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富士フイルムフォトサロン大阪

  • 開催期間
  • 2023年12月8日(金)~12月20日(水)
    *12月21日(木)は展示替えのため休館致します
  • 開館時間
  • 10:00~19:00
    (最終日は19:00まで/入館は終了10分前)
  • 会場
  • 富士フイルムフォトサロン 大阪 スペース1・スペース2・ホワイエ
  • 入場料
  • 無料

ピックアップ

東京大阪札幌名古屋
富士フイルムフォトサロン 大阪

全世界から選ばれたクリエイター15名の作品がついに完成!
富士フイルム 企画写真展

GFX Challenge Grant Program 2022
~Make Your Next Great Image~

  • The Last Reindeer ©Katie Orlinsky (GFX Challenge Grant Program 2022)

富士フイルムが主催する「GFX Challenge Grant Program 2022」は、世界各国で活躍するクリエイターの創作活動サポートを目的とした助成金プログラムです。 2022年9月から2022年11月にかけて、全世界を3つの地域に分け各地域の写真家から、クリエイティブなアイデアと制作テーマをまとめた撮影企画書での応募を募りました。選考は3か月かけて行われ、地域別に実施された一次、二次選考、さらに、外部審査員を招きグローバルで実施された最終選考を経て、2023年3月に受賞15テーマを決定しました。

制作活動のサポートとして、「Global Grant Award(大賞)」受賞者の5名には10,000ドル相当の助成金を、「Regional Grant Award(優秀賞)」受賞者の10名には5,000ドル相当の助成金をご提供、さらに、制作に使用する機材として、富士フイルム ラージフォーマット デジタルカメラシステム GFXを無償貸与させていただきました。そして、制作期間5か月を経て、2023年8月ついに15作品が完成しました。

本展では、「GFX Challenge Grant Program 2022」を通じて制作された受賞者15名の作品を一堂に展示いたします。世界各国から集まったオリジナリティあふれる写真・映像作品をお楽しみください。


※ 富士フイルム ラージフォーマット デジタルカメラシステム GFXとは35mm判の約1.7倍となるラージフォーマットセンサーを搭載し、豊かな階調表現と浅い被写界深度による立体的な描写を可能とした、異次元の高画質をさらに身近にする画期的なミラーレスデジタルカメラシステムです。


※ 助成金プログラムや受賞者および取り組んだ作品の詳細はこちらをご覧ください。



【写真展併催イベント】
GlobalGrant Award(大賞)受賞者 小原 一真氏によるギャラリートーク

開催日時2023年12月10日(日) 11:00-11:30 / 14:00-14:30

(参加無料・予約不要)

会場富士フイルムフォトサロン 大阪 写真展会場内

※ 座席はございませんので、予めご了承ください。
※ イベントはやむを得ず、中止・変更させていただく場合がございます。予めご了承ください。


<写真展関連プログラム>

15作品の写真家によるメイキング映像

本メイキング映像を、ご来館の前にあるいはご覧になった後改めてご覧いただき、展示作品から何かを感じていただく参考にしていただいたり、ご来館が難しい方にも本展をお楽しみいただく機会にしていただければ幸いです。



作品点数 : 全倍・全紙・半切サイズなど、カラー(またはモノクロ)、約100点以上の展示を予定しています。
・デジタルによる作品。
・展示作品は、描写性の高い富士フイルム製品「銀写真プリント」を使用。
・動画作品はモニターで上映します。


主催 : 富士フイルム株式会社

【巡回展】

富士フイルムフォトサロン 東京 2023年11月10日(金)~11月30日(木)



■ 出展クリエイターと作品紹介

1. Global Grant Award 受賞者(5名)

ケイティ・オーリンスキー Katie Orlinsky (米国)
「The Last Reindeer(最後のトナカイ)」

The Last Reindeer
©Katie Orlinsky
(GFX Challenge Grant Program 2022)

カナダの北西部に生息するカリブーとトナカイの個体数減少に焦点をあてたプロジェクトです。気候変動の影響が顕著に現れる北極圏の生態系を守るために先住民たちがどんな取り組みを行っているのでしょうか?ケイティが壮大な自然とその地に暮らす人々をラージフォーマットカメラで捉えます。

ニューヨーク出身の写真家。ケイティ・オーリンスキーの写真は、極限状況に置かれた人々の日常生活を物語り、問題の背後にある日常生活の親密な瞬間を切り取る。紛争や社会問題から野生動物やスポーツまで、あらゆるものを被写体とし、世界各地で撮影してきた。過去6年間は気候変動をテーマに、人・動物、そして大地の変容する関係を探求してきた。

ホン・チンジュン Qingjun Huang (米国)
「Family Stuff(ファミリー・スタッフ)」

Family Stuff
©Qingjun Huang
(GFX Challenge Grant Program 2022)

家にある物を外に出し、家の前に飾り、持ち物とその家族の写真を撮影したドキュメンタリーです。ただ日常の一コマを切り取るだけではなく、チンジュン氏のビジョンを通すことで家族・人、文化、特徴、記憶、社会の変化、環境、時代を記録した写真が完成します。

