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PHOTOMORE CONTEST
あなたの作品募集します!
フォトモアが年4回開催するフォトコンテスト。毎回、各界で活躍の方々が、ひとつのテーマを投げかけ、作品を募集します。そのテーマに何を感じ、何を撮影するかが、審査の大きな基準になります。写真初心者さんから、プロ志向の方まで、自由な感性で切り取った、個性あふれる作品を期待しています。
審査結果発表!
第10回目を迎えたPHOTOMOREコンテスト。応募総数はデジタル、プリント合わせて165作品。『街のびっくり!』というテーマ、そして審査員長の木村さん独得の解釈も相まって、いつもとは違った雰囲気の作品が選ばれているのではないでしょうか。題材の面白さが要求されるとはいえ、それを“見せる”テクニックも大事。構図や色などにもっとこだわれば受賞できたかも、といった作品も多くありました。
木村祐一さんのコメント
「僕が見るということで、構えてしまった人も多かったんかな? コメントとかも無理に面白いこと言おうとせんでもいいんです。写真でもなんでも、結局大事なのは『俺はこう思うねん!』っていう情熱。それを必死で訴える姿が面白いし、感動になる。逆に、後から見てもなんやワケわからんって写真でも、その情熱さえあったら、気持ちって伝わるんですよ。人はそれぞれやし、撮った時の自分と、その写真を見ただけの人に、温度差があるのは当然。だからこそ自分がそれを見つけた時の気持ちを何とか伝えたい、伝えるにはどうしたらいいかって、必死になれ! って言いたいですね」。
「街のびっくり!」賞 (1名)
「鎮座する樹」
中野綾さん

【中野さんのコメント】
長崎にはいろんなびっくりがあります。この場所は、基本的に道路の真ん中に樹があるのですが、所々車が入れない幅になっていて、初めての方は注意が必要です。
●評
木村さん
「これだけデカい木であればね、見落とすわけがないんですよ。なのにこの、黄色と黒の巻物みたいのさせられてね。キケン! とかいう意味だろうけど、木もきっと『誰も当たらへんやろ!』とか『こんなんするくらいやったら道もやめろ』とかね、思ってるはず。なんかこう、人間の側が思ってることと、木が思ってることの噛み合わなさが、何とも言えず微妙? な、気まずい空気作ってますよね」。
川合さん
「あら、立派な腹巻きしてますね…それも一本じゃないんですね、奥にも続いているのがわかります。人間の都合で、こんな姿ですが、それでも木を切り倒してしまうという発想でなかったことが、よかったなぁってホッとしたりもして。車を一緒に写したことによって、木の大きさや道の狭さもよくわかりました」。
フォトモア賞 (3名)
「僕も仲間に入れてください。」
山根真紀さん

【山根さんのコメント】
四国八十八箇所のひとつ、石手寺でのひとこま。
●評
木村さん
「他人の写真にこう思うことって少ないんですけど、これはストーリーがいろいろ浮かびますね。この犬は近所の定食屋かなんかで飼われてる犬でね。最近主人の店はどうも客少ないと。出せるメニューは限られてるし、常連さんももう誤魔化せない。で、やっぱりね、猫は動物界でいったら情報通なんですよ。犬もサイアク、猫に聞かなアカンと。どうですかと。私どうしたらいいですかと。この犬、きっと暮らしにくいやろな、この犬のそんな苦労が何十年後かに伝説になって、銅像にでもね、なったらええなと(笑)。そんなストーリーをつけたしたくなりましたね」。
川合さん
「微妙な距離感が面白いですし、ほのぼのした感じの犬なので、違和感なく猫と会話しているように見えます。犬対猫だけど、人間に置き換えてストーリーを作れそうな雰囲気がこの写真の魅力かな?それを誘導するような、かわいいタイトルもいいですね」。
「SUMOディスプレイ」
Michiko PICCOさん

【PICCOさんのコメント】
前仏大統領シラク氏は大の相撲ファン。その影響が街のショーウィンドウにも。アクセサリーと相撲というちょっと相容れない斬新な組合せは、流石モードの国?
●評
木村祐一さん
「これネックレスと相撲、どっちにとっても損になってますよね。フランスだからしゃあないとはいえ、力士の顔をもっと出したほうがええんちゃうか、とか、相撲取りが引っ張っても平気とか言いたいんか、そんなワケないやろ! …とか、誰もが一言言いたくなる。シンプルなのがいいですね、一見して楽しい」。
川合さん
「これはインパクトありますね?! 誰が見ても何か反応しそう。相撲の写真の上にアクセサリーって、根本的にムリがあるように見えるけれども、このミスマッチな感じがおしゃれなのかなぁ? カルチャーショック…」。
「だれ?」
谷本健三さん
●評
川合さん
「これ、かなり写った子供的にショックだったのかな? 驚いているとか楽しんではしゃぐという感じも無いし、困惑の表情っていうのが面白いなと思いました。びよ〜んとのびちゃった姿と、小さな後ろ姿の対比も楽しいですし、色彩もかわいらしくていいな」。

