第6回日本旅行写真家協会展
『新たなる「旅」の始まり・・・2003』
《富士フォトサロン・東京/スペース1》にて
《富士フォトサロン・名古屋》にて


 日本旅行写真家協会創立1年後より、『旅』に関する写真展を2年に1回の割合で開催し、今回で6回目を迎えます。それは旅に関する写真表現、12年間の積み重ねによる集大成であります。結果、「旅の写真とは何か」の問いに一つの答えがでたと思います。写真文化の向上を計り、素晴らしい作品ができたことは間違いありません。2003年、21世紀前半に開催する写真展として‘今’という重要な位置付けをし、何を残さねばならないかを充分に議論し、検討してまいりました。一つには、旅は人間の原点であり、そこからスタートするものということです。私たちはそこに注目し、明解に重要な視点を捉え『新たなる「旅」の始まり・・・』と題して作品作りに邁進してきました。そこには、日本はもとより世界の自然、民族、文化、社会などが克明に捉えられ、‘今’の原点を物語っております。始まりの『旅』を充分意識し、写真を通じて最高の旅の世界に皆さまをお連れしたいと思います。この機会に、日本旅行写真家協会の最大の目的である「写真界の文化の向上」に少しでも役立てばと祈念しております。そのため、会員一同一丸となり、邁進していく所存です。つきましては、『新たなる「旅」の始まり・・・』の主旨を充分ご理解いただき、ご高覧くださいますよう、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

日本旅行写真家協会 
《富士フォトサロン・札幌》にて

《富士フォトサロン・福岡》にて

《富士フォトサロン・大阪》にて

月刊「COMMERCIAL PHOTO」企画
100 Photographers 2003展
《富士フォトサロン・東京/スペース1》にて
 コマーシャル・フォト編集部が独自の視点で選んだ、広告・雑誌・CDジャケット写真などの分野で今いちばん元気で、また今後さらなる活躍に期待したい100人の若手フォトグラファーのオリジナルプリントを100点展示します。会場は100人の個性が火花を散らし、そのパワーが渦巻きます。日頃は印刷物として世に出ることの多い彼らの、めったに出会うことのないオリジナルプリントの世界を体感してください。なお、この写真展は月刊「コマーシャル・フォト」2003年6月号(5月15日発売 定価1,890円)との連動企画です。6月号では100人のフォトグラファーの仕事、プロフィール、連絡先を紹介しています。また、会場に展示したオリジナルプリントの販売もいたします。

[参加作家名]青木健二/赤尾昌則/赤司周/アクア・ディアスポラ/阿野太一/アミタマリ/ARIKO/isao.ito/石坂直樹/石田東/市川知宏/伊藤敦司/内田将二/梅津聡/戎康友/大沢つよし/大沼茂一/大橋仁/大森克己/大森直/荻島稔/奥村恵子/笠井爾示/柏木英志/片桐飛鳥/加藤亜希子/金澤正人/金子親一/亀井友吉/蒲生弘政/菅野ぱんだ/北井博也/北島明/木寺紀雄/隈田一郎/腰塚光晃/小林光/小林廉宜/小松正幸/坂井ナナ/坂本アキラ/鷺坂隆/笹口悦民/佐藤孝仁/佐内正史/更井真理/J.JO/澁谷征司/白井綾/白木智久/新津保建秀/田尾沙織/高崎勉/高橋秀行/高橋ヨーコ/高柳悟/瀧本幹也/田島一成/田中良知/辻佐織/筒井義昭/角田修一/土井浩一郎/徳永彩/富永よしえ/NAKA/中川眞人/長主久史/中野敬久/ニッキー・ケラー/niwa./野口貴司/羽金知美/橋本昌幸/半沢健/藤井春日/藤代冥砂/藤田一浩/舞山秀一/前田洋伸/松永高寛/三枝崎貴士/水上知子/皆川聡/MINORI & ZOREN/宮原夢画/宮原康弘/宮本敬文/望月孝/MOTOKO/森本徹也/森本美絵/薮田修身/山中隆宏/山本哲也/横浪修/Leslie Kee/ローズマリー/ワタナベ/カズヒロ/渡邉肇

(株)玄光社 
コマーシャル・フォト編集部 

NEWフジクローム
「Velvia100F/100」「ASTIA100F」
写真展「ニューカラーセンセーション」
《富士フォトサロン・東京/スペース1&2》にて
《富士フォトサロン・大阪》にて

