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ニュースリリース

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レーザー光源搭載の内視鏡システム「LASEREO(レザリオ)」用内視鏡に新ラインアップ

上部消化管用経鼻内視鏡「EG-L580NW」

炎症の診断をサポートする、特殊光色彩強調機能「LCI」に対応

新発売

2014年10月14日

富士フイルム株式会社

富士フイルム株式会社(社長:中嶋 成博)は、内視鏡のシステムにレーザー光源を用いた新世代内視鏡システム「LASEREO(レザリオ)」用内視鏡の新ラインアップとして、鼻からの挿入が可能な先端部径5.8mmの極細径の上部消化管用経鼻内視鏡「EG-L580NW」を、10月23日より富士フイルムメディカル株式会社(社長:新延 晶雄)を通じて発売いたします。

「LASEREO」は、波長の異なる「白色光観察用レーザー(白色光用レーザー)」と「狭帯域光(*1)観察用レーザー」の2種類のレーザーを搭載しています。白色光用レーザーを蛍光体に照射することで、通常の観察に適したスペクトル幅(*2)の広い白色光を発光させ、自然な色の画像をモニター上に再現することができます。また、「狭帯域光観察用レーザー」は、波長が短いスペクトル幅の狭い光であり、この光を照射することによって、粘膜表層の微細血管やわずかな粘膜の凹凸などのコントラストを強調して画像をシャープに映し出すことができ、微小な病変を観察するのに適しています。「LASEREO」は、平成24年9月の発売以来、特に早期がんに特徴的な粘膜表層の微細血管などの変化を観察できるとして高い評価をいただいています。

今回発売する「EG-L580NW」は、このような「LASEREO」特有の観察が可能な上部消化管用経鼻内視鏡です。鼻から内視鏡を挿入することで、咽頭反射による嘔吐感を軽減することができます。また、内視鏡先端から照射される照明光のバランスを見直し、画面周縁部までより明るい画像を提供し、視認性を向上させています。

さらに、本内視鏡で撮影した画像には、赤色領域のわずかな色の違いを画像処理で見やすく表示する「LASEREO」用の特殊光色彩強調機能「LCI(Linked Color Imaging)」を利用することができます。内視鏡による消化管粘膜の観察では、わずかな色の違いから正常な粘膜と炎症のある粘膜を見分けなければなりません。「LCI」は、粘膜色付近の彩度差・色相差を拡張する画像処理を行うことで、粘膜のわずかな色の違いを強調して表示し、炎症の診断をサポートします。

さらに、本内視鏡は、先端部径5.8mmでありながら鉗子口径を2.4mmと広くしたことで、体液などの吸引性能の向上を実現しました。また送気・送水管路構造の見直しにより内視鏡先端のレンズに付着した水滴が残りにくくなり、検査時の医師のストレス軽減や検査時間の短縮が期待されます。

[画像]

富士フイルムは、新世代内視鏡システム「LASEREO」用の上部消化管用経鼻内視鏡「EG-L580NW」をラインアップに加えることで、経鼻内視鏡のさらなる普及を図り、がんの早期発見に必要なスクリーニング検査の受診率・精度向上に貢献することを目指します。今後も、医療現場のニーズに応え内視鏡関連製品のラインアップを拡充し、医療の質や効率の向上、人々の健康増進に貢献していきます。


*1 波長帯域の狭い光。「LASEREO」においては、粘膜表層の微細血管などを強調した画像観察用に使用。

*2 光の波長帯域のこと。

1. 品名
薬事販売名:電子内視鏡 EG-L580NW、薬事認証番号:226AABZX00070000
一般的名称:ビデオ軟性胃十二指腸鏡
そのほかの一般的名称:ビデオ軟性食道鏡、ビデオ軟性咽頭鏡、ビデオ軟性鼻咽喉鏡、ビデオ軟性喉頭鏡、ビデオ軟性口腔鏡
2. 発売日
平成26年10月23日
3. 標準ユーザー渡し価格
3,600,000円(税抜)
4. 主な特長
  1. 波長の異なる2種類のレーザー光による病変観察が可能
    • レーザー光源搭載の内視鏡システム「LASEREO」用として初めての経鼻内視鏡。
    • 従来モデルから搭載している、白色光での通常観察、分光画像処理機能「FICE(*1)」に加え、狭帯域光観察用レーザーを照射して、粘膜表層の微細血管や粘膜微細模様などを強調処理して表示する「Blue LASER Imaging(BLI)機能」を搭載している「LASEREO」に対応しています。BLI機能には、2つのモードが用意されており、白色用とBLI用のレーザー光の発光比率を制御し、観察目的や対象部位に応じて最適な照明モードへ使い分けが可能です。

      *1 通常画像から分光画像(特定の波長で得られる画像)をリアルタイムに生成できる画像処理機能。自由に波長パターンを選択でき、よりコントラストの高い画像を得ることができるFlexible spectral Imaging Color Enhancementの略。

    • 粘膜色に近い色の彩度差・色相差を拡張する画像処理を行うことで、粘膜のわずかな色の違いを強調して表示して、炎症の診断をサポートする特殊光色彩強調機能「LCI」が使用可能。
  2. 鼻から挿入可能な先端部径5.8mmの極細径
  3. 広い鉗子口径
    先端部径5.8mmでありながら、処置具を出し入れする鉗子口径は2.4mmと広くしたことで、処置具が挿入しやすくなりました。また、内視鏡先端部から体液など胃内の液体の高い吸引性能を実現しました。
  4. 送気・送水管路構造の改良
    送気・送水管路構造の改良により、内視鏡先端のレンズに付着した粘液などを送水して洗浄し、その水滴を送気によって吹き飛ばす際に、水滴が残りにくくなったため、検査時の医師のストレス軽減や検査時間の短縮につながることが期待できます。
5. 主な仕様
視野方向 0°(直視)
視野角 140°
観察範囲 3~100mm
先端部径 5.8mm
軟性部径 5.9mm
湾曲角 UP:210°/DOWN:90°/RIGHT:100°/LEFT:100°
有効長 1,100mm
鉗子口最小径 2.4mm

本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

  • お客さま 富士フイルムメディカル株式会社 マーケティング部
  • TEL 03-6419-8033
  • 報道関係 富士フイルム株式会社 コーポレートコミュニケーション部
  • TEL 03-6271-2000
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記事の内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。

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