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[写真]これからの挑戦 富士フイルムはイノベーションで前に進み続けます。

これまでの挑戦

「写ルンです」―
誰もが写真を楽しめる世界へようこそ

1986年に「いつでも、どこでも、だれにでも簡単にきれいな写真が撮れる」をコンセプトに開発された「写ルンです」。
発売初年度で100万本を販売した、この世界的大ヒット商品はいかにして生まれたのでしょうか?

「フィルムにレンズを付ける」という逆転の発想

1986年当時、カメラは比較的安価なコンパクトタイプでも4万円前後と、消費者にとってはまだまだ高価な買い物でした。また、適切なフィルムの選択やカメラへの装てん、半押しでのピント合わせなど操作も難しかったため、誰でも簡単に失敗なく写真を撮るというわけにはいきませんでした。加えて、富士フイルムが行った調査では、約70%の人が写したいときにカメラを持っておらず、悔しい思いをした経験があると答えていました。「ならば、1,000円くらいの手頃な価格で、いつでもどこでも買えて、子供からお年寄りまで、誰でも簡単に写真が撮れる商品があれば絶対に売れる!」、これが「写ルンです」開発の原点でした。

[写真]

しかし、4万円のカメラを1,000円にするためには、既存のカメラをコストダウンして生産するアプローチでは、全く実現の見込みがありませんでした。そこで富士フイルムでは、試行錯誤を重ねた末、「フィルムにレンズをつける」という逆転の発想と、それに基づいて徹底的にシンプルにした撮影機構(通常のカメラ部品数が1,000点弱であるのに対して、「写ルンです」の部品数は約30点)を考案。ついに、当時の常識を覆す画期的な商品を世の中に送り出すことに成功したのです。この「写ルンです」は、写真を気軽に撮影できるようにすることで、より多くの人が写真の楽しみを知るきっかけとなりました。

細部まで考え抜かれた設計

開発にあたっては、コンセプトを具現化するために、徹底的にシンプルにしたシャッター、レンズ、巻き上げ機構、安価かつ高性能なプラスチックレンズの導入、カメラボディーへの軟質プラスチックの採用など、当時の革新技術が数多く詰め込まれました。“シャッターを押すだけ”の極めてシンプルな機構ながら、幅広い撮影条件で良好な結果を得るために考え抜かれた設計が各所に施されており、「究極のカメラ」の一面もあわせ持っています。

[写真]

「フィルム」としてデザインされたカメラ

こうして開発された「写ルンです」は、カメラではなく、あくまでもフィルムとして市場に流通しました。それによって、街のカメラ店はもちろん、コンビニエンスストアや駅の売店、さらには観光地のお土産物屋や自動販売機でも販売されるなど、従来のカメラにはない多様な経路で販売されたのです。そして、お客様は撮影後にフィルムを取り出す必要はなく、本体ごとカメラ店や現像所などに持ち込めば、現像・プリントされた写真を受け取ることのできる仕組みが用意されました。

その後「写ルンです」は、フィルムの高性能化による画質向上や、ストロボ・防水性能などの新機能強化を矢継ぎ早に行うことにより、世界的な大ヒット商品へと成長。新しいライフスタイルを提案する商品として、写真文化の大衆化に貢献し、現在も世界各地で多くの人々に親しまれています。販売数も世界累計17億本以上を記録しています。

リサイクルによる環境問題への積極的な取り組み

富士フイルムでは、撮影済みの本体が現像所にもどって来るという「写ルンです」の利点を生かして、独自のリサイクルシステムを構築しました。1990年にはリサイクルセンターを設立し、100%のリユース・リサイクルを可能にする循環生産システムを確立するなど、環境に配慮した「循環型のモノづくり」を実践した先駆的製品としても注目されました。

[図]「写ルンです」の循環生産システム

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モノ作りへのこだわりと柔軟な発想、そして「一人でも多くの人に写真を楽しんでもらいたい」という強い思いから生まれた「写ルンです」。デジタルカメラやスマートフォンの時代となった現在でも、「安くて軽くて操作が簡単」というメリットから、電源確保が困難な場所や、ビーチなどデジタルカメラの使用に適さない環境下での撮影など、さまざまなシーンで依然として根強い人気を誇っています。

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