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PICK UP VOL.33

フォトモアがおすすめする スクール・イベント・ブックガイド
「もっと撮影の腕を磨きたい!」「ワークショップに参加したい!」…。そんな方たちに向けてのステップアップガイド。スクールやイベント、写真集の紹介など。写真の技術を感性を磨く情報をセレクトしてお届けします。

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INFORMATION ..........小山薫堂『フィルム』

BOOK SHOP’S PICK UP..........「シェルフ(Shelf)」からのおすすめの1冊

飯沢耕太郎さんの今月のおすすめ ..........東松照明「愛知曼荼羅 東松照明の原風景」愛知県美術館

おすすめギャラリー..........TARO NASU

スクール情報..........女性のための写真教室

 
小山薫堂『フィルム』

 放送作家・プロデューサーとして活躍する小山薫堂さんが、初の本格小説を発売。写真好きなら、つい手にとりたくなるそのタイトルは、『フィルム』。
 30年も、音信不通だった父親の遺品の中にあった一本のフィルム。そこに写されていたものとは…?!
 表題作「フィルム」を含めた、全10作からなる、短編小説。ある街で、ある瞬間に偶然出合ってしまった人と人との物語を時に危険で、悲しく、ドラマチックに描いた10編が収められています。その一つ一つに、仕事、人生、ラブストーリー…、思わず涙してしまう感動作あり。おすすめの一冊です!

『フィルム』 
講談社 刊 ¥1,680
写真評論家 飯沢耕太郎さんの 今月のおすすめEVENT review

飯沢耕太郎(いいざわこたろう)
1954 年生まれ。写真評論家。
筑波大学大学院芸術学研究科博士課程修了。写真評論家として活躍。
『写真美術館へようこそ』(講談社現代新書) でサントリー学芸賞、『「芸術写真」とその時代』(筑摩書房) で日本写真協会年度賞受賞。『デジグラフィ』(中央公論新社)、『眼から眼へ 写真展を歩く2001-2003』(みすず書房)、『同時代写真』(未來社)、『アフリカのおくりもの』(福音館書店)、『歩くキノコ』(水声社)など、写真評論のほか、旅のエッセイなど著書多数。
● 東松照明 「愛知曼荼羅 東松照明の原風景」 愛知県美術館

 「戦後写真の巨人」という呼び名にふさわしい活動を展開してきた東松照明。その彼の初期の代表作を一望する回顧展が、名古屋の愛知県美術館で開催されている。お近くの方はもちろんだが、旅費がかかってもぜひ見ておきたい展示ではある。
 東松照明は1930年に名古屋市東区に生まれ、54年に愛知大学を卒業して上京するまで同市で暮らした。今回は、その後愛知県に戻って撮影したシリーズを含めて約200点が展示されている。そのうち約半数が、ネガをあらためて見直してプリントした未発表作だという。
 特に注目されるのは、愛知大学写真部時代に開催された写真展に出品した「皮肉な誕生」(1951)、「残酷な花嫁」(同)などの、写真をはじめたばかりの頃の作品である。よく小説や詩について「処女作にその後のすべてが含まれている」という言い方をするが、それは写真家の場合も同じようだ。大学時代のみずみずしい作品を見ると、その後の彼の写真に一貫している、現実世界と精神世界とを行ったり来たりするような視点が、はっきりと形をとっているのがわかるのだ。

会場: 愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)
住所: 〒461-8525 名古屋市東区東桜1-13-2
会期: 2006年6月2日(金)〜2006年7月23日(日)
開館時間: 10:00〜18:00
※入館は閉館の30分前まで
休館日: 月曜日
(ただし7月17日は開館、7月18日(火)は休館)
●詳細はこちらから
http://www-art.aac.pref.aichi.jp/index.html
© 東松照明
「焼き物の町・瀬戸37 1954年」
BOOK SHOPユS PICK UP

