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[写真]マイクロカプセル技術―新たな製品機能を生み出すキーテクノロジー

これからの挑戦

マイクロカプセル技術
―新たな製品機能を生み出すキーテクノロジー

フィルム製品などの開発・生産を通じて富士フイルムが培ってきたマイクロカプセル技術。多様な製品分野に活用が期待される、富士フイルムのマイクロカプセル技術の魅力に迫ります。

「芯物質」+「壁材」がひらく多様な可能性

マイクロカプセルとは、文字通り「小さなカプセル」のこと。「芯物質」と呼ばれる“中身”と、それを“内包”する「壁材」で構成され、カプセル全体の粒径は数μmから数千μmと極めて微小です(髪の毛1本の太さは50~100μm)。

芯物質の代表例は、香料や染料、薬品など。物質制御によりカプセル全体の粒径や、壁材の厚みを変化させることで、壁材が壊れて芯物質が放出されるタイミングをコントロールすることが可能。さらに壁材の力で芯物質を外的な負荷から守ったり、反応させたい物質同士をカプセル内で近づけることで効果的に化学反応を起こすこともできます。

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これらの特長を有するマイクロカプセル技術は、液状でありながら圧力を加えると急速に硬化する瞬間接着剤、お湯を注いだり口に含むことで風味が広がる加工食品、身に付けると心地よい体感温度に自動調整される衣服など、世の中のさまざまな製品に特徴的な機能を付加するために用いられています。

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半世紀にわたりマイクロカプセルと向き合う

富士フイルムのマイクロカプセル技術の始まりは、1963年に商品化したノンカーボンの感圧紙までさかのぼります。感圧紙とは、ペンで書いたりタイプライターで印字すると、2枚重ねの下の紙にも同じ内容が複写される紙のこと。その機能は、紙に塗布された発色剤を内包するマイクロカプセルが圧力で破れて発色剤が染み出し、水溶性高分子で分散塗布された顕色剤と接触することで成り立っています。

富士フイルムは、このマイクロカプセル技術を応用し、モノにかかる面圧力の分布を色濃度で表す圧力測定フィルム「プレスケール」を1977年に発売。それからおよそ40年の月日を経た現在、指で触れるだけでも発色する低圧力反応タイプから、数トンレベルの加圧で発色する高圧力反応タイプまで幅広い仕様を提供しています。生産現場の品質検査用途を中心に需要があり、低圧力反応タイプはスマートフォンの組み立て工程における画面貼り合わせ精度の測定、高圧力反応タイプは重量物を扱う金属加工におけるプレス加工精度の確認など、多種多様なモノづくりの現場を支えています。

さらに「プレスケール」から派生する形で、熱が加わった部分が発色して熱量分布を可視化する「サーモスケール」、紫外線に感応して紫外線分布を可視化する「UVスケール」についても商品化、活躍の場を広げ続けています。

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独自技術を基盤にさらなる用途拡大に挑戦!

富士フイルムは、「プレスケール」などの開発・生産を通じて、マイクロカプセルの粒径サイズを1μm以下のレベルで制御する技術や、壁材の厚さや硬さをきめこまかく制御する技術などを高めるとともに、マイクロカプセルやそれを用いた商品を安定・効率的に生産する技術を磨いてきました。

また、写真フィルムを原点に培われた、マイクロカプセルをフィルム状に加工するための製膜・精密塗布技術や、芯物質を自在に構成するナノ分散技術などを融合することで、マイクロカプセルの付加価値を高められることも強み。さらに、多くのメーカーがホルムアルデヒドの残留リスクを抱えたメラミン樹脂を壁材の素材を得意とする中、富士フイルムは低リスクながら扱いがより難しいウレタン樹脂を用いており、人や環境への影響にも配慮したモノづくりも可能です。

こうした技術的なポテンシャルを生かして、富士フイルムは営業・マーケティング・研究・製造が一体となり、自社商品にとどまらず、他社とのオープンイノベーションによりマイクロカプセルの用途拡大に向けた活動に挑戦中。食品、ヘルスケア、エネルギーなどあらゆる分野・業種との連携を強化し、マイクロカプセル技術を活用して新たな機能を発揮する製品を生み出そうとしています。

加えて、「芯物質の開発・製造」「マイクロカプセル化」「マイクロカプセル化の後加工」といった個別技術の提供も開始。ウレタン樹脂に代わる新たな素材の探索を強化し、マイクロカプセル自体の性能をさらに高めるための研究開発も進めています。

感圧紙や「プレスケール」の商品化からおよそ半世紀。富士フイルムのマイクロカプセル技術は、次なるイノベーションに向けて飛躍のときを迎えようとしています。近い将来、皆さんのお手元にも富士フイルムのマイクロカプセル技術を活用した、まったく新しい機能を持った製品が届くかもしれませんよ。

関連情報

[写真]マイクロカプセルで事業にイノベーションを!

マイクロカプセルで事業に
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[図]技術力

技術力
富士フイルムは、先進・独自の技術で未来を拓く新たな価値を提供します。

[図]オープンイノベーション

オープンイノベーション
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