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■写真を撮りはじめたきっかけを教えてください。

大学1年生のときに、学内であった写真部の展示会を見たのがきっかけです。アート的な作品が多くて、「写真でこんなことができるんだ」という感じで、衝撃を受けました。今までも普通のカメラで写真を撮ることはあったのですが、それは風景だったり、記念撮影のスナップだったり…。でもその展示会を見て、表現方法としての写真というのに興味がわき、大学の写真部に入部しました。そこではじめて一眼レフのカメラを買ったのですが、すべて独学。先輩に教えてもらおうとしたら、本を渡されて…。「私もこれで覚えたから」って(笑)その頃は、モノクロの写真を自分で焼いて、その写真に詩をつけたり、そんな作品をつくっていました。
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■プロを目指すようになったのは??

就職のときにスタジオを受けたのですが、見事に落ちちゃって、普通にOLとして会社勤めをしていました。でも2年ほど勤めて、「やっぱり写真がやりたい」という気持ちが強くなって、会社を辞めました。友人が雑誌のライターをしていた関係から、「カメラマンの人がアシスタントを探している」という話を聞き、面接してもらうことになったんです。カメラマンという職業に対しては、なれるかどうかはもちろん、いろいろな不安はありました。でも、そのとき24歳で、守るものもなかったんですよね。ダメだったらあきらめがつくけれど、「私、まだ、がんばってない」って思ったんです。親にはなぜか反対されませんでした(笑)娘が、ひとつ打ち込めるものを持っていることのほうがうれしかったみたい。その後もずっとサポートしていてくれて、本当に感謝しています。 |
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■ プロのカメラマンになった現在の心境は?

3年、アシスタントにつかせていただいて、この春にひとり立ちしました。今は、写真を撮ることがすごく楽しくて、毎日とても充実しています。雑誌の仕事が中心ですが、ヘア&メイクさん、スタイリストさん、モデルさん、編集さん…。多くのスタッフで何かを作るという一体感は、本当に最高だと思います。師匠と同じようにビューティーもファッションも撮れるカメラマンというのが目標。とくに女の子のかわいさをうまく引き出したいと、いつも思っています。そして、どんな状況においても、納得のできる写真を撮っていきたいですね。 |
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■アシスタント時代はつらかったですか?

アシスタントについた師匠は雑誌を中心にビューティーやファッションの撮影をしている方で、何人かの応募のなかで、私が選ばれたのは「いちばんまともだった」から、らしいんですよね(笑)一応、OLもしていたし、社会常識があったことがよかったのかな。でも、実際にアシスタントについて、「遅刻をしない」とか、そうゆう常識的なことの大切さを本当に自覚しましたね。早朝ロケなどの場合、私が遅刻するだけ多くのスタッフに迷惑をかけてしまうわけですから。プロの現場は、何から何まではじめてのことばかりで、本当にいっぱい失敗しました(笑)「与えられたことをやるだけではなく、自分で考えなさい」ということを、よく師匠から言われました。つらくて自己嫌悪にもなりましたが、やっぱり続けられたのは「写真が好きだから」。でも、ひとつのことに、これだけがんばれたことって、写真以外ないんですよ。あと、同じ時期に他のカメラマンやヘア&メイクさんのアシスタントをしていた仲間の存在も大きいですね。休みのときは、よく集まって飲み会をしたり、作品撮りをしました。 |
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