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ニュースリリース

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新開発の画像処理マイクロプロセッサーで、データを高速処理
高精細・高画質な画像を実現し、病変部の早期発見・治療をサポート

超音波内視鏡用観測装置「SU-1」

操作性に優れた上部消化管用超音波スコープ2機種も同時発売

新発売

2015年5月25日

富士フイルム株式会社

富士フイルム株式会社(社長:中嶋 成博)は、新開発の画像処理MPU(Micro Processing Unit)により、高精細・高画質な超音波画像が得られる超音波内視鏡用観測装置「SU-1」と、優れた操作性を持つ上部消化管用超音波スコープ2機種「EG-580UR」、「EG-580UT」から構成される超音波内視鏡用観測システムを、6月25日より富士フイルムメディカル株式会社(社長:新延 晶雄)を通じて発売いたします。なお、本製品を5月29日から5月31日まで、名古屋国際会議場で開催される「第89回 日本消化器内視鏡学会総会」に出展いたします。

超音波内視鏡検査では、先端部に超音波振動子を搭載した内視鏡を用いて、消化管や気管支の内部から超音波を当てて、粘膜下の腫瘍など病変部の位置や大きさ、深達度、周囲の臓器との位置関係などを調べます。現在、超音波内視鏡検査は、気管支領域や、食道・胃・十二指腸の消化管領域のほかに、通常の内視鏡で観察できないすい臓・胆道領域の病変部の精密検査にも広く用いられています。また近年では、超音波画像で病変を観察しながら、穿刺針で病変部の細胞や組織を採取して診断する細胞診・組織診を行う手技が急速に普及し始めています。

今回発売する超音波内視鏡用観測装置「SU-1」は、新開発の画像処理MPUを搭載しており、データを高速で処理することができ、また独自の画像処理技術により、従来機(*1)に比べてノイズが少ないため、より高精細、高画質な画像が得られます。さらに、超音波造影剤を使用することによって目的とする部位の造影画像を表示するCHI(*2)や、診断対象となる臓器の硬さ分布をカラー表示するElastography(*3)、画像情報から体内における超音波の最適な伝播速度を推定し、より鮮明な画像に再構築する音速補正(*4)などの多彩な機能を搭載。すい臓や胆道など診断部位の観察をサポートします。

また「SU-1」に接続可能な超音波スコープとして、上部消化管用の「EG-580UR」(ラジアル走査方式(*5))と「EG-580UT」(コンベックス走査方式(*6))を新たにラインアップします。両機種には、高い解像度と色再現性を備えた画像センサー「スーパーCCD ハニカム™」を搭載。通常の内視鏡と同様に消化器領域を観察する場合にも、明るく鮮明な画像を提供します。さらに、新開発の操作部を採用し、ボタンの押しやすさや握りやすさを向上させました。これにより、これまで以上にスムーズな操作を実現し、検査効率の向上が期待できます。また、「EG-580UT」には、親指でアングルノブを押さえる負荷を軽減する起立アシスト機構を採用。穿刺操作などにおける医師への負担を軽減します。

[写真](左)超音波内視鏡用観測装置「SU-1」/(中央)主にスクリーニングに使用される、上部消化管用超音波スコープ「EG-580UR」/(右)穿刺針による細胞診・組織診が可能な上部消化管用超音波スコープ「EG-580UT」

富士フイルムは、今回発売する超音波内視鏡用観測システムをはじめ、現在ご好評いただいているレーザー内視鏡「LASEREO」システムや経鼻内視鏡など、独自の技術でがんなどの疾患の早期発見・早期治療と、患者の身体的負担の低減を目指し、今後も製品開発、ラインアップ拡充を進めていきます。

*1 超音波内視鏡用観測装置「SU-8000」。

*2 Contrast Harmonic Imagingの略。超音波造影剤から反射された信号を選択的に表示し、受信信号強度を増強し画像化する。本製品では、「識別子:-H-」でのみ使用可能。

*3 超音波を用いて組織歪量を計算し、体内組織の相対的硬さ分布としてカラー映像で可視化する。本製品では、「識別子:-H-」でのみ使用可能。

*4 画像情報から、体内における最適な音速(超音波の伝播速度)を推定し、それに基づいて画像を再構築する技術。遅延時間の計算値1540m/sからのズレによる分解能の悪化を修正して鮮明な画像を提供する。

