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管洋志写真展「奄美−シマに生きて−」

《富士フイルムフォトサロン・福岡》にて  
   
 「こんな平和な一日があるのだろうか」山は深く、緑は濃く、紺碧の黒潮に包まれ、淡々と人間の生き方、自然の過ごし方が、奄美にはある。日の出と共に起き、働き、熱い太陽が照りつける昼は休み、湿気を含んだ風がゆるやかに吹き始める夕方には仕事を終え、浜に出て遠くの水平線を眺め、太陽が沈む姿を見届ける。
 しかし、深く奄美を知るほど、この平和な今日は、自然に出来上がったのではなく、戦後8年間余りのアメリカの軍政下を経験、本土復帰を熱望し、どん底を経験した人間しか持ち得ない“心根の優しさ”の上のあることを知った。
2003年12月23日。「本土復帰50周年」の祝賀行事が行われた時を境に、奄美に住む、人間の営みに焦点をあて、生き抜く事の喜び悲しみを撮り続けようと撮影に拍車がかかった。
*写真集:「庵美」シマに生きて 新潮社刊 同時発売
 

   

岡嶋和幸写真展「ディングルの光と風」

《富士フイルムフォトサロン・福岡》にて
 
   
アイルランドの南西、大西洋に突き出したディングル半島が写真展の舞台です。
海岸線には思わず息をのむような断崖絶壁が続き、アイルランドらしい美しい自然がいっぱいです。映画や小説などの影響を受けて旅したディングルでは、ダイナミックな風景や放牧されたヒツジたちの自由気ままな姿に心を癒やされました。これらの出合いと感動を余さずとらえて、アイルランドの光と風が感じられるようなプリント作品に仕上げました。
岡嶋和幸 
 

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