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PHOTOMORE CONTEST
あなたの作品募集します!
フォトモアが年4回開催するフォトコンテスト。毎回、各界で活躍の方々が、ひとつのテーマを投げかけ、作品を募集します。そのテーマに何を感じ、何を撮影するかが、審査の大きな基準になります。写真初心者さんから、プロ志向の方まで、自由な感性で切り取った、個性あふれる作品を期待しています。
審査結果発表!
第7回目を迎えたPHOTOMOREコンテスト。応募総数はデジタル、プリント合わせて367作品。テーマが『おいしい顔』ということで、とにかくさまざまな顔・顔・顔の連続! たくさんの応募作品から選考する審査員の方々の目に留まるポイントは、やはり個性。このシンプルなテーマをふまえた上で、他にはない「その人らしさ」を感じさせてくれる作品が選ばれることとなりました。

ケンタロウさんのコメント
「僕が審査委員長だということで、もっと料理そのものの写真が多いのかなと予想してたんですが、意外に少なかったですね。作品を選びながら、自分は作り込んだ作品より狙いのない写真が好きだってしみじみ思いましたね。パッと見た瞬間一味違う印象があって、かつシャッターが押された瞬間そこにあったその場の空気や、食べ物を目の前にして色めきたつ雰囲気や、楽しさ、嬉しさみたいなものも伝わってくる写真。他人の僕が見ても“身に覚えのある感じ”がする、そんな作品を選ばせてもらいました」

「おいしい顔」賞 (1名)
「アアおいしかった!」
「今日じいちゃんの日」
「家庭菜園のスイカ」

朝香 俊雄さん
●評
ケンタロウさん
「スイカの写真のおじいちゃんの顔!こんなに嬉しそうに食べてもらえるスイカも幸せですよね(笑)。他の写真も日常感が溢れてて、写ってる人が全然かまえてないのがいい。どこを切り取っても、この家族の『いい関係』が凄く伝わってくるんです。はっきりとしたピントや色合いなんかもカメラまかせじゃこうはならない。撮った人の『こういうのが好きだから、こうしたいんだ!』っていう気持ちが感じられて、力強いですね」

川合さん
普通の毎日の1コマですが、若干の演出も感じられて不思議な面白さがでています。それにしてもよく食べ、よく飲み、よく笑い…健康的!
生活も撮影も楽しんでいる感じがよく出ているので、写真的にどうこうという話は抜きにして、素敵な写真だと思いました」

審査委員長:ケンタロウ(料理家)
1972年生まれ
武蔵野美術大学中退

在学中よりイラストレーターとして活動をはじめる。
その後、料理家としてデビュー。

料理は“簡単でおいしく洒落っ気があって現実的なもの”をモットーに、ひとり暮らしや一般家庭、若者、初心者、主婦、男性、年配の方など様々な層にむけてジャンルにこだわらずに展開。決して突飛なものでなく、“作る楽しさと食べる楽しさ”を大切にした“また食べたくなるもの”を提案している。


審査委員:川合麻紀
フリーランス・フォトグラファー。広大な自然や動物などのネイチャーフォトを得意とする。自身のWEBサイト「The Colors of Nature」では、ゴマアザラシからアフリカの動物たちまで、世界中の動物たちの写真が見られます。

BACKNUMBER
第6回 結果発表
テーマ「わたしの好きな街」
審査委員長:石田衣良さん
第5回 結果発表
テーマ「小さな日だまり」
審査委員長:松長絵菜さん
第4回 結果発表
テーマ「わたしの恋する人」
審査委員長:松浦弥太郎さん
第3回 結果発表
テーマ「静かな昼下がり」
審査委員長:東野翠れんさん
第2回 結果発表
テーマ「旅々」
審査委員長:今井栄一さん
第1回 結果発表
テーマ「食のある風景」
審査委員長:こぐれひでこさん

