椎名亮介写真展「南湖」日本最古の公園		《富士フイルムフォトサロン・仙台》にて
		南湖の美しさに魅了され、四季の移り変わりを撮り続けて参りました。 南湖は1801年に造られた日本で最古の公園です。回りの山々を借景とした自然公園で、特に千世の堤から見た那須連峰と湖水は南湖で一番の撮影ポイントです。 春は、新緑と湖畔の桜が水面に映え遠くの山並みも残雪で美しく輝きます。夏になると睡蓮が湖面を飾り、秋には楓が錦を織りなし見事に彩ります。冬は、渡り鳥の飛来、そして湖水が凍結する頃には雪をまじ得た自然の造形、雪の鏡山まど・・・四季折々の自然ドラマが展開されます。 （社団法人日本写真協会会員　椎名亮介）　 夜明けの空 南湖の春 払暁の月 夕焼

		川隅 功 写真展「幸せな一会」		《富士フイルムフォトサロン・仙台》にて
		美しい日本の風景が、天からの「光・水・風」達の恵みを受け、幸せな表情を見せる瞬（とき）、幸せにも、その場に居会わせた私は、目前で繰り広げられるその表情を五感で感じ、私も幸せな瞬（とき）を迎える。自然も私も感じた幸せな出会いを、フィルムに収めてきました。 　この写真展で、皆さんにも幸せな出会いがありますよう、写真に託して伝えたいと思います。 　私は、一昨年病で倒れ、命の尊さと儚さを身をもって知りました。静養後、昨年の年始め頃から、生まれ変わったピュアで素直な気持ちで再び自然の中に身を置き、自分の健康な命の大切さはもちろんのこと、自然の中の万物の命の尊さをも感じながら、撮影を再開しました。 今回の展示は、病気療養後の昨年約1年間強で撮影した作品のみで構成されます。かけがえの無い万物の命の大切さ、かけがえの無い自然環境の大切さを再認識いただければ幸いです。 　又、同名の写真集も上梓の予定です。写真集共々ぜひご高覧下さい。 日本写真家協会会員　川隅　功