平成14年12月16日 コダック株式会社 コニカ株式会社 日本アグフア・ゲバルト株式会社 日本ポラロイド株式会社 富士写真フイルム株式会社 昨年9月の米国における同時多発テロ事件以降、多くの空港で預け入れ荷物検査用に最新型の強力な検査用X線装置の導入が進み、これによるフィルムのカブリ事故が増加傾向にあります。このような状況からフィルムメーカー5社では、年末年始の海外旅行シーズンを前に飛行機をご利用される方に搭乗手続き時のご注意を促させて頂くことにいたしました。 荷物検査は、国・機関等によりさまざまな設備・方法で行われているため一概には申せませんが、お客様の大切なフィルムが検査装置によってカブリ等の影響を受ける可能性を低減するために、以下のフィルム取り扱いをおすすめいたします。 「飛行機をご利用の際、撮影前か撮影済みかにかかわらず、未現像のフィルムは、搭乗手続き時に預け入れ荷物として航空会社に預けず、『手荷物』として機内に持ち込むことをおすすめします。」 最新型の荷物検査用X線装置は、X線とCTスキャン(コンピューター断層撮影)を組み合わせて、預け入れ荷物の中の不審物を検査するもので、精密な検査を要する不審物を検知すると、高出力スキャンに切り替わります。これにより縞模様やカブリなどがフィルムに生じ、写真が台無しになってしまうことがあります。 このような検査装置による影響は、撮影前か撮影済みかにかかわらず、未現像の写真感光材料〔例 カラーフィルム、黒白フィルム、スライド用(リバーサル)フィルム、レンズ付フィルム、インスタントフィルム等〕に起きる可能性があります。なお、現像済みであれば影響を受けません。 機内持ち込み手荷物検査用X線装置の大多数は、ほとんどのフィルムには安全と言う実績があります。但し、X線検査を何度も受けることが予想されるときや、超高感度フィルム等で影響が懸念されるときは、機内持ち込み手荷物から取り出して、X線を当てない目視(手)検査を受けられることをおすすめします。
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