写真集をはじめアートブックを扱う本屋さんのおすすめの1冊をPICK UP!今月は東京・外苑前にある写真集を中心に、洋書を専門に扱う「シェルフ(Shelf)」から、旬な1冊を紹介していただきました。
Mark Borthwick・Todd Cole・Takashi Homma・Ryan McGinley・
Ed Templeton 『Thumbsucker』
 公開中のマイク・ミルズの監督映画「サムサッカー」のフィルムブック。17歳にして指吸いの癖がぬけない少年の成長を描いた、透明感溢れる映画をマーク・ボスウィック、ライアン・マックギンレー、エド・テンプルトン、ホンマタカシ、トッド・コールという魅力的な5人の写真家が撮影しています。優しく悲しく、物憂い、そんな陽光に溢れた自然とティーンエイジャーたち。5人の写真家が映画全体のアトモスフィアを共有しつつ、それぞれのスタイルで撮った作品はどれも美しく、映画を見る見ないにかかわらず独立した写真集としてもおすすめ。
Mark Borthwick・Todd Cole・Takashi Homma・Ryan McGinley・
Ed Templeton『Thumbsucker』
Iconoclast刊 ¥4,190
TARO NASU/TOKYO
■最新情報
●7月4日(火)〜8月5日(土) 泉孝昭 個展
若手の現代美術作家の企画展示などを開催
六本木に佇むギャラリー
 TARO NASUは、いまだ評価の定まらないアーティストを無名の画廊が扱うこと、自らの目で価値判断する人に楽しんでもらうこと、という立脚点で1998年に開廊しました。8年の間に、取り扱い作家の中には世界的注目を集める作家も増えてきています。これからも作家の国籍や年代にこだわらず、この現代にあって新鮮な輝きを放つ、そして20年後にも新鮮であり続ける作品を見せていくことを心掛けているギャラリーです。
女性のための写真教室/TOKYO
先生も生徒も女性ばかり。
初心者におすすめのワークショップ
 この講座は、参加する方のほとんどが初心者なので、写真の基礎から教えてくれます。一人一人のやりたいことを聞き、それぞれが自分の撮りたい写真を見つけ、ステップアップしていきます。
授業は、主に作品(自分の撮りたい写真)を作ることが中心なので、使用するカメラは一眼レフでなくても、コンパクトカメラでも大丈夫。もちろんデジタルカメラもOKです。
 ほぼ毎週木曜日の営業時間後にギャラリー内で教室が行われます。毎週訪れるたびに、展示(写真展)内容変わっているので、それも楽しみのひとつ。少人数生で授業は質問しやすくアットホームな雰囲気。写真がなんとなく好きだけど、何をどう撮って良いの分からないという方に、ぜひオススメの講座です。講座修了後、展覧会にも参加できます。(希望者のみ要出展料)
■最新情報
次回スタートは7月20日です。
講師 高井晶子先生(写真家)
●プロフィール

7年間のOL生活を経て、平成12年7月渡英。
Kent Institute of Art and Designにて写真を学ぶ。
在英中に友人と写真集『this living thing』を自主出版

●メッセージ
毎日の小さな出来事を、大切にとどめたい。そんな想いからカメラを買ってはみたけれど、自分で撮ってみると、どうも思ったイメージとはち違う写真になってしまう。そんなこと、感じたことないですか? シャッターを切れば写真は撮れますが、ちょっとしたひと工夫で、音楽が流れているような、物語が語られているような、そんな写真に変身します。そんなひと工夫を一緒に知りながら、写真を撮るコトも、撮った写真を見てもらうコトも、もっともっと愉しくしていきませんか。
●高井先生の作品

タイトル:「night crawl」
●生徒さんの作品
石澤直子さんの作品
マア・チャンさんの作品
BACKNUMBER
BOOK SHOP’S PICK UP
洋書専門「シェルフ」より
Juergen Teller、Cindy Sherma,、Marc Jacobs『Ohne Titel』
「恵文社 一乗寺店」より
Joan van der keuken 
『wij zijn 17』
洋書専門「シェルフ」より
Bruce Weber
『Blood Sweat and Tears 』
スクール情報
2006年4月12日更新
写真家・尾仲浩二ワークショップ 土曜塾
2006年3月9日更新
Tu as raison 料理写真の撮り方コース
2005年6月22日更新
写真教室・エルズ 

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