審査委員長:
木村祐一さん


吉本興業所属。 1963年、京都市生まれ、お笑い芸人。“キム兄”、“キム兄やん”の愛称でお馴染み。ホテルマン、染色職人などを経て、23歳でデビュー。1987年度、第8回今宮こどもえびす漫才新人コンクールこども大賞、第18回NHK上方漫才コンテスト最優秀賞受賞。現在は、『浜ちゃんと!』(YTV)や『ラジカルッ』(NTV)などに出演する他、『ダウンタウンDX』(YTV)の放送作家としても活躍。舞台では、ルミネtheよしもと「7じ9じ」ネタ・新喜劇(座長)にレギュラー出演中。
http://www.fandango.co.jp/
lumine/

その他、ドラマ、映画、雑誌の執筆など、多方面で才能を発揮している。

審査委員:川合麻紀

フリーランス・フォトグラファー。広大な自然や動物などのネイチャーフォトを得意とする。自身のWEBサイト「The Colors of Nature」では、ゴマアザラシからアフリカの動物たちまで、世界中の動物たちの写真が見られます。
BACKNUMBER
第9回 結果発表
テーマ「高砂さんとコラボレーション♪」
審査委員長:高砂淳二さん
第8回 結果発表
テーマ「65億分の1の空」
審査委員長:香椎由宇さん
第7回 結果発表
テーマ「おいしい顔」
審査委員長:ケンタロウさん
第6回 結果発表
テーマ「わたしの好きな街」
審査委員長:石田衣良さん
第5回 結果発表
テーマ「小さな日だまり」
審査委員長:松長絵菜さん
第4回 結果発表
テーマ「わたしの恋する人」
審査委員長:松浦弥太郎さん
第3回 結果発表
テーマ「静かな昼下がり」
審査委員長:東野翠れんさん
第2回 結果発表
テーマ「旅々」
審査委員長:今井栄一さん
第1回 結果発表
テーマ「食のある風景」
審査委員長:こぐれひでこさん

第1回 フォトモア写真コンテスト受賞作品展
2004年5月14日(金)〜19日(水)の6日間、開催された作品展の会場様子や作品展示者リスト
賞には漏れたけど、紹介したい作品も…
「火星人侵略」
Susie幸子さん
●評
木村さん
「何かが生物に見えるっていう擬人化は、“写術”のひとつ。クレーンのほうにも何がしかの言及があったらもっと良かった、そこまで言うと厳しいのかもしれませんけども」。
「・・・」
中村靖さん
●評
木村さん
「どこから弱ってくるのか、その痛みはじめの位置がわかる(笑)。あと、よく見るとJALのテープ逆さまに貼られてるなあ。とまあ、さりげなくいろいろわかるんが楽しいですね」。
「『俺が注意してくる!』
『あ、あなた…』」

中村靖さん
●評
木村さん
「タイトルみたいなのも面白いけど、僕が思うにね、ここにハマってる人は、今違う活動をしてるんやないかと。きっと大きな闘いをね、してるような人達ですからね、子どもは危ないですよ、早く家に帰らないと!」
「ふん店」
今野八美さん
●評
木村さん
「サトウさんはね、確信犯ですね。ただユルいふりして『看板は中が抜けてても、ウチの布団は中身がたっぷり詰まってるんや! 糞とか言うな! 』みたいな。日々の教訓をここに込めてる感じしますね」。
「牛の横断注意」
今野八美さん
「夜のショウウィンドウ」
稲勝純代さん
「背後霊?」
阿見寺 篤さん
●評
木村さん
「牛リアルすぎ。乳もパンパンやし(笑)。これはもっと引きの写真も見たかった。どんな場所か、現場の様子がわかったほうが面白くなったんじゃないかな。連作みたいな見せ方もアリだと思います」。
●評
木村さん
「惜しい! これ、“金髪美人”が“オッサン”やったら最高だった!!(笑)
ちょっとこれはハマりすぎだけど、イルミネーションが映り込んだことで面白くなるとか、こういう「偶然の産物」みたいなのって自分も好きです」。
●評
川合さん
「タイトルの背後霊っていうのも確かにそうだけど、単純に普通の人と、普通でない人が二人歩いているっていう感じ? 楽器のケースが人のように見えて、足もあって、歩いているというような。ガード下の赤い光や、ブレなんかで気持ち現実感喪失な感じがモチーフに合っています。ぶれちゃうならもっとわざとブラしても面白いかな」。
「謎の自転車」
井草貴雄さん
「漂流」
miccoさん
「神頼み過ぎ!」
下福偉弘さん
●評
川合さん
「確かに。謎。地面にあるはずのものが浮いている状態って、やっぱり気持ち悪! これやるのに、結構たいへんだったんじゃないかなぁ? っていらん心配をしちゃったりして。 もっと近づいて、見上げるように撮ったら高さ感が出たかな? 空に飛んでいく自転車のイメージでね」。
●評
川合さん
「スリッパじゃなければ、結構爽やかな色合わせだし、もっとハイキーなら更にオシャレ感もでる感じなんだけど、やっぱ何度見てもスリッパだった(笑)。 スリッパを結構手前に入れたフレーミングで遠近感もあって、ぽつっと漂流してきた感じがよくでています。気持ち画面が傾いているので、ついでだからもっと派手にかたむけちゃってもよかったかな」。
●評
川合さん
「ううむ、、、ダメだよ、フロントガラスにゆらゆらするもの付けちゃ、運転に邪魔だし、危ないって!たとえそれがお守りだとしても…。 ここまで数があると壮観というか、アートって感じもしますが。 すごい被写体見つけましたね、いい感じ」。

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