ページの先頭です
ページ内移動用のリンクです
サイト内共通メニューへ移動します
本文へ移動します


ここからサイト内共通メニューです
サイト内共通メニューをスキップしてサイトの現在地表示へ移動します

サイトの現在地を表示します
サイトの現在地表示をスキップして本文へ移動します

情報化社会を支える磁気テープ

 

[写真]Vol.8 進化した磁気テープ バリウムフェライト磁性体で高容量化を実現 R&D統括本部 記録メディア研究所 小柳 真仁 データストレージ用磁気テープの開発を担当

仕事や勉強から、友人との交流、ショッピング、銀行や行政のサービス利用など、スマホやパソコンでできることの幅はますます広がり続けています。しかし、ネットワーク化が進めば進むほど、サーバーには多くのデータが蓄積され、その管理や保存が問題になってきます。

貴重なデータを大量に、しかも安全・確実に保存するための手段として世界中で活躍しているのが、カセットテープやビデオテープと同じ原理を持つ磁気テープ。小柳研究員は、世界で初めて「バリウムフェライト(BaFe)磁性体」を用いた磁気テープの開発と実用化に関わり、データ保存用テープの容量を飛躍的にアップ。拡張を続けるICT社会を支えています。

増え続けるデータ。確実な保存が急務に

近頃、「クラウド」や「ビッグデータ」という言葉をよく目にするようになりました。社会のさまざまな局面でICTを用いたサービスが普及したことで、個人や組織に関するあらゆるデータがネットワーク上を行き交う時代となっています。そうしたデータを運用する企業などで大きな課題となっているのが、年率50%以上という割合で増え続けるデータの保存です。特に、個人情報など重要データを取り扱う公的機関や金融機関、研究機関などでは、膨大なデータを安全に保存することが使命となっています。

[写真]増え続けるデータ。確実な保存が急務に

そんな中、データを保存(ストレージ)するためのメディアとして世界中で活用されているのが、なんと磁気テープなんです。


今また、磁気テープが注目されている理由

[写真]R&D統括本部 記録メディア研究所 小柳 真仁

磁気テープというと、30代以上の方ならカセットテープやビデオテープなどでなじみが深いはず。「デジタル社会の最先端で、どうしてテープ?」と疑問に思うかもしれません。実は磁気テープ、データストレージメディアとしては、ハードディスクや光ディスクと比べ、多くの長所を持っているのです。まず、データを長期にわたって保存できること。ハードディスクの寿命が数年といわれるのに比べ、テープは条件が整えば30年以上も性能を維持することが可能です。また、高速で広幅・連続生産するのに適した塗布型なので低コスト。そして、記録と再生の時にしか電力を使わないため、システム全体として省エネルギーに運用できます。さらに、メインサーバーとは別の場所に移動・保管できるため、システム故障や災害などのアクシデントにも影響を受けにくいのです。


こうした利点から、米Google社などの大手ネットワーク企業各社では、データのバックアップに磁気テープが続々と採用されています。3年前、同社のメールサービス「Gmail」でユーザーデータの消失事故が起きた際には、バックアップ用テープからデータを復旧したことが明らかにされたので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。
一般には“時代遅れの製品”と思われているかもしれない磁気テープですが、実は、私たちのデジタルライフをしっかりと支えているんです。

[図]磁気テープの構造

関連情報

高い信頼性を誇る富士フイルムのデータストレージメディア。

独自開発した磁性体、非圧縮で5TBを実現

磁気メディアの世界を変える驚異の技術。富士フイルム独自の高密度化技術「ナノキュービック」についてご紹介。

富士フイルムグループが有する基盤技術とコア技術をご紹介しています。



ここからフッターです

ページの終わりです
ページの先頭へ戻る