第1回 フォトモア写真コンテスト受賞作品展
2004年5月14日(金)〜19日(水)の6日間、開催された作品展の会場様子や作品展示者リスト
フォトモア賞 (4名)
「完食デビュー!」
萩原孝雄さん
「ちょっと味見」
大淵隆士さん
●評
ケンタロウさん「まず表情にすごく惹かれるものがあって。一見無表情っぽいんだけどそうじゃない、いろんな気持ちが入り交じってるんですよ。それでコメントを読んだら、この子にとって初めてソフトクリームをまるまる一個食べてもいいって言われた日の写真だって書いてあって。ああ、だからちょっと緊張してんのかな…ってさらにいろいろと思わせてくれた。そういったエピソードがなくても良い写真だし、聞けばさらに良いと思える、そんな写真でしたね」

川合さん
「アイスを食べているのに、すごく複雑な表情で、嬉しくないのかな? でもすごい一生懸命食べている感じはある・・・写真でまず目がとまりました。更に「アトピーのため大好きなアイスクリームが少ししか食べられなかった息子。初アイス完食の記念photo」というコメントで納得の一枚でした。微妙な心の動きがしっかりとらえられています。
これはカラーで見せた方が、より説得力のある写真になったと思います」
●評
ケンタロウさん「あー自分もちっちゃいとき雪食ったなーって、僕も思ったし、この写真を見た人の多くがそう思うと思うんですよ。見ると自分の思い出の中に引き戻される。モノクロだし、ノスタルジックな気持ちにさせてくれる“昭和っぽい”写真なんだけど、車とかよく見るとね、そんなに古い写真じゃない。今も昔も、そのもの中身は変わってないなって嬉しくさせてくれる作品でもありましたね。コントラストや構図なんかもすごく好みです」

川合さん
「雪って、子供の頃は口にしたくなりましたよね。でも汚いからだめ!って親に言われそうで、隠れてこそっと、という感じで。そんな雰囲気がでているように見えました。モノクロで色を省略したのはこの写真にはあっている気がします。
わたし的には、もうちょっとお子さんの表情を大きく見たい感じもしました。この構図のままお子さんに一歩カメラに近づいてもらえば、よりインパクトが強くなると思います」
「おいしいよ!」
田原真紀子さん
「日曜日の朝」
林陽子さん
●評
川合さん
子供の写真が多い中、飛び抜けて目立った一枚でした。太陽の直射光があたっていない、日陰の場所だったのでしょうか。やわらかく光が回って、顔がきれいに見えます。フラッシュを使わないで撮影しているのがポイントですね。
また、ふんわりしたボケ味でお子さんの可愛らしさがより際だっています。表情がいいのはもちろん、お皿の配置や背景の椅子のバランスもとてもきれい。記録としてなら日付はあったほうがいいのですが、この場合にはない方がいいです」。
●評
川合さん「フォトモアっぽいですねー!
何ともいえず可愛いですねー!
テーブルクロスの模様や色、お皿、ホットケーキ?の顔、色や構図のバランス、光もいいです。
でも、テーブルクロスのシワはアイロンして伸ばしてから撮りましょうね。そうすると、かなり完成度があがりますよ。もったいないです」。

特別賞 (1名)
「山の芋のお好み焼き」

umemayokoさん
 
●評
ケンタロウさん
「あまりにも特別!この写真が応募作の中で一番インパクトありました、それだけで一位にしたかったくらい。この表情、この腰の角度。狙って撮ろうとしたって絶対撮れないです。で、何が良いかって、すごく楽しそうなんですよね。料理してるときの楽しさ、それをこのあと食べる時の楽しさまでがリアルに伝わってくる。こうしてみんなが料理を楽しんでるという事実が嬉しい」

川合さん
どうしてこのポーズになっちゃったのか、可笑しすぎ!
写真を撮る人と撮られる人の親しさが写っています。
目の前にこのシチュエーションがあるような錯覚が・・・見ている私もつられて笑顔になっちゃいました。
この感じだと、きっとお好み焼きも美味しくいただけたのではないでしょうか?
いい写真ですねー!」

