ニュースリリース
ダブルバルーン内視鏡に加え、小腸分野の内視鏡ラインアップを強化!
富士フイルム ギブン・イメージング社のカプセル内視鏡の国内販売を開始
病変の早期発見と診断精度の向上に貢献
2009年1月19日
富士フイルム株式会社
富士フイルム株式会社(社長:古森 重隆)は、本日より、ギブン・イメージング(Given Imaging Ltd. 、本社:イスラエル、社長兼CEO:Homi Shamir、以下ギブン社)製のカプセル内視鏡の国内販売を開始いたします。富士フイルムの医療機材販売子会社である富士フイルムメディカル株式会社(社長:加藤 久豊)が、ギブン社の日本法人であるギブン・イメージング株式会社(社長:笈川 義徳)より製品供給を受け、販売していきます。
カプセル内視鏡は、超小型カメラを内蔵した錠剤大のカプセルを患者さんが飲み込み、そのカプセルから転送された撮影画像をもとに医師が小腸の検査を行うことができる製品です。平成13年にギブン社が世界に先駆けて発売し、これまでに世界60か国以上で820,000個(*1)を超えるカプセル内視鏡が販売されています。
富士フイルム(*2)は、平成15年に、2つのバルーンが小腸への挿入性を向上させて小腸の観察・処置を容易にしたダブルバルーン内視鏡システムを発売。現在、世界49か国、1,000台以上(*3)が導入されています。口からも肛門からも遠く、全長6~7mもある小腸は、これまで低侵襲な検査や処置が困難でしたが、カプセル内視鏡やダブルバルーン内視鏡システムの登場により、これが可能になりました。さらに、臨床現場では、検査に有効なカプセル内視鏡と処置に威力を発揮するダブルバルーン内視鏡システムを使用した診断・治療および研究が盛んに行われ、大きな成果が出てきています。
このような中、富士フイルムは、平成19年3月に、カプセル内視鏡の世界トップメーカーのギブン社との戦略的提携を行い、中国でのカプセル内視鏡の販売を開始しています。また、開発面においては、富士フイルムの内視鏡検査画像管理システム「nexus sif」(*4)とギブン社の「RAPID®ワークステーション」(*5)を連携させるソフトウエア(*6)を共同開発。これにより、医師が検査後に、ダブルバルーン内視鏡とカプセル内視鏡で撮ったそれぞれの画像を1台のモニター上に表示し、確認することできます。今後、ダブルバルーン内視鏡システムや内視鏡検査画像管理システム「nexus sif」にカプセル内視鏡も加えたトータルソリューション展開を加速させていくことで、医療現場の多様なニーズにこたえていくとともに、小腸領域での病変の早期発見と診断精度の向上に貢献していきます。
富士フイルムは、内視鏡事業のさらなる競争力の強化を図るため、昨年10月1日付けで、子会社のフジノン株式会社の内視鏡事業を富士フイルムのメディカルシステム事業部に統合しました。今後、「先進・独自の技術をもって、人々のクォリティ オブ ライフのさらなる向上に寄与していく」という企業理念のもと、重点分野であるメディカル・ライフサイエンス事業の取り組みを強化し、医療の質や効率の向上、人々の健康増進に貢献していきます。
*1 平成20年12月現在、ギブン社調べ。
*2 平成20年10月1日にフジノンの内視鏡事業を富士フイルムに移管。
*3 平成20年12月現在、富士フイルム調べ。
*4 内視鏡検査部門における受付・検査・データ参照・レポート作成などの機能を一元管理するシステム。
*5 カプセル内視鏡が撮像した画像を表示・解析するためのソフトウエアがインストールされた専用コンピューター。
*6 平成21年春に発売予定。
記
- 1. 取り扱い製品
- RAPID®ワークステーション、データレコーダDR2、PillCam®SBカプセル
- 2. 取り扱い開始時期
- 平成21年1月19日(月)より
- 3. 主な製品特長
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- 「PillCam®SBカプセル」
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- 小腸内を撮像するカプセル内視鏡
- 光学イメージセンサーテクノロジーにより、自然でクリアな画像を撮像
- 外径11mm、長さ26mmの嚥下(えんか)可能なサイズ
- 「RAPID®ワークステーション」
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- PillCam®SBカプセルが撮像した画像を表示・解析するためのソフトウエアを搭載
- 20インチ液晶モニターを標準搭載
- 「データレコーダDR2」
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- PillCam®SBカプセルが撮像・送信した画像データを記録する携帯型データ記録装置
- 専用クレードルに接続して、記録されたデータをワークステーションに転送
【ギブン・イメージング社について】
ギブン・イメージング社は、消化器の検査診断に革新的で患者さんにやさしい製品を製造開発し、市場に送り出しています。基盤となるテクノロジーはPillCam®技術であり、カプセル内視鏡に象徴されます。カプセル内視鏡は、ディスポーザブルの小型ビデオカメラを内蔵しており、患者の体内をとおりながらデータレコーダとRAPID®ソフトウエアによって記録されていきます。
ギブン・イメージング社は、小腸用のPillCam®SB、食道用のPillCam®ESO、これらが消化管内を通過するかを確認するPillCam® Agile Patency の3種類のカプセル内視鏡を製品化しており、アメリカを中心に、世界60か国以上で販売を行っております。また、大腸用のPillCam® COLONは欧州での認可を得て臨床が行われています。
本社・開発研究所・製造工場はイスラエルのヨクナム、北アメリカ本部はアメリカのジョージア州アトランタ、ヨーロッパ本部はドイツのハンブルグに置いています。加えて、アジア太平洋地域には、日本法人ギブン・イメージング株式会社とともに、オーストラリア、シンガポールに現地法人を構え、世界の各地でカプセル内視鏡の普及に努めています。
![[写真]ギブン・イメージング社のカプセル内視鏡「PillCam®SB」](pack/images/articleImg/articleffnr0248_img_01.jpg)
本件に関するお問い合わせは、下記にお願いいたします。
- お客さま 富士フイルムメディカル株式会社 マーケッティング部
- TEL 03-6419-8033
- 報道関係 富士フイルム株式会社 広報部
- TEL 03-6271-2000
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