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ニュースリリース

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使用済みオフセット印刷用刷版材料のクローズドループリサイクルシステムを構築し、
資源の有効利用拡大に大きく貢献!

平成24年度「資源循環技術・システム表彰」で「奨励賞」を受賞

2012年11月22日

富士フイルム株式会社

富士フイルム株式会社(社長:中嶋 成博 以下 富士フイルム)は、社団法人産業環境管理協会が主催する平成24年度「資源循環技術・システム表彰」で「奨励賞」を受賞しました。受賞案件は、使用済みオフセット印刷用刷版材料「CTP版/PS版」のクローズドループリサイクル(*1)の取り組みです。

「資源循環技術・システム表彰」は、社団法人産業環境管理協会が、経済産業省の後援を受けて、廃棄物の発生抑制、再使用、再資源化に資する優れた事業や取り組みの奨励・普及を図ることを目的として設けられた表彰制度で、昭和50年に「再資源化貢献企業表彰」の名称でスタートし、リサイクルや環境保全の表彰制度としては最も長い歴史を持つ表彰の一つです。「奨励賞」は、実績期間が3年未満で、新規性が高く、新たなビジネス創出の観点から、表彰によりその事業・取り組みをより一層促進することに寄与すると考えられるものを対象として設けられた賞です。

富士フイルムは、平成5年にレンズ付フィルム「写ルンです」のリユース・リサイクルシステムの開発で「環境立地局長賞」を、平成21年にオフセット印刷用刷版材料「CTP版/PS版」の生産時の端材アルミニウムのクローズドループリサイクルシステムの構築で「奨励賞」を受賞しています。

今回の受賞は、クローズドループリサイクルの対象を工場から市場に拡大し、使用された当社製刷版材料の主原料のアルミニウムを再利用して同じ品質の刷版材料にリサイクルする「PLATE to PLATEシステム」を、印刷会社や新聞社、アルミ回収会社、合金メーカー、圧延メーカーなどの協力を得て構築したもので、資源の有効利用拡大に大きく寄与したことが高く評価されました。

*1 クローズドループリサイクルとは、品質の低下を伴わずに、同じ製品に再生するリサイクル。資源廃却を最小限にすることができます。

【受賞テーマ】

使用済み印刷用CTP版/PS版のアルミニウムのクローズドループリサイクル「PLATE to PLATEシステム」の構築

【取り組み内容】

オフセット印刷用刷版材料「CTP版/PS版」は、耐刷性や保水性、耐汚れ性など良好な印刷特性を確保するために純度の高いアルミニウムを使って製造されています。そのため、アルミニウムの新地金を使用していました。しかしながら、アルミニウムの新地金を製造するには、新たな資源と大量のエネルギーを要し、大きな環境負荷がかかります。

そこで、富士フイルムは、平成19年に「CTP版/PS版」生産時の端材アルミニウムを再利用して同じ品質の「CTP版/PS版」を製造するクローズドループリサイクル体制を確立。本リサイクルでの実績・経験を生かして、平成23年には印刷会社や新聞社などで使用された当社製「CTP版/PS版」から主原料であるアルミニウムを再利用するクローズドループリサイクルの仕組み「PLATE to PLATEシステム」を構築しました。クローズドループリサイクルは、純度を落とさず、同じ品質のままリサイクルを続けることができるため、アルミニウムの新地金の使用量を抑制し、資源の有効利用拡大に大きく貢献します。また、アルミニウムの製造から「CTP版/PS版」の生産までに発生するCO2量を、アルミニウム新地金を使用した場合と比較して最大63%カット(*2)できます。

また、本リサイクルの拡大を推進するため、同活動への参画を証明する「PLATE to PLATEマーク」ISO14021(環境ラベル・タイプII)(*3)に基づき制定。現在、参画企業には、同マークを印刷物に表示するなど、環境への取り組みに有効活用いただいています。

*2 「CTP版/PS版」の原材料に、アルミニウム新地金を使用した場合と、使用済み「CTP版/PS版」をすべて再利用して生産した再生地金を使用した場合との比較。アルミニウムの原料となるボーキサイトの精錬から「CTP版/PS版」製造までに発生するCO2発生量の削減効果を示しています。

*3 ISO(国際標準化機構)の環境ラベルの規格で、タイプIIは企業が自ら環境配慮を主張する自己宣言型のラベル。

<PLATE to PLATEシステム>

[図] PLATE to PLATEシステム

※ 「PLATE to PLATEシステム」の流れ
本リサイクルの推進窓口となる当社グループ会社の株式会社エフアールが、印刷会社や新聞社などと取引しているアルミニウム回収会社を通じて、当社製の使用済み「CTP版/PS版」を入手します。そして、協力先の合金メーカーが、使用済み「CTP版/PS版」を再生地金として生産し、さらに圧延メーカーが、その再生地金を使って純度の高い「CTP版/PS版」生産用アルミニウムコイルへと加工します。富士フイルムは吉田南工場で、このアルミニウムコイルを原材料に使って、高品質な「CTP版/PS版」を製造します。

本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

  • お客さま CSR推進部 環境・品質マネジメント部
  • TEL 03-6271-2064
  • 報道関係 広報部
  • TEL 03-6271-2000
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記事の内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。

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