1971年生まれ、中国出身のフリーランスアーティスト。現在は米国に在住。2003年から現在にいたるまで20年間「ファミリー・スタッフ」に取り組んでいる。

シャロン・カステジャーノス Sharon Castellanos (ペルー)
「The Reading of the Environment(古代からの知恵)」

The Reading of the Environment
©Sharon Castellanos
(GFX Challenge Grant Program 2022)

アンデス山脈に暮らす農家は凶作を防ぐために、自然界に現れる特定のサインを観察し解読することで天候を予測できるといわれています。このプロジェクトは、環境を自然の記号論として捉え、科学的研究と他の知識源との関連性をビジュアル化します。

ペルー・クスコ市を拠点とする写真家。リマ市の新聞社で報道カメラマンとしてキャリアをスタート。2015年からはフリーランスの写真家として活動している。

デービッド・ガバーレ David Gaberle (チェコ)
「Whisper of Soil(土のささやき)」

Whisper of Soil
©David Gaberle
(GFX Challenge Grant Program 2022)

「人類は地球を欲望のままに形作ろうとしてきたが、地球には独自のルール体系があり、その生態系が脅かされている 」とデービッドは語ります。安定した生態系を作ることを妨げているものを視聴覚的に分析し可視化することがこのプロジェクトのテーマです。

1989年、プラハ生まれ。2012年、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンで人類学を学んでいた時、写真の治療的可能性を見出し写真家を志すようになる。2020年、ピアノと音楽制作に興味を持ち、写真と音楽を融合し始めている。

小原一真 (日本)
「カリバリー島 -生の記憶を辿る」

カリバリー島 -生の記憶を辿る
©小原一真
(GFX Challenge Grant Program 2022)

感染症によって差別されてきた人々、関わりあってきた人々の記憶に焦点を当てたヒューマンドキュメンタリーです。世界の長い歴史において、目に見えないウイルスは常に社会の脅威となり、時に非感染者と感染者の間に世代を超えて横たわるさまざまな分断をもたらしました。このプロジェクトでは、写真、映像、音声によって20世紀前半から現在までに日本で感染症を経験してきた人々の記憶を辿ります。

1985年、岩手県生まれの写真家・ジャーナリスト。ロンドン芸術大学大学院フォトジャーナリズム修士課程修了。戦争、核、自然災害をテーマに災禍の中で見えづらくなっていく個人の記録を続けている。

2. Regional Grant Award 受賞者(10名)

カーリー&ジャレッド・ジャキンス Carly & Jared Jakins (米国)
「American Seams(アメリカのつなぎ)」 [動画]

American Seams
©Carly & Jared Jakins
(GFX Challenge Grant Program 2022)

アメリカ西部に暮らすキルティング職人に焦点をあてた短編ドキュメンタリー映画です。親密でウィットに富んだ会話とポートレートを通してアメリカ西部の農村女性たちのアイデンティティを探ります。

ドキュメンタリー映画制作チームであり、セントラルユタ州のグラナリー・アーツで開催される「Film Feast」のキュレーター。短編映画や長編ドキュメンタリーの制作に携わり数多くの賞を受賞。

エリザベス・モレノ Elizabeth Moreno (メキシコ)
「Umbra(影)」

Umbra
©Elizabeth Moreno
(GFX Challenge Grant Program 2022)

バハ・カリフォルニア半島(メキシコ)の農村部に暮らす視覚障害に苦しむ住民を撮影したプロジェクトです。医療体制が万全ならば予防可能な視力障害を持つ人々のポートレートと、彼らが暮らす砂漠や海岸の過酷で明るくコントラストの高い環境を表現した風景を並べることで、この医療問題を可視化することをテーマにしています。

2008年からメキシコのバハ・カリフォルニア・スールでビジュアルストーリーテラーとして活動を開始。半島の山脈と海岸の田舎暮らし、そして人間が作り出したこの地域の風景をテーマにしたドキュメンタリー作品を発表している。

ダニエル・リンドスコッグ Daniel Lindskog (スウェーデン)
「PhotoArch - an image of the past(過去から未来へ)」

PhotoArch - an image of the past
©Daniel Lindskog
(GFX Challenge Grant Program 2022)

スカンジナビア民族移動期(西暦400年~800年ごろ)の遺物を4つの遺跡から採掘し、合計200枚の写真を撮影するプロジェクトです。出土品は隣り合わせに並べられ、一つのものとして融合されます。完成した写真は、ベルファストで開催される世界最大の考古学学会で展示される予定です。

考古学の分野で活躍するスウェーデンの写真家。商業写真家としてスタートした後に考古学の学士号を取得し、文化遺産を紹介する仕事に携わるようになる。現在、写真とビデオ撮影の両面で、文化遺産のドキュメンタリーやプレゼンテーションを大学や博物館から依頼を受け制作に従事している。

マデリン・セント・クレア Madeline St Clair (イギリス)
「Ocean Wxman(海に生きる女性)」

Ocean Wxman
©Madeline St Clair
(GFX Challenge Grant Program 2022)

