幼い頃から見慣れた里山は、農耕が始まって以来生産と生活が密接に結びつき生活の糧を得るため土地を切り開き自然と人々の営みによって創られてきました。
　私たちが口にする農作物は農家の人々が田畑を耕し、水の世話をしながら田畑を守ってきました。そうして守られてきた田畑にも様々な生き物も棲みついてきました。
　里山は人々と豊かな自然が互いに調和し共生された日本の原風景であると思っています。
　作品をとおして人と自然が創る里山で　人の温もりに触れ　心の癒しが体験できる出会いとなれば幸いです。
是非　ご高覧ください。

北村　昌信