花々が最も美しい姿を見せてくれるのはわずか3日程度のこと。その短い間、精一杯咲き誇る姿からはパワーを感じます。一面に咲く花、広い風景の中にぽつんと健気に咲く花……。さまざまな「花風景」からは元気をもらえます。2020年春、準備を進めていた写真展の開催と写真集の出版は、新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言により凍結しました。これまで経験したことのない人生最大のピンチ。もがき続けたつらい日々ではありましたが、その間、私は花のある風景にたくさんの元気と癒しをもらいました。写真をご覧いただいく方たちが、同じように元気や癒しを感じていただけたら私は幸せです。

斎藤裕史

作品点数 ： 全倍・全紙サイズ等、カラー、約30点（予定）
・デジタルによる作品。
・展示作品は、描写性の高い富士フイルム製品「銀写真プリント」を使用。

＜プロフィール＞

斎藤 裕史 （さいとう ひろし）

1968年千葉県生まれ。大阪芸術大学芸術学部写真学科卒業後、関西をベースに広告、雑誌などの撮影をはじめる。2002年より写真教室や撮影ツアーなどの指導をスタート。現在はオンラインセミナーや雑誌への寄稿も。
写真展にあわせて、写真集『Gift from HaNa』（日本写真企画）を出版。

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