このプロジェクトは、インド太平洋に暮らす先住民や、先駆的な海洋保護活動家を追いかけ、コミュニティ内で海洋生態系の保護を形成する女性の物語を伝えます。

イギリス出身の熱帯海洋生物学者であり、自然保護写真家・映画監督。人為的なストレスが海に与える影響に関心を持ち、サンゴ礁の音響やマイクロプラスチックの研究、北極圏グリーンランドの消えゆく氷河の撮影など、世界中を飛び回っている。

アグネス・ベレンテス Ágnes Berentés (ハンガリー)
「The Realm of Eternal Darkness in Invisible Light(永久の闇と見えない光)」

The Realm of Eternal Darkness in Invisible Light
©Ágnes Berentés
(GFX Challenge Grant Program 2022)

人は光を頼りに生きていますが、人間の目は狭い範囲の光しか認識することができません。地中深くに広がる永遠の闇の世界では、光源は人間が持参するライトだけです。このプロジェクトでは壁面の鉱物がUVライトの光で何百万もの星や燠火のように輝くこのユニークな世界へと導きます。

ケイビング(洞窟探検)とマイニング(採掘)の世界に出会い、そのとりこになったハンガリー出身の写真家。地底に広がる自然の驚異を目の当たりすることのできない人々にも紹介するために、極限の環境で写真を撮るようになる。

リディア・マタタ Lydia Matata (ケニア)
「Pepo Kali(疾風)」[動画]

Pepo Kali
©Lydia Matata
(GFX Challenge Grant Program 2022)

ケニアに実在するバイクが趣味(バイカー)の女性たちを題材にしたフィクション映画です。バイカーであった娘を事故で亡くした母親は、どのように悲しみを克服しようとするのでしょうか?コロナ禍で世界中が考えるようになった愛する人を失うことに対する「恐怖」と「悲しみ」をテーマにこの映画は探求します。

Netflixで配信中の「Country Queen」やShowmaxの「Igiza」の脚本家で、「Milet」(2018)や「Sungura」(2021)をはじめとした短編動画やドキュメンタリー映画の監督でもある。

ジャン・マヨ Jan Mayo (フィリピン)
「The Philippine Flora: Portraits and Still Lifes in Diptychs(フィリピンの花と人)」

The Philippine Flora
©Jan Mayo
(GFX Challenge Grant Program 2022)

フィリピンの固有植物をビューティーエディトリアルとして紹介する写真プロジェクトです。固有種を2枚の写真で構成した本プロジェクトには、2つのテーマがあります。1つは植物と人間を組み合わせたビューティーポートレート、もう一つは植物をスティルライフとして捉えた作品です。

フィリピン・マニラを拠点に活動するポートレート写真家。航空機のパイロット、プロの演劇人、スポーツ科学者でもあり、創造性と技術力の融合に情熱を注いでいる。

タニア・マルキン Tania Malkin (オーストラリア)
「Ebb and Flow(干満)」

Ebb and Flow
©Tania Malkin
(GFX Challenge Grant Program 2022)

オーストラリアで最も人里から離れた海岸線や砂漠地帯をヘリコプターから撮影する空撮写真プロジェクトです。水や自然と生命の関係を描写・記録します。

オーストラリア在住のフォトグラフィック・アーティスト。「空撮は全く異なる方法で風景を表現するもので、撮影者と鑑賞者は、超現実と現実の間を行き来する風景の歴史の旅に連れ去られる」と彼女は語っている。

ユー・ジア Yu Jia (中国)
「Sanxingdui Speaks(三星堆は語る)」

Sanxingdui Speaks
©Yu Jia
(GFX Challenge Grant Program 2022)

中国四川省で発見された古代中国の遺跡「三星堆(さんせいたい)」は、ブロンズに鋳造された歴史書のように見えます。このプロジェクトでは、三星堆の重要な文化財とその背後にある文化的な物語に焦点を当て、三星堆の新たなビジュアル表現を模索します。三星堆の壊れた遺物を一つずつ抽出し、再生するプロセスを記録し、最終的に出土品を完全な状態で、写真でみせることを試みます。

広漢市の三星堆出身。三星堆の映像制作に尽力。2020年9月から、三星堆の新規発掘の撮影が許可された唯一の写真家となる。文化財に独自のイメージ方法を与え、対象物が「語りかける」ような遺跡発掘の芸術的ビジョンを模索している。

ゾウ・ファン Zhou Fang (中国)
「Underwater China Season 2 -Spotted seal(中国近海に暮らすゴマフアザラシ)」

Underwater China Season 2 -Spotted seal
©Zhou Fang
(GFX Challenge Grant Program 2022)

2019年にスタートしたドキュメンタリー番組「Underwater China」の2シーズン目です。中国の渤海、長江、南シナ海、青海湖、カルスト洞窟渓流、北蕪湾に生息する絶滅の危機に瀕した水生生物の生存に焦点を当てます。

自然ドキュメンタリー監督、水中写真家、水中探検家。経営学博士号を取得し、米国で15年の実務経験を経て2012年から水中映像記録に従事。代表作品は「Underwater China」(2019)、「Dive the world」(2020)。







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