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ポテンシャルを秘めた美容成分を化粧品へ

 

[写真]メラノソームの分解を促す「オリザノール」“安定分散”に向けてイノベーションを加速

美容成分を“使える状態”に磨き上げる

写真フィルムなどで培われた技術を発展させることで、新たな製品を次々に生み出してきた富士フイルムの化粧品事業。研究者は、より多くのお客さまの肌悩みに応える化粧品開発を実現するために、配合成分の研究にも力を注いでいます。
今回は、CMでおなじみのアスタリフトシリーズの美白ラインに配合されている美容成分「ナノオリザノール」誕生の原動力となったイノベーションについて、研究者が語ります。

[写真]今泉 佑貴 2010年入社。化粧品成分の要素研究を皮切りに、現在は化粧品開発にも携わる。

今泉 佑貴
2010年入社。化粧品成分の要素研究を皮切りに、現在は化粧品開発にも携わる。

極めて有望だけど、扱いづらい

[写真]極めて有望だけど、扱いづらい

「ナノオリザノール」のもとになる「オリザノール」は、米ぬかや米胚芽などに含まれ、食品添加物などとしても広く使われています。富士フイルムでは、肌にシミを生じさせるメカニズムについて研究を進める中で、「オリザノール」がシミの原因となるメラニン色素を含むメラノソームの分解を促すことに着目。美容成分としての安定配合と高浸透の実現を目指し、さらに研究を進めることにしました。

ところが、この「オリザノール」、美容成分としては極めて有望でありながら、化粧品に配合するうえではかなり厄介な性質を持っていました。「オリザノール」は複数物質の集合体として成り立っていますが、これらをナノサイズに分散し、その状態を保ち続けることがかなり難しい成分だったのです。

このままでは、化粧品に安定配合し、肌への高浸透を実現することはできない。優れたポテンシャルを秘めた「オリザノール」を有効活用するために、よりこまかく、より安定的に――イノベーションに向けた挑戦が始まりました。

世界最小クラスに果敢にチャレンジ!

[写真]世界最小クラスに果敢にチャレンジ!

ブレークスルーへ必要とされたのは、ナノ分散技術。本来は混ぜ合わせることができない物質同士をナノレベルできめこまかく安定的に混ぜ合わせる技術です。富士フイルムでは、1960年代、カラーネガフィルムにオイル分散技術を用いるなど、さまざまな製品に有効活用してきた歴史を持っています。

水に溶けやすい成分であれば、比較的容易に分散処理を行うことが可能ですが、残念ながら「オリザノール」は水にまったく溶けない。そこでドレッシングのように油と混ぜ合わせる手法が代替案として挙がりましたが、「オリザノール」に比べて油の量をかなり多く加える必要があり、油の影響で見た目も濁った状態に仕上がってしまいます。

そもそも化粧品に用いることを考えると、究極的には余計な油などを使わず、「オリザノール」だけをこまかくして配合したい。そこで、詳しくは開示できないのですが(笑)、油を使わないでも分散できる方法を独自に開発。従来技術であれば100nm(ナノメートル)程度の粒子径が限界だったところを、世界最小クラスの20nmまでこまかく分散することに成功しました。ここに示した写真のとおり、こまかさは一目瞭然で、見た目も透明にすることができたんですよ。

[図]従来技術でナノ化したオリザノール分散液(左)と当社新開発のナノオリザノール(右)の浸透型電子顕微鏡像

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