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PICK UP VOL.2フォトモアがおすすめする スクール・イベント・ブックガイド
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● アンビエント・デザインスタジオ
授業風景
女性だけの女性のために開かれた写真スクール

 気軽に初歩から写真を学べ、働く女性が通いやすいスクールをということからスタート。特徴としては、どのコースも授業の振り替えが可能なので、急な予定などでキャンセルした講座も、再度受講できます。まさに忙しい女性の、かゆいところにまで手が届く細やかなサービスがウリ。また、少人数制なので質問など気軽にできるのもうれしい。授業は、写真を撮ることが楽しいと思えるような雰囲気作りを大切に、難しい話しはなるべく減らし、楽しく和やかなムードで進行。生徒は主に20〜30代の女性で、夜のコースはOL、昼間は学生や主婦、また休みが不規則な方などが中心となっています。各コース年齢が近いということもあり、友達になることも多いそう。基本的に趣味のひとつとしてカメラを習いにくる人が大半ですが、プロ養成講座などもあり、ブライダルカメラマンの派遣なども行っているので、本格的にその道で仕事をしたい人にとっても十分満足できるリキュラムになっています。
プロ研究総合コースの泉さゆりさんの作品

泉さゆりさんの作品
プロ研究総合コースの生徒・泉さんの作品で、タイトルは「庭園」。昼間はマスコミ系の仕事についている彼女。赤外フィルムで撮影した新宿御苑の世界が、光と植物が不気味な調和を放って迫力のある1枚。

スタジオ所属の野崎久美子さんが撮ったグランドゼロの世界

野崎久美子さんの作品
ブライダルカメラマンの野崎さんが、同時多発テロ後初めてのニューヨークの春、First springを4日間みつめてきたときの作品。少女のあどけないけれど、しっかりとした表情が印象的。

アドバンスコースの遠藤かおりさんの作品

遠藤かおりさんの作品
アドバンスコースの在校生、遠藤かおりさんの作品。京都の真如堂の紅葉を撮ったもの。「真紅の木々の隙間から、塔が見えるように構成を考えた」という。まるでCGを使ったかのような完璧な構図がお見事! 秋ならではの真っ赤に紅葉した葉っぱが鮮烈。
DATA

初心者向けの基本操作と撮影技法を学ぶコース『フォトグラファー養成講座』全8回、月〜土曜日の都合のよい日に受講可。
[昼の部] 14:00〜16:30
[夜の部] 18:45〜21:15


※振替可。補習有。受講料、入会金1万円、
受講料:2万8000円
住所:〒104-0061東京都中央区銀座1-3-6 銀座ベラメンテ7Fアンビエント・デザインスタジオ
TEL:03-3538-7523
最寄り駅:有楽町線「銀座一丁目」駅 徒歩1分、
JR「有楽町」駅 徒歩3分、
丸の内線「銀座」駅 徒歩5分、
日比谷線「銀座」駅 徒歩6分、
銀座線「銀座」駅 徒歩7分
http://www.ambient-systems.com/1.htm

※ さらに上のステップを目指す人には、『アドバンスコース』『プロ研究総合コース』があります。また、無料説明会、体験講座などを随時行っているので、興味がある人はまずは参加してみて! 詳細は問い合わせを。
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今月のおすすめ! EVENT & BOOK review




「世界の戦場から」シリーズ  岩波書店

 岩波書店から新しい写真集のシリーズが刊行されはじめた。
 「岩波フォト・ドキュメンタリー 世界の戦場から」と名づけられた全11冊(別冊1)の写真集シリーズで、フォト・ジャーナリストの広河隆一氏が責任編集している。広河隆一『反テロ戦争の犠牲者たち』、小林正典『国境をこえる難民』、森住卓『核に蝕まれる地球』、豊田直己『イラク 爆撃と占領の日々』、佐藤文則『ハイチ 圧制を生き抜く人々』というラインナップを見ても、「私たちがどこに立っていて、どこに行こうとしているか」を、報道の現場の最前線から伝えようとする写真家たちの強い意気込みを感じる。コンパクトサイズにすることで本体1700円と値段をできるだけ安く押さえ、写真のレイアウトも工夫して、できるだけわかりやすく情報を読者に届けようとする気配りもされている。もちろんキャプションや解説も充実していて、戦争や環境破壊の背景についてもきちんと書かれている。
 ぜひ一度手にとって、じっくりと写真を眺め、文章を読んでいただきたい。僕たちが生きている世界が、いかに不安定な足場の上に築かれているかがよくわかるだろう。

「世界の戦場から」シリーズ
『反テロ戦争の犠牲者たち』広河隆一著
岩波書店 定価1700円+税



飯沢耕太郎(いいざわこたろう)
1954年生まれ。写真評論家。筑波大学大学院芸術学研究科博士課程修了。写真評論家として活躍。『写真美術館へようこそ』(講談社現代新書)でサントリー学芸賞、『「芸術写真」とその時代』(筑摩書房)で日本写真協会年度賞受賞。『同時代写真』(未來社)、『アフリカのおくりもの』(福音館書店)、『歩くキノコ』(水声社)など、写真評論のほか、旅のエッセイなど著書多数。

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