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医療画像診断をデジタル化でリードする

 

[写真]Vol.4 一人でも多くの人にデジタル画像診断を

1934年の創業時から医療用X線フィルムの開発に取り組んだ富士フイルム。1981年には、世界で初めてX線画像をデジタル化したシステム「FCR(Fuji Computed Radiography)」を発表しました。以来、医療画像のデジタル化を牽引し、医療画像診断分野の進展に貢献してきました。
今回取り上げるデジタルX線画像診断システム「PRIMA」は、画像診断のデジタル化が急速に進む新興国で広く受け入れられているモデルです。新興国だけでなく、先進国のローエンドモデルとしても普及しています。
1992年入社以来、さまざまな業務用機器の開発に携わってきた小長谷研究員。画像読取装置「FCR PRIMA」の開発リーダーとして、構想から設計、製造立ち上げに至るまで開発プロジェクトの中心で活躍してきました。

X線写真のデジタル化を実現した「FCR」

デジタルカメラが普及したことで写真のデジタル化は急速に進みました。実は、医療画像診断分野のデジタル化の歴史はデジタルカメラよりも古いのです。1981年、富士フイルムが、X線フィルムの検出媒体としてイメージングプレート(IP)を使用し、IPに蓄積されたX線画像情報をデジタル化する仕組み、FCRを開発したところからデジタル化が始まりました。FCRの普及により、診断画像のデジタル化が進み、その後の医用画像情報ネットワークシステムの進展にもつながっています。

[写真]FCRの操作説明図

新興国でも高まるX線写真のデジタル化ニーズ

[写真]FCRコンソールでの画像診断イメージ図

FCRは日本を始め、欧米にも広く普及し、画像診断の効率化と医療の質の向上に大きく貢献してきました。全世界でのFCRの販売台数は既に70,000台を超え、世界No.1の導入実績となっています。日米欧の先進国における画像診断のデジタル化は一巡し、現在その中心は、社会基盤の整備が進む新興国へと移ってきています。
もう一つ潮流があります。それは、大規模病院、中小規模の病院から診療所、クリニックへという流れです。当社は2001年に、他社に先駆けてクリニック向け小型FCRシステムを発売し、多くのクリニックから高い信頼と評価を得ています。近年、新興国でも、診療所やクリニックにおいて、X線画像診断をデジタル化したいというニーズが高まっています。

デジタルX線画像診断システム「PRIMA」

こうした診療所やクリニックのデジタル化のニーズにこたえるため、お求めやすく、使いやすいデジタルX線画像診断システム「PRIMA」を開発しました。

[写真]デジタルX線画像診断システム「PRIMA」

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