マルチ周波数処理(MFP)
濃淡陰影と形状陰影を組み合わせて、より強調された画像に。
診断目的に応じて濃淡陰影及び形状陰影を1枚の画像にバランス良く描写し、自然な強調で表現する手法です。階調処理と組み合わせることにより、次のような特徴を持ちます。
・粒状を悪化させずに、濃淡陰影及び形状陰影をバランスよく強調できる。
・より自然に不可視領域を描写できる。
・金属などの人体外構造物の強調を抑制できる。
従来の周波数処理の原理
近傍画素との平均より平滑化画像を作成した後で、その平滑化画像と元の画像との差分画像を求める。差分画像に対し、濃度に依存した強調処理を施し元の画像に加える。
マルチ周波数処理の原理
複数の平滑化画像を作成した後で、それぞれの平滑化画像間の差分画像を求めて、その差分画像に対し非線型変換処理を行い、各変換された差分画像の総和を用いて周波数強調及びダイナミック圧縮処理を行います。
![[従来の周波数処理の原理]](img/medic_fig_04a.jpg)
![[マルチ周波数処理の原理(周波数強調機能)]](img/medic_fig_04b.jpg)