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ニュースリリース

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富士フイルム バリウムフェライト磁性体を用いた大容量データテープの開発と量産化で第46回(平成25年度)「市村産業賞 本賞」を受賞

2014年3月14日

富士フイルム株式会社

富士フイルム株式会社(社長:中嶋 成博)は、財団法人新技術開発財団(総裁:三笠宮寬仁親王殿下)の第46回(平成25年度)「市村産業賞」において、「バリウムフェライト磁性体を用いた大容量データテープの開発と量産化」に関する功績で「市村産業賞 本賞」を受賞いたしました。

今回の受賞は、世界的なデータ量の増大にともないビッグデータの急速な活用拡大が見込まれる中、データテープの材料に世界で初めて「バリウムフェライト(BaFe)磁性体」を採用し、メタル磁性体を用いた従来技術では限界に近づいていたデータテープの容量を飛躍的に向上させるとともに、長期保存性、信頼性、コスト面に優れた大容量データ記録用メディアを提供したことが高く評価されたものです。

「市村産業賞」は、優れた国産技術を開発することで産業分野の発展に多大な貢献・功績のあった技術開発者、またはグループに贈られる賞です。リコー三愛グループの創始者、市村清氏の提唱により昭和43年に設立されました。

同賞には、本賞・功績賞・貢献賞があり、このうち本賞は、該当案件のある年のみ贈呈される名誉ある賞で、本件で22件目の授賞となります。

受賞内容は以下のとおりです。

〔受賞者〕

事業経営者 中嶋 成博 富士フイルム株式会社 代表取締役社長
技術開発者 野口 仁 富士フイルム株式会社 R&D統括本部 記録メディア研究所 所長
萬代 俊博 富士フイルム株式会社 R&D統括本部 記録メディア研究所 研究マネージャー
斉藤 真二 富士フイルム株式会社 R&D統括本部 知的財産本部 シニアエキスパート

〔開発の背景〕

デジタルデバイスの世界的な普及や大容量化、インターネットの普及、映像の高精細化などにともない、蓄積されるデータの容量が急速に拡大しています。こうしたデータの総容量は、2020年には40ゼタバイト(1兆の10億倍)になると予想されており(*1)、主に企業によるビッグデータ活用の動きも活発化しています。そうした中、磁気テープには、長期保存性能を有すること、ハードディスクドライブ(HDD)と比較してTCO(*2)に優れること、災害対策として遠隔地での保管が可能であることなどから高容量化が望まれていました。

〔開発技術の概要〕

受賞者らは、データテープ高容量化の技術的限界を打ち破るためのキー技術として、従来のメタルに代わる新たな磁性材料であるBaFe磁性体の20nmサイズへの微細化を達成。あわせて、この超微粒子化した磁性体を均一かつ安定的に分散させる分散技術、さらに分散された塗布液をテープの支持体に50nm厚で均一に塗布する磁性層均一薄層化技術を開発し、大容量データテープの製品化に成功しました。

〔特徴と効果〕

本技術開発により、従来技術では限界に近づいていたデータテープの大幅な高容量化に成功し、耐久性・長期保存性についても高い性能を達成しました。さらに本技術は、高速・広幅・連続生産に適した塗布型のため、HDDと比較して低コストであるという磁気テープの長所を最大限に引き出すことにも成功しています。現在、本技術で開発されたデータテープはIBM社やOracle社などの最新システムで採用され、国内外で広く使用されています。将来的に1巻当たり記録容量35TB相当の大容量テープカートリッジを開発できることを技術的に検証するなど、今後の更なる高容量化に向けた研究開発も行っています。

富士フイルムは、世界シェアNo.1(*3)のコンピューター用磁気テープメーカーとして、今後もお客さまのニーズにお応えする高性能・高品質のメディアを開発・提供することで、情報化社会におけるビジネスの発展や人々の安全・快適な生活の実現に寄与します。

*1 米調査会社IDC調べ。

*2 Total Cost of Ownershipの略。ドライブやサーバなどの導入にかかる初期費用やメンテナンス費用、消費電力などすべてを含めたコスト。

*3 生産者シェア(当社調べ)

本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

  • コーポレートコミュニケーション部
  • TEL 03-6271-2000
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記事の内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。

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