*5 超音波振動子から360度全周にわたり超音波が発信される方式。

*6 超音波振動子から扇形状に超音波が発信される方式。

1. 品名
(1)内視鏡用超音波観測装置「SU-1」
販売名:超音波観測装置SU-1(識別子:-S-、-H-)
一般的名称:汎用超音波画像診断装置、認証番号226AABZX00067000
(2)超音波内視鏡
「EG-580UR」

販売名:超音波内視鏡 EG-580UR
一般的名称:超音波軟性胃十二指腸鏡、認証番号:226AABZX00177000

「EG-580UT」

販売名:超音波内視鏡 EG-580UT
一般的名称:超音波軟性胃十二指腸鏡、認証番号:226AABZX00141000

2. 発売日
平成27年6月25日
3. 主な特長
【内視鏡用超音波観測装置「SU-1」】
(1)高精細・高画質な画像を実現し、病変の検査をサポート
新開発の画像処理MPUによりデータを高速で処理することができ、また独自の画像処理技術により、当社従来機に比べてノイズが少ないため、より高精細・高画質な画像を得られます。
(2)多彩な機能を搭載
CHIやElastographyといった多彩なモードを新たに搭載。また音速補正は、観察画面全体だけでなく、注目したい範囲のみの補正も可能になりました。そのほかに血流情報を表示するパワードプラ、カラードプラも搭載しています。
(3)清掃性に優れ、操作しやすいフルフラットキーボードを採用
基本検査機能のボタンを大型化し、操作性を向上。使用しているモードに対応して、タッチパネル上に必要な操作機能を表示。直感的で分かりやすい操作が可能です。さらに、防水シートで操作パネル面をラミネートし、操作ボタンの間隙をなくすことで、清掃性を高めました。

[写真]付属キーボード

【超音波内視鏡】
(1)2機種共通の特長
高い解像度と色再現性を備えた画像センサー「スーパーCCD ハニカム™」を搭載。またスコープ軟性部の改良による操作性・追従性の向上、新開発の操作部採用により、当社従来機に比べてより優れた内視鏡画質と操作性を実現しました。さらに、新探触子の採用により、先端形状の小型化や超音波画質を向上させました。
(2)「EG-580UR」の特長
  • 超音波振動子から360度全周にわたり超音波が発信されるラジアル走査方式。主にスクリーニングに使用されます。
  • 先端部外形は従来機と同じ11.4mmながら、鉗子口径は従来機より0.6mm大きい直径2.8mm。また先端湾曲部の曲げ半径をより小さくし、最大湾曲角度も180°から190°に拡大。さらに、超音波検査だけでなく、内視鏡検査も通常の内視鏡に近い操作で行えます。
(3)「EG-580UT」の特長
  • 超音波振動子から扇形状に超音波が発信されるコンベックス走査方式。
  • 当社従来機に比べ、先端硬性長はより短く、また先端湾曲部の曲げ半径はより小さくしたため、病変部へスムーズにアプローチできます。また、親指でアングルノブを押さえる負荷を大幅に軽減する起立アシスト機構を採用。穿刺操作などにおける医師への負担を軽減します。
4. 主な仕様
【内視鏡用超音波観測装置「SU-1」】
電源 電圧 AC100V-240V
周波数 50/60Hz
消費電流 2.0A-1.2A
寸法(W×H×D) 390×135×485[mm]
質量 13kg
超音波画像表示 走査方法 電子走査
プローブタイプ コンベックス、ラジアル
走査モード Bモード、Mモード、パワードプラ、カラードプラ、パルスドプラ
【超音波内視鏡】
  「EG-580UR」 「EG-580UT」
視野方向 0°(直視) 40°(斜視)
視野角 140° 140°
観察範囲 3-100mm 3-100mm
先端部外径 11.4mm 13.9mm
軟性部外径 11.5mm 12.4mm
湾曲角 UP 190°/DOWN 90°
RIGHT 100°/LEFT 100°
UP 150°/DOWN 150°
RIGHT 120°/LEFT 120°
有効長 1250mm 1250mm

本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。

  • お客さま 富士フイルムメディカル株式会社 営業本部 マーケティング部
  • TEL 03-6419-8033
  • 報道関係 富士フイルム株式会社 コーポレートコミュニケーション部
  • TEL 03-6271-2000
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記事の内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。

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