賞には漏れたけど、紹介したい作品も……。
「あぁーーー美味しい!」
鈴木文子さん
「一緒に食べようね」
鴨谷優子さん
「バナーナ」
倉又理絵さん
●評
ケンタロウさん
「久しぶりにフォークとナイフ使って食べてるのかなあって。この満足そうな顔、楽しい日の雰囲気がよく出てていいです」
川合さん
「隣にいるような臨場感がありますね。
頭を切っちゃう程の、この寄りっぷりは見事。傾けた構図もなかなか格好良いです」
●評
ケンタロウさん
「ご飯作ってあげた嬉しさ、作ってもらった嬉しさ。食べてもらう人に喜んでもらいたいって気持ちが“幸せ”だよなぁと思いました」
川合さん
「『大好きな人と一緒に食べるとおいしさが無限大』というコメント、ごちそうさまです……。しかし、大好きな人をこんなにフレームアウトしてはいけません。これでは料理が主役になってしまいますよ」
●評
ケンタロウさん
「こんな記憶は自分には無いのに、郷愁のような懐かしさを覚える写真。子供たちが裸足だったり長靴だったりするバラバラさ加減も絶妙」
川合さん
「ん?これはいつの時代だ???
表情がとってもいいので、もっともっと寄って撮って!」
「無心パート2」
高下愛子さん
●評
ケンタロウさん
「画面構成が良くて、絵として綺麗だなって。この子を中心に撮ったらカメラに気付いて、この『必死さ』が出なかった。『絵づくり』というのを考えさせられました」
川合さん
「空間の作り方がうまいです。その空間が何かを語っているように感じさせます。
表情や仕草もいいので、ここまでお子さんをカットしなくてもいいかな?」
「無防備なおいしさ」
富樫勇さん
●評
ケンタロウさん
「表情がズルい!!サンダルなのに脱いでるし、いろんな意味でゆるすぎる!これはもう、モデルの勝利ですね」
川合さん
「一生懸命食べているときって、こんな顔しているのかなー? 美味しいってことは、すごく平和だなと感じた一枚でした。
背景の取り入れ方が上手なので、相当絵になっています」
「おいしいですかたのしいですか」

佐藤理恵さん
●評
ケンタロウさん
「人物ぎりぎりのパノラマみたいな構図が、楽しく活かされきってます。三人三様で、特に右の子の、食べ物を取ることへの真剣さが嬉しいです」
川合さん
「食事しているシーンをTVで見ているような…三人ともまったくカメラを意識してませんね。これ、アングルが面白いんですね。机に置いて撮影しているのかな?」
「食べたくなる顔」
沢克己さん
「もっとちょうだいっ!」
吉田千亜紀さん
「食べる?」
浅岡由次さん
●評
川合さん
「何て美形なタイヤキさんでしょうか!あんこが飛び出してないし、こげもないし。背景もおいしそうな色できれいにまとめています」
●評
川合さん
「はやくしてよー!という表情なのかな。目つきや歯をむき出しにしている様子が、どこか人間っぽく見えて、そこに面白さがあります。シャッターを押すタイミングが素晴らしいです。もうちょっとだけ近づければ、顔の遠近感が強調されて更に漫画っぽくなります」
●評
川合さん
「ちょっと照れたような三人の表情や素振りで、このくらいの年頃の女の子の感じがよく出ています。魚眼レンズでゆがんだ芝生のグリーンに三人をきれいに入れたところも計算されています。すごく寄って撮影しているので元気な感じを演出できました。コミュニケーションがちゃんととれていてはじめて撮れる写真ですね」
「彩色兼備味」
橋本雅子さん
●評
川合さん
「ううう、美味しそうな顔というか、美味しくなさそうな顔というか・・・そんな微妙な感じが、いいんじゃないでしょうか。質感がよく出ていますね。
南国の魚って、見かけ的に綺麗すぎてちょっと食べるのに勇気がいるような…食べてしまえば美味しいんですけれども。
タイトルもなかなか素敵!」

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