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ニュースリリース

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「画像保存性に優れるインクジェット用インクの開発」

平成26年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰「科学技術賞」を受賞

シアン染料の耐オゾン性を約30倍に高め、インクジェットプリントの普及に貢献

2014年4月7日

富士フイルム株式会社

富士フイルム株式会社(社長:中嶋 成博)は、文部科学省の定める平成26年度科学技術分野の文部科学大臣表彰において、「画像保存性に優れるインクジェット用インクの開発」に関する功績で「科学技術賞(開発部門)」を受賞いたしました。

科学技術分野の文部科学大臣表彰は、科学技術に関する研究開発、理解増進などにおいて顕著な成果を収めた者について、その功績を讃えることにより、科学技術に携わる者の意欲の向上を図り、日本の科学技術水準の向上に寄与することを目的とするものです。「科学技術賞(開発部門)」は、日本の社会経済、国民生活の発展向上などに寄与し、実際に利活用されている画期的な研究開発もしくは発明を行った者が対象です。

受賞内容は以下の通りです。

〔受賞者〕

立石 桂一 富士フイルム株式会社 R&D統括本部 有機合成化学研究所 研究マネージャー
野呂 正樹 富士フイルム株式会社 R&D統括本部 有機合成化学研究所 研究マネージャー
矢吹 嘉治 富士フイルム株式会社 R&D統括本部 有機合成化学研究所
大松 禎 富士フイルム株式会社 R&D統括本部 エレクトロニクスマテリアルズ研究所

〔開発の背景〕

インクジェットプリンティング技術の進歩に伴い、高画質のカラープリントが手軽に得られるホームプリントが普及し始めていた平成12年頃、色の三原色のひとつであるシアン染料(青色系色素)が大気中に存在するオゾンによって短期間に褪色し、画像がオレンジ色に変色するという問題が発生しました。この問題の解決は、インクジェットカラープリントが広く普及するか否かを決める極めて重要な課題でした。

〔開発の成果〕

本開発において、安価で色味に優れたフタロシアニン骨格をベースに、オゾンによる褪色メカニズムを解明しました。解析結果に基づいてシアン染料(青色系色素)を巧みに分子設計し、オゾンによる褪色を抑制することに成功。当時一般的に使用されていたシアン染料に比べ、耐オゾン性を約30倍まで高めることができました。

〔社会への影響〕

本開発により、インクジェットプリントの幅広い普及に貢献。「デジタルカメラで撮影し、インクジェットプリンターでホームプリントする」という、新たな写真の楽しみ方の創生にもつながりました。また、インクジェットプリントの普及によって、デジタルカメラで撮影した画像データからの商業的な写真プリントにもインクジェットプリントが活用されたことで、廃液処理工程が不要なインクジェット方式ミニラボを用いた、新しい業態の創出にも貢献しています。

富士フイルムは、ファインケミカルのリーディング・カンパニーとして、今後もお客さまのニーズにおこたえする高性能・高品質の材料を開発・提供し、人々の快適で感動あふれる生活の実現に寄与します。

本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

  • コーポレートコミュニケーション部
  • TEL 03-6271-2000
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記事の内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。

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