、「脳卒中治療ガイドライン」のウェブサイトも閲覧可能で、さらに心疾患や周産期医療などほかの治療に役立つウェブサイトをブックマーク登録できるようにするなど、現場での使いやすさにもこだわりました。

今後も、さらに心疾患や周産期救急医療などのサポートに特化した機能を拡充し、サポートの範囲を拡大していきます。

富士フイルムは、医療現場での救急医療を効率的かつ広域に支援することで、今後も医療の質の向上、人々の健康の維持増進に貢献していきます。

*1 「SYNAPSE ERm」の「ER」は救急救命室(Emergency Room)を、「m」はMobileを意味しています。

1. 発売日
平成24年12月10日
2. 製品名
SYNAPSE ERm
3. 主な特長

[イメージ] タイムライン表示画面

[イメージ] 生体モニター情報連携画面(画面はハメコミ合成です)

(1) 「緊急コール」機能による緊急時連絡
救急患者が病院に搬送された場合、院内の担当医は事前に登録した専門医の所有するスマートフォンに、「緊急コール」を一斉に配信します。「緊急コール」を受けた専門医は、スマートフォン上で、救急搬送された患者の基本情報や検査画像情報を閲覧して適切な検査や処置についてコメントし、専門医が駆けつけるまでの診断、治療をサポートします。
(2) 「タイムライン表示」による緊急時の時間管理
発症からの時間経過とともに色が変わる「タイムライン」上に患者の検査画像や医師のコメント、処置の状況を表示することで、診療に関わる医療スタッフが発症から検査、診断、治療などの情報を時系列で共有化できます。
(3) 生体モニター情報連携機能
MFER(*2)に対応した生体モニター機器から心電図波形などの情報をデジタルデータで受け取り、従来のアナログデータに比べ高画質に表示することが可能です。画面の小さなモバイル端末でも細かい波形データの確認ができます。
また、過去のある特定した時点の心電図波形や血圧情報をさかのぼって見ることが可能です。専門医が患者のより詳細な情報を確認するために有効な機能です。
(4) コメントの音声入力(ディクテーション)機能
ツイート機能を使って専門医がアドバイスなどのコメントを入力する際に、これまでの手入力に加え音声による入力が可能です。少しでも時間を短縮し効率的に入力を行うことで、迅速な対応が求められる救急医療の現場をサポートします。
(5) 救急治療において役立つ情報を自由に追加
脳卒中治療ガイドラインが表示でき、これに加え心疾患や周産期医療に役立つガイドラインなどの必要な情報を自由に追加して表示することができます。また緊急性の高い小児急性中耳炎重症度や顔面神経麻痺のチェックリストを端末上で確認できる機能も搭載しました。
(6) 幅広い機種の携帯端末に対応
より多くの方に幅広くご利用いただけるよう、iPhone5や新しいiPadにも対応しています。
<対応携帯端末>
[1] docomo NEXT series GALAXY S III(SC-06D), GALAXY S II(SC-02C)
[2] docomo NEXT series GALAXY Note(SC-05D)
[3] docomo NEXT series XperiaTM GX(SO-04D) (*3)
[4] ドコモタブレットGALAXY Tab 10.1 LTE SC-01D
[5] ソフトバンク iPhone4/4S/5(*4)
[6] ソフトバンク iPad(第三世代)/iPad2(*4)
「SYNAPSE ERm」にスマートフォンからアクセスするための専用ソフトが必要です。アンドロイド用ソフトはGoogle Playから、iPhone用ソフトはアップルのApp Storeから、無償でダウンロードできます。(名称はどちらも「SYNAPSE ERm」)

*2 MFER(Medical waveform Format Encoding Rules)は、心電図、脳波、呼吸波形などの医用波形を全般的に記述できる標準化規約。

*3 「Xperia」はSony Ericsson Mobile Communications ABの商標または登録商標です。

*4 iPhone,iPadはApple Inc.の商標です。iPhone商標はアイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。

[写真] 遠隔画像診断治療補助システム「SYNAPSE ERm」

本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

  • お客さま 富士フイルムメディカル株式会社 営業本部 マーケティング部
  • TEL 03-6419-8033
  • 報道関係 富士フイルム株式会社 広報部
  • TEL 03-6271-2000
  • 富士フイルム ウェブサイト
  • http://fujifilm.jp/business/healthcare/
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記事の内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。

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