《富士フォトサロン・札幌》にて

《富士フォトサロン・名古屋》にて

《富士フォトサロン・福岡》にて
 2004年

 リバーサルファン待望の新製品、あの「Velvia」が使いやすい感度100にアップし、しかも2品種にバリエーションが増えました。画期的な新規技術によりリアルカラーを追求した「超・高彩」の「Velvia100F」と今まで以上にイメージカラーを追求した「超・極彩」の「Velvia100」です。さらに、ポートレート撮影に最適に再設計した「超・清彩」の「ASTIA100F」も加え、個性ある3品種による写真展を開催いたします。各分野を代表する一流のプロ写真家に撮りおろした作品を多数展示し、発売直前の新製品の魅力をあますところなく、お伝えいたします。また、会場では富士フイルムスタッフによる新製品ならびその作品の説明とともに、リバーサルフイルム全般のご相談・ご質問にもお答えいたします。皆様お誘いあわせの上、ご来場ください。

富士写真フイルム株式会社 
プロフェッショナル写真部 

第24回よみうり写真大賞
入賞作品発表展
《富士フォトサロン・東京/スペース1》にて


報道部門大賞(2枚組の1枚)
「人質無事保護、容疑者逮捕」桑久保 喜也



デジタル部門大賞(3枚組の1枚)
「朽ち色の記憶」稲葉 浩介



テーマ部門(一般の部「愛」)大賞
「力走」中尾 勝規



テーマ部門(高校生の部・自由課題)大賞
「武田流流鏑馬」宮沢 清



ファミリー部門大賞
「山里の春」峯本 俊満

 「よみうり写真大賞」は、プロ・アマを問わず、全国の写真を愛する方々に参加していただく写真コンテストです。事件や事故を撮った「報道部門」をはじめ、「テーマ部門」「デジタル部門」「ファミリー部門」を一同に身近な暮らしの中でとらえたユニークな受賞作品発表展です。

●審査委員
大石芳野(写真家)、立木義浩(写真家)、田沼武能(写真家)
立松和平(作家)、山本容子(版画家)、読売新聞社

都築雅人写真展
「煙情日記3 inキューバ
シュガーランドの蒸気機関車」
《富士フォトサロン・東京/スペース2》にて


 キユーバの砂糖生産は国営産業である。国内150ケ所に点在する製糖工場では鉄道による運搬と生産システムが100年前と変わらない。そのうち、30ケ所の製糖工場では、キューバ国鉄とは別に1900年初期に製造された蒸気機関車を保有している。1月から3月はサトウキビの収穫時期である。収穫期の3ケ月に限り、サトウキビ運搬のために蒸気機関車に火が入り、稼動する。首都ハバナから一歩郊外に出ると、そこは広大なサトウキビ畑が広がる。畑を突っ切る線路、行き交う牛車やカウボーイたち、アメリカ大陸開拓時代にタイムスリップした雰囲気がある。その沿線では、陽気なキューバの人々の生活があった。私がこの撮影で出会った人々との触れ合いとその蒸気機関車たちの活躍を紹介します。ぜひ、ご高覧いただきたく、ご案内申し上げます。

都築雅人 

守谷隆一写真展
「襲色目 kasaneirome」
《富士フォトサロン・東京/スペース2》にて

大瀑布のごとく漂う雲海
黄金に輝く天上雲
光と陰が織りなすドラマチックな大地
乗鞍岳山頂で息をのむ光景を前にひとり
数億年年来の悠久と下天の人間の小ささを想う
以来、日本の四季、天の創造を撮り続けている眼に見えぬ大きな力に動かされ無心でシャッターをきる風景の中に現れてくる日本の伝統色を古来日本人の自然観を表現した‘襲色目’と重ね合わせ本写真展企画の主旨としました。
ご高覧賜りたく、お願い申し上げます。


