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PHOTOMORE CONTEST
あなたの作品募集します!
フォトモアが年4回開催するフォトコンテスト。毎回、各界で活躍の方々が、ひとつのテーマを投げかけ、作品を募集します。そのテーマに何を感じ、何を撮影するかが、審査の大きな基準になります。写真初心者さんから、プロ志向の方まで、自由な感性で切り取った、個性あふれる作品を期待しています。


審査結果発表!
第5回目を向えたPHOTOMOREコンテストに応募いただいたのは、デジタル、プリント合わせて合計537作品。これまで最大の応募数になり、しかもレベルが高い作品が集まりました。冬から春へと移りかわる季節を踏まえた募集テーマだったせいもあり、家族やペットなどの身近なモデルに留まらず、草花や昆虫、風景などなど被写体そのものの幅が広かったのも今回の特色でした。

松長さんのコメント
「私が審査することで、お料理の写真が多く集まるのかなと思っていたのですが、予想と違って、様々な写真を見ることが出来て嬉しかったです。それぞれの生活のなかで見つけた、いろいろな幸せを感じて、審査しながら、私自身とても温かい気持ちになりました。また写真に添えられたコメントにひかれた作品もあり、心から生まれる言葉の大切さを感じました。お日さまの光が写っていなくても、いろいろなところに目に見えない“日だまり”が隠れている気がします。テクニックではなく“心”で撮っている写真、空気や匂いを感じる作品を選んでみました」


審査委員長:松長絵菜
(フードコーディネーター)


1975年生まれ。雑誌の誌面ではカメラマンとの二人三脚で素敵なテーブルコーディネートを見せてくれる一方、自分の著書『十二ヶ月のバスケット』『スプーンとフォーク』などでは撮影も手がけている。その他、『バナナがあったらどうするの』では、絵本のように楽しみながらのお菓子作りを提案している。(3つとも女子栄養大学出版部)。


審査委員:川合麻紀
フリーランス・フォトグラファー。広大な自然や動物などのネイチャーフォトを得意とする。自身のWEBサイト「The Colors of Nature」では、ゴマアザラシからアフリカの動物たちまで、世界中の動物たちの写真が見られます。
  「小さな日だまり」賞 (1名)
『昼休み』
小川 望さん
●評
松長さん
「見ているだけで匂いがしてくるというか、切ないような温かさを感じる写真ですね。迷わず決定しました」

川合さん
「何か、懐かしいような……。時代を遡って、そのころの思い出にひたってしまいそうな、素敵な作品です。でもこれって、きっとその世代にいる人には気がつかない被写体かもしれないなと思いました。おそらく通り過ぎてしばらくした人ならではの視点じゃないかと」

フォトモア賞 (3名)

「折り鶴」
山岡真弓さん
 
「SNOWMAN」
razさん
 
「日曜日の午後」
赤亦裕己さん
●評
松長さん「好きな空気感を持った写真です。『ドイツ旅行中、チップと一緒に渡していた折り鶴です』というエピソードもステキですね」

川合さん
「ライフスタイル自体がおしゃれなんですね。こういう小さな心遣いができる人は写真も細やかに気を配って撮れる人だと思います。浅いピントで背景をきれいにボカしてメインの被写体を浮き立たせたところも、逆光ぎみな光もいい。隣の椅子かしら?光の中で溶けるような部分もきれいです」
  ●評
川合さん「『ひだまりで、ひなたぼっこ』というコメントがついていました。ううむ、よく考えると、ひなたぼっこしたら溶けちゃうじゃない!? でも、気持ちよさそうな、優しい光です。雪だるまは自作でしょうね、これがまた可愛いです。光と影がやわらかく、余計な色彩がないので、赤い実の赤が効いています。フレーミングも、少し後ろを広く取って、光の表情を生かしています」
  ●評
川合さん「この方からは、同じタイトルで3点作品が寄せられました。それぞれよかったのですが、それぞれのテイストがちょっと違いました。このチューリップの作品のような感じの作品をシリーズで撮られたらいいのではと思いました。夕方の光だったのでしょうか、ひだまりというテーマにはぴったりの、暖かい色調です。壁にうつった窓とチューリップの影に重点を置いて撮影されているので、本来であれば主役になるであろうチューリップが、少しピントの範囲から外れてボケました。そのことで現実感が無くなり、絵画のような不思議な雰囲気になりました」

  賞には漏れたけど、紹介したい作品も……。


「つちいろ」
奥田綾子さん


「なんでもない日」
小川真美さん
●評
松長さん
「私、お年寄りが大好きなので、応募作に何点かおじいちゃん、おばあちゃんを撮った作品があり喜んでしまいました。この作品は、土いじりで汚れた作業服を洗っている園長先生を写したものだそうです。コメントに『土のにおいのする人は安心できる人だと感じました』と書いてありました。……私もそう思います」
川合さん
「少し遠くから、こっそり?撮影しているので、園長先生を包むひだまりとその空気感を損ねることなく一枚に封じ込めることができたのではと思います。この距離感は、個人的にとても好きな感じです」
  ●評
松長さん
「傘の水玉模様のひとつひとつが“ひだまり”に見えてくる、すてきな写真ですね」
川合さん
「光が踊っているような感じ、赤い傘の布の様子など、印象的な作品です」



「素」


「子どもの食卓」
千馬聖司さん


「小さな日だまり」
金本文美さん
●評
松長さん
「身近な光景を9点送ってきてくださった作品。子守りをするおばあちゃんやお孫さんの表情など、一連の流れがとても面白かったです。なかでもこの2点は、特にその場の空気が、私にまで伝わってくる気がします。また光景の切り取り方にすごくセンスを感じました」
川合さん
「目線が低いところが、子供の世界に入り込んでしまったように錯覚させて、いいですね。ピントがあってないし、ブレていたりもするのですが、雰囲気で見せる力があります」
  ●評
川合さん
「これ、いいなぁ。セルフポートレートだけれども、完成度が高い。自転車の影も効果的だし、木漏れ日の影なんでしょうか? そのほかの影も面白い。自分の影もちゃんとよく見える位置を探して撮影していますね。壁しか現実感のあるものが写ってないんですよね、何とも言えない雰囲気があります」

「SLOW」
ヒラタトモコさん
●評
川合さん
「夢の中のワンシーンのような、背景のボケ感や色彩がきれい。これは誰の手なのかな? この手がよかったと思います。それも手の部分は日陰に入っているので、柔らかいイメージを損なっていません。さわやかなお天気の日に、カフェで外を眺めながらくつろいでいる、気持ちの良さが伝わってくる作品です」

入賞されたみなさん、おめでとうございました!

  BACKNUMBER
第4回 結果発表
テーマ「わたしの恋する人」
審査委員長:松浦弥太郎さん
第3回 結果発表
テーマ「静かな昼下がり」
審査委員長:東野翠れんさん
第2回 結果発表
テーマ「旅々」
審査委員長:今井栄一さん
第1回 結果発表
テーマ「食のある風景」
審査委員長:こぐれひでこさん

第1回 フォトモア写真コンテスト受賞作品展
2004年5月14日(金)〜19日(水)の6日間、開催された作品展の会場様子や作品展示者リスト

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