富士写真フイルム株式会社（社長：古森 重隆）は、カメラ付き携帯電話で撮影した画像を赤外線通信を使って無線で簡単に「チェキ」用フィルムにプリントできる、手のひらに乗る画期的なカメラ付き携帯電話用プリンター「チェキプリンター　ＮＰ−１」（インスタックス デジタルフォトプリンター ＮＰ-１）を12月14日より発売いたします。

　カメラ付き携帯電話市場の拡大と100万画素以上の高画質機種の登場により、カメラ付き携帯電話からのプリントニーズはますます高まってきています。富士フイルムは、カメラ付き携帯電話で撮った画像をプリントしたいというお客様のニーズにお応えし、従来より店頭やご家庭でのプリントシステムやインターネットを使った各種サービスをご提供しておりますが、平成15年7月にカメラ付き携帯電話のために生まれた新発想の手のひらに乗る気軽なパーソナルプリンターとして「ＮＰ-１」を開発発表し、同月に行われました「ワイヤレスジャパン 2003」に参考出品、今までにない簡単・気軽な小型プリンターとご好評を頂きました。

　「チェキプリンター　ＮＰ-１」は、カメラ付き携帯電話で撮った画像データを赤外線通信機能を使ってプリントするので、ケーブル接続や記録メディアの抜き差し等の手間がかかりません。プリンターは、電源を入れるだけの簡単操作で、あとは携帯電話でプリントしたい画像を選んで赤外線通信を使って、無線で簡単にプリントできます。
　プリントには、カードサイズ写真で大人気のインスタントカメラ「チェキ」用フィルムを使用するため、コンビニエンスストアやカメラ店、家電店等の多くの窓口で手軽にお買い求めいただけますので、大切なプリントチャンスも逃しません。
また、フィルムが高感度（ISO800）タイプのため、わずかな光で画像を形成でき、小型一次電池（リチウム電池CR2×2本）で約100枚ものプリントが可能です。
更に、画像データ書き込みも、三原色（R・G・B）をほぼ同時に行う「線順次露光方式」を採用し、データ受信後、わずか15秒^（※1）で出力されます。
　さらに専用のアプリケーションソフト「チェキプリンター用ｉアプリ」^（※2）をあらかじめ携帯電話にダウンロードすることで、携帯電話からの赤外線通信がより簡単な操作となり、またオリジナルフレームによるフレーム撮影も楽しめます。

 

　富士フイルムは「チェキプリンター　ＮＰ-１」により、ますます進化を続けるカメラ付き携帯電話で撮った画像を『いつでも』『どこでも』『簡単に』『すぐに』プリントできる、全く新しいユビキタスプリントスタイルを提案してまいります。