守谷隆一 

杉山栄紘写真展
「Taste of CALIFORNIA」
《富士フォトサロン・東京/スペース2》にて

 ■飲まなくても味わえるカリフャルニアワイン。
ワイナリーのオーナーも造り手も、季節的にだけ働く人たちも、皆が真剣に、そして楽しみながらワインメイキングをしているカリフォルニア。「Warm Days,Cool Nights」といわれる理想的な環境で、愛情こめて育てられた葡萄たち。この個性豊かな葡萄と先端のテクノロジーから造られるカリフォルニアワイン。そして、これらのワインが、たった1杯だけでもどれだけ私たちの人生を愉快で奥深いものにしてくれることか。カリフォルニアワインの持つ「おいしさ」と「かおり」、「楽しさ」と「明るさ」を写真から感じとっていただければと思っています。この8年間、撮影してきたヴィンテージものの写真もブレンドして構成した味わえる写真展です。ワインにまつわるワクワクするようなサウンドも聞こえてきますよ。心地よく酔っていただけるような作品ばかりです。ぜひ、カリフォルニアのワインを味わいに会場へお越しくださるよう、お願いいたします。


杉山栄紘 

田中一郎写真展
「遠野 夢山河」
《富士フォトサロン・東京/スペース3》にて


 私は昭和39年から今日まで約40年間、第二の故郷ともいうべき遠野の風景をこよなく愛してきました。都会育ちの私でしたが、大学から遠野病院(岩手県立)に派遣され、2年間、彼の地で暮らしたことが、その後の私に大きな影響を与えました。自然の美しさや厳しさを教えてくれたのも遠野です。しかし、近年、残念なことに遠野の田園風景が変わってきております。農村人口の減少や高齢化、国の農業政策などにより、休耕田が目立ちはじめ、茅葺き屋根の家も現役のものはほとんど見られません。そこで、今のうちに「美しい遠野」をフィルムに刻むべく、平成8年から集中的に撮影をはじめました。平成11年には富士フォトサロン・東京にて写真展「夢山河 遠野」を開催いたしましたが、その後もさらに四季の山野を駆け巡り、遺漏なきを期しました。そして5年間、60回の撮影行を終えて、また前回と同じ富士フォトサロンにて、写真展「遠野 夢山河」開催の機会を得ました。なにとぞご来駕のほど、お願い申し上げます。

田中一郎 

塚本伸爾写真展
「光り輝く自然たちのハーモニー 水」
《富士フォトサロン・東京/スペース3》にて

 水、水素と酸素の化合物。純粋なものは、無色で味や匂いもしない。温度によって、氷、水、湯、水蒸気と変わっていく。朝の光の中で、草や花の上で水滴がキラキラ輝いている。光を受け、色を写し、様々な彩りを見せてくれる。一つ一つの水滴が集まり、流れ、大河になり、海へ、そしてまた空へ生き物たちの、命の源。渓流、清流、激流。春には、かすみ。秋には、霧。池、沼、湖。いわし雲、入道雲、筋雲。春雨、梅雨、雷雨、秋雨、雪、吹雪。四季折々、いろんな姿を見せてくれる。そんな時、そんな所に自分を置いて撮りためた作品です。

塚本伸爾 

松永 均写真展
「北海道 富良野」
《富士フォトサロン・東京/スペース3》にて

 北海道富良野は現代人が忘れかけた、人が自然とともに暮らしていた時代の記憶を呼び覚まし、我々を温かく包んでくれる。人が生まれいずる前に感じたあの心地よさ、懐かしさがある。そこは誰もが一度は訪れてみたいと思う場所である。静岡から1000kmの地、富良野に訪れて10年の月日が過ぎ去った。四季それぞれの季節に年間2ヶ月以上、富良野で過ごしてきた。ここは私の第二の故郷である。ファインダーで切り取るには惜しい風景の魅力が季節を問わず広がり、写真を撮る楽しさを教えてくれる。自然を見つめ直しながら、暫し都会の雑踏から離れ、夏の彩りの艶やかさや空の高さ、土の匂い、風のそよぐ音。冬の厳しい寒さ、静寂さをこの写真展から富良野を心で感じ見ながら、安らぎとともに、ぜひご高覧いただけたら幸いです。

松永 均 

今井隆一写真展
「空から見た尾瀬」
《富士フォトサロン・東京/スペース3》にて

 毎年、40万〜50万人のハイカーが訪れている、群馬県片品村・福島県桧枝岐村・新潟県湯之谷村に広がる、国立公園「尾瀬」。高校1年の夏にテントを担いで初めて訪れて以来、40年以上にわたり入山。その尾瀬の四季をヘリコプターで空撮して、新しいアングルを発見しました。

今井隆一